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ネガティブな心の声に対抗する「感謝」の実践方法

ネガティブな心の声に対抗する「感謝」の実践方法
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なにか行動を起こそうとするときや失敗したときなどに、「どうせ私の能力じゃムリ」「やっぱり私はできが悪い」…といった心の声がエネルギーを奪ってしまうことがありますよね。

心の声をポジティブなものに反転させた結果、現実とのギャップにかえって疲れてしまった経験もあるかもしれません。

ネガティブな心の声に対抗することは難しいのでしょうか。

心理療法家のドナルド・アルトマンさんによれば、ネガティブな心の声をストップするためのシンプルな方法は、感謝の実践だといいます。

感謝することで未来を楽観視できる

アルトマンさんは、PsychologyTodayのブログ記事のなかで、カリフォルニア大学による感謝に関する研究プロジェクトを紹介しています。

同プロジェクトは、感謝の特性を調べ、その恩恵にあずかるための演習法開発を目的としたものです。

感謝する習慣を身につけた人と一般的な人とを比べた複数の研究を総括した結果、前者について、以下のような傾向が見られました。

<感謝する習慣を持つ人の傾向>

・重要な目標に向けて注力できる

・人生がうまくいっていると感じ、未来を楽観視している

・人生のネガティブな側面への焦点を逸らせる

・成功を物質的な観点のみで評価せず、他者への嫉妬も少ない

・他者とつながっている感覚を持っている

こうして、感謝する習慣のある人に共通する傾向を眺めると、マインドフルネストレーニングによるものと似ていることに気づくかもしれません。

感謝の気持ちに目を向けることは、今ここへの参加を促し、注意の焦点をコントロールする訓練ともいえそうです。

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感謝の習慣をつけるためには気持ちの共有を

アルトマンさんは、感謝を『意図的/選択的注意の演習』と位置づけ、「メンタル柔術」と称して以下のような演習を紹介してくれています。

感謝したこととその理由を書き留めておき

1.「感謝」とラベル付けしたカップに留めていき、週末に内容を読み返す

2.相手に伝える

3.家族や友人、職場の人と共有する

演習を実施するうえでのポイントは、同じ内容ではなくさまざまな種類の感謝の気持ちを発見することだといいます。

今の自分の気持ちに焦点を当て、ポジティブな感情をキャッチする習慣をつけることで、他者とのつながりの感覚が深まると同時に、自分の行為や人生への肯定感が増すのかもしれません。

実践しやすいものからさっそく始めて、感謝する習慣をつけてみましょう。


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Image: Shutterstock.com

Source: PsychologyToday

山田洋路

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