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仕事に影響するプライベートの悩み、上司に相談すべき?

仕事に影響するプライベートの悩み、上司に相談すべき?

個人的な問題を抱えて苦しい時を過ごしているとき、職場でそのことを話すべきでしょうか?

その問題が仕事のパフォーマンスにも影響を与えているとき、どの時点で上司に相談すべきでしょうか?

また、個人的な問題を職場で話すべきでないシチュエーションとは?

判断基準は、自分で対応できるか否か

こうした質問への答えは、職場内で起きる問題と同じく、その問題の背景や文脈、上司や同僚との関係性によって変わります。

意思決定コーチのNell Wulfhart氏は、The Museの記事で、個人的な問題を上司に話す前に、5つの質問を自分に投げかけてみるとよいとアドバイスしています。

たとえば、「この問題は仕事に影響を与えるか?」「上司に何か手助けしてもらえるようなことはあるか?」などが挙げられています。

もし、あなたが問題に自分で対処できて、普段どおりに仕事の納期を守ったり、職場の責務を果たすことができる場合は、私生活で何が起きているかを上司に話すのは、オーバーシェアといえそうです。

いっぽう、仕事の納期を少し延ばしてもらいたい、最近仕事に集中できていない理由を上司に説明しておきたいという場合は、そのかぎりではありません。

Wulfhart氏は次のように説明しています。

優れたマネージャーなら、部下が仕事のパフォーマンスに影響するような問題を私生活で抱えているなら、把握しておきたいと考えるはずです。

理由がわからなければ、部下の努力が足りないか、仕事への興味を失っているか、意図的に怠けているとみなしてしまうかもしれません。

マネージャーにとって、職場の外で何が起きているかを知ることも、チームを管理するためには有益なことなのです。

ですので、あなたの個人的な問題が、直接的・間接的に日々の仕事に影響を与えているようなら、思い切って話してみましょう!

自分のパフォーマンスが一定水準に達していないと気づいていることを伝えるだけでも意味はあります。

あなたが状況を自覚していて、責務を果たそうと努力していることを示せるからです。さらに、自分から解決策を提示できれば、なおのこと良いでしょう!

「職場資産」を持っているかどうか

また、Wulfhart氏は、私生活の問題を話したり、特別な要求をすることで、「職場資産」をいくらか積み崩すことになるかもしれないけれど、それでも良いかを考えてみるようにとアドバイスしています。

「職場資産」という言葉は耳慣れないかもしれませんが、「これまでの仕事で築いてきた信用」というような意味です。

たとえば、あなたが新入社員で、自分が献身的チームメンバーであることをまだ証明できていない場合は、特別な要求をするほどの職場資産はまだ築けていないと考えられます。

(まだその資格が発生してない有給休暇を要求するようなものだと考えてください。)

いっぽう、あなたがある程度の期間その職場で働いていて、高い業績を上げてきているなら、職場資産を持っていると考えてOKです。

つまり、仕事の納期を延ばしてもらったり、今週いっぱいを自宅勤務にしてもらえるように頼んでも問題ないということです。

会社の文化にフィットするか

また、個人的な問題をシェアすることが、その職場の文化にフィットするだろうか、と自問してみる必要もあるでしょう。

なかには、従業員が私生活についてオープンであることを奨励している企業もあります。

いっぽう、仕事と個人的な問題とをきっちりと分けたがる企業もあります。

話さなくても良い可能性も

最後の質問は、個人的な事情をあまり詳しく話さずに、必要なものを手に入れることはできないか、というものです。

たとえば、病欠の電話をして、その日を心の休養のために使うことはできませんか?

必要なものが問題に対処する(あるいは回復する)ための時間であるなら、事情を詳しく話さなくても、求めるものを手に入れることができるかもしれません。

また、職場の福利厚生を利用することもできます。

忌引休暇、FMLA(家族・医療休暇法)、EAP(従業員支援プログラム)など、私生活で困難な体験をしている人を支援するためにつくられた制度がいくつかあります。

必要なときは、そうした制度をためらわずに活用してください。

会社の人事部門は、どうすればそうした制度を従業員が利用しやすくなるかについて、会議を繰り返してきたはずです。

企業のなかには、カウンセリング瞑想クラスなど、バラエティ豊かな福利厚生をとりそろえているところもあります。

あなたは、仕事のパフォーマンスに影響が出るような問題が私生活で起きているときに、どのように対処しましたか? 上司に相談した? 仕事を何日か休んだ? 福利厚生を利用した?

もし、その問題を職場の誰にも相談しなかったとしたら、困難な時期をどうやって乗り越えましたか?

ほかの人たちへのアドバイスはありますか?


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Image: Getty Images

Source: The Muse

Nicole Dieker - Lifehacker US[原文:When to Share Personal Issues at Work

訳:伊藤貴之

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