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ブラウザ動作が遅くなる理由とその解決法

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ブラウザ動作が遅くなる理由とその解決法

あとで確認しておこっと。

私はCG関係の仕事をしています。なので日常主に使うソフトフェアはネットとあまり関係がありませんが、それでもウェブブラウザは常に開きっぱなしです。

メールやチャット、それに参考資料としてYouTube、請求書の作成にGoogleドキュメントなど、ブラウザなしにはとても成り立ちません。

なので、ブラウザが遅くなるとイラッとするだけでなく、仕事に支障が出ることもあります。

今回は、米GizmodoのDavid Nieldが、ブラウザが遅くなる理由とその対処法をまとめてくれました。


映画の視聴、文章の執筆、友達とのチャット、写真の編集…昨今、私たちは作業の大半をウェブブラウザで行うようになりました。

ゆえに、この重要なソフトウェアが遅くなると、作業効率に大きな影響が出てしまいます。

そこで、以下はブラウザが遅くなる理由と、その対処法です。

まず覚えておかねばならないのは、ウェブサイトはどんどん複雑になっているということです。

インタラクティブ要素、レンダリングに時間のかかるグラフィック、通知、それにもちろん広告、トラッキング、アナリティクスなどもそうです。

これらすべてがブラウザとシステムリソースに負荷をかけます。

つまり、ブラウザだけでなくそれを支えるコンピュータそのものが遅くなっている可能性もあります。

それだけでなく、ズラーッとタブを並べてしまう習慣も影響します。

ちょっとしたメモや後で見るつもりの記事、常にすぐに必要なアプリなど色々開けていませんか?

Eメール、音楽、ソーシャルメディアのフィード...塵も積もればなんとやらです。

ブラウザ
Screenshot: Gizmodo

タブ一つごとに様々なデータを処理しなければならない可能性があるので、RAMをどんどん使ってしまうのも仕方ありません。

Windowsならタスクマネージャー、Macならアクティビティモニターを開いてチェックすると、ChromeやFirefoxがどれだけメモリーを食っているかに驚くかもしれません。

これ自体は、見方によっては問題ではありません。

RAMを大きく使えば、それだけブラウザは速く動作できます。

最近のブラウザはタブ毎に大きくスペースを確保します。

そうすればタブが1つクラッシュしても他が影響を受けないし、次のページをあらかじめ読み込んで置いたりしてブラウジング体験をよりスムーズにするトリックも使えるようになります。

非常に便利ですが、メモリを食うことは否めません。

ブラウザ
Screenshot: Gizmodo

ブラウザのスローダウンに関していえば、RAMを大量に使うのが問題になるのは、領域を使い切ってしまった時です。

その場合、補うためにコンピュータはRAMよりはるかに遅いハードドライブを使い始めます。

RAMだけを使い続けている限りは、ブラウザは速く安定して動作するはずなのです。

また、OSが余計なソフトウェアで遅くなってしまうのと同じで、ブラウザも余分なものをインストールしていると遅くなってしまいます。

今、どれだけのアドオンをインストールしていますか?

そして、その中で実際に利用しているのはどれくらいですか?

アドオンは便利ですが、それらはブラウザとシステムにとって重荷となっているかもしれません。

これらの理由が重なることでブラウザを遅くしているかもしれません。

他には、マルウェアなどの可能性もあります。

怪しいアプリや、ブラウザ内のアドオンがシステムに根ざしてしまった場合、システムに悪影響(ブラウザに広告を忍ばせたり、あなたのマシンで仮想通貨をマインニングしたり)を与えると同時にブラウザも遅くなるかもしれません。

ウェブブラウザをスピードアップ

では、これが問題だとして、解決策は?

まずはブラウジングをほどほどにすることです。

これは仕事の効率や集中力のためにもいいかも知れません。

常に絶対必要だとわかっているものだけタブで開いて置いて、残りはブックマークなどして閉じてしまいましょう。

これに役立つアドオンがあります。

Chrome用のClusterはタブをグループ化し、必要に応じて閉じたり開いたりできます。

The Great Suspenderは使っていないタブを自動的にサスペンドし、OneTabはそのアイデアをさらに推し進めて他の機能(tabunoグルーピングなど)を追加しています。

Mozillaのブラウザを使っている方には、Firefox用のOneTabもあります。

また、Total SuspenderもThe Great Suspender同様にタブをサスペンドできるし、タブやウィンドウの開きすぎからブラウザを守ってくれるTab Manager Plusも試してみる価値があると思います。

ブラウザ
Screenshot: Gizmodo

ブラウザそのものも改良されてきています。Chromeのエンジニアは、次のバージョンのためにタブフリーズ(5分間使われてないタブをポーズさせ、システムとバッテリーへの負荷を軽減する機能)をテスト中です。

また、SlackやSpotifyなどは、タブを開けっ放しにするのではなく、デスクトップ用のスタンドアロンアプリにスイッチしてもいいでしょう。

これらもインターネット接続は必要ですが、ブラウザとは別に動作するので、ブラウザの負担は多少減らせるはずです。

先ほどいくつかアドオンを紹介しましたが、アドオンが少なければそれだけブラウザが速くなるというのは変わりません。

ブラウザのアドオンのリストを開いて、最近使っていないものがないか見てみましょう。

Chromeの場合は、右上の設定ボタンをクリックした後、「その他のツール」、「拡張機能」とクリックします。

Firefoxではメニューボタンから「環境設定」、「アドオン」とクリックします。

より基礎的な部分での改善方法というと、コンピュータにRAMを足してあげることで、ブラウザがページやタブを管理するのに使う領域を広げることを考えてもいいかも知れません。

あなたの持っているラップトップやデスクトップによって、これは比較的シンプルか、あるいは非常に高価なアップグレードになる可能性もあります。

あなたの持っているコンピュータの名前と、「RAM アップグレード」などでウェブ、またはYouTubeで検索すれば、大体の難易度と値段はわかると思います。

ブラウザ
Screenshot: Gizmodo

マルウェアの解決策は簡単です。

システムに信頼性のあるセキュリティソフトウェアをインストールして、常に最新版にしておくことです。

WindowsでもMacOSでも、システムに付属してくるツールで基本的な防御はできますが、もし感染しているかも知れないと思うなら、他のソフトウェアに投資してもバチは当たらないでしょう。

ブラウザに関しても常に最新版に更新することで、最適化やバグフィックスを行っておきましょう。

とはいえ、最近は自動化で知らないうちに更新されているので、多分すでに行なっていると思います。

もしそうでないなら、今すぐにでもアップデートしてください。

最後に、ブラウザのキャッシュを消去することで得られるパフォーマンスはマチマチですが、効果を発揮することもあります。

壊れたファイルや余分なファイルを消してまっさらにすることで、ブラウザや連携しているサイトが作業しやすくなるわけです。

Chromeでは設定ボタンから「その他のツール」、「閲覧履歴の消去」とクリックし、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて「閲覧履歴データを消去する」をクリックしてください。

Firefoxでは、メニューボタンから「環境設定」、「プライバシーとセキュリティ」とクリックし、「Cookieとサイトデータ」で「データ消去」をクリックします。


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Image: Gizmodo

ギズモードジャパンより転載(2019.10.31)

David Nield
訳: scheme_a

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