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ホルモン乱れが引き起こす「夏のうつ」とは?

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ホルモン乱れが引き起こす「夏のうつ」とは?
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気分が上がらないのは夏バテと思っていた?

季節性大うつ病性障害(MDD-SP)は、かつては季節性感情障害(SAD)と呼ばれていたもので、日照時間が短くなる冬に発症が増えるうつ病ですが、これは夏にも発症します

大うつ病性障害は、日差しが強まる季節にはあまり発症しませんが、躁状態とうつ状態の両方が現れる双極性障害をもつ人は、春から夏にかけて躁の状態(躁病エピソード)の頻度が最も上がると言われています。

さらに、普段の生活リズムが乱れ、日に当たり過ぎると、サーカディアン(概日)リズムが狂ってホルモンが乱れ、不安障害やストレス障害へつながることがあります。

夏のうつになるしくみ

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季節性感情障害の人を対象とした研究では、感情を制御し精神を安定させる神経伝達物質・セロトニンの分泌に問題があることが示されています。

冬になると、私たちの体は、セロトニン・トランスポーター(SERT)と呼ばれる、セロトニンの量のコントロールに関係したタンパク質をより多く生産します。

しかし、夏には日光を多く浴びることで、セロトニン・トランスポーターのレベルが低下、それがうつ病の一因となるそう。

運動や光を使った改善方法も…

さらには、冬の終わり頃に光療法をやめると、春から夏には季節性感情障害の症状が収まってくるとされます。

季節性大うつ病性障害の治療法には、光療法、薬物療法(抗うつ薬または選択的セロトニン再取込阻害薬)、それから心理療法があります

もし季節性大うつ病性障害の発症リスクを自分で分かっていれば、夏の終わりごろから運動量を増やし、9月ごろから心理治療をはじめ、10月に入って日照時間が短くなりだしたら光療法をはじめる、といった具合に、前もって治療を計画しておくことを医師らは推奨しています。

あなたの症状にどのように対処できるか、ここでは、季節性大うつ病障害の主な症状とその対処法を説明します。

1. ふだんより睡眠時間が長くなり、朝起きられない

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睡眠とうつ病には、複雑な因果関係があります。

なぜなら甲状腺機能低下症、糖尿病、心疾患といったような健康状態でも、過眠の症状は現れるからです。

しかし、季節性大うつ病障害の人においては、日光を浴びすぎることで、睡眠を整えるホルモンであるメラトニンの生産量が減ります。

つまり、日照時間が長くなると、睡眠時間が減り、それにより日中に疲れを感じやすくなり、朝寝坊するようになってしまうのです。

そして、寝坊することで、日光に当たる時間が短くなり、それが不安障害やうつ病へとつながります。

一方でまた、多くのうつ病の人が不眠症を患っています。

うつ病が原因で、夜眠りにつくのに時間がかかったり、または寝ている途中で目が覚めてしまったりするのです。

2019年に『Heliyon』誌で発表された研究では、不眠症は不安障害やうつ病と関係しており、不安障害が不眠症の前駆体となることが示唆されています。

2. イベントに参加すると不安感が高まる

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夏は、結婚式や卒業パーティーなどのイベントが増える季節です。

これらのイベントでは、あなたの期待と現実との間に大きなギャップがあることが多々あります。

それで、自分だけが祝福ムードになれず、まわりのように楽しめていないのではないか、とストレスや不安感が増し、無気力感や挫折感を感じるようになります。

これらはうつ病のよくあるサインです。

3. ひとりになりたいと思う時間が増える

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夏のイベントのにぎやかな喧騒の中にいると、人込みの中にいることで強い不安感を抱くようになり、ひとりの時間を取りたいと強く感じるようになることがあります。

結果として、まわりからの批判の声を恐れるようになり、他人から離れて過ごしたいと考えるようになるのです。

数々の研究で、引きこもりが季節性大うつ病障害の初期症状であることも明らかになっています。

毎日必ず自分のための時間を見つけるようにし、プールサイドでリラックスしたり、読書したり、またはおいしくて健康的な食事を作ったり、とにかくあなたがリラックスできて楽しいと思えることを何かしらやってみるといいかもしれません。


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Image: Shutterstock.com

マイロハスより転載(2019.08.20)

Tiffany Ayuda

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