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可愛い子には、DIYをさせよ!その理由とは

可愛い子には、DIYをさせよ!その理由とは
Image: Maria Evseyeva/Shutterstock.com

私が子どものころ、母子家庭だった我が家には、家の修理を業者に頼む経済的余裕はありませんでした。

ですので、基本的に何でも自分たちで直していました。

母と私で窓を修理し、蛇口を取り付け、電子器具の配線を行ないました。必要に迫られてやっていたことですが、私は母と一緒にそうした作業をするのを楽しんでいました。

子どもにDIYを学んで自信をつけてもらいたい

児童心理学者なら、「幼い頃から自分でモノを直すことを学べば、意思決定力や問題解決スキルが育まれ、人生の困難に直面したときにも、感情に流されることなくきちんと対応できるようになる」と言うかもしれません。

しかし、母と私が家を自分たちで直していたのは、単純にお金を節約するためだったわけですが、同時にそうした作業を楽しんでもいました。

私はいま、4歳と6歳になる娘に、自分でモノを作ったり、直したりすることを教えています。

それは、道具を使ったりDIYを覚えさせたいからではありません。

自分は難しいタスクに取り組めるんだという自信をつけてもらいたいからです(また、壊れたからといってすぐに物を捨てるような人になってもらいたくない)。

そしてなによりも、私たち家族にとって、一緒にDIYに取り組んだ体験が、最も記憶に残る有意義な体験であるからです。

あなたもそうしたい? では以下に抑えておくべきポイントを解説するので参考にしてください。

調べながらやればいい

家の中で修理が必要なもの、たとえば、冷気を吐き出さなくなった古い空調機などを探してください。空調機の専門知識がない?

子どもと一緒にYouTubeでチュートリアルを探してみましょう(うちの娘にとってはボーナスタイムです!)。

ユーザーのBobCat738さんのところへ行けば、ユニットの開け方、フィルターの交換方法、コイルの掃除の仕方の解説動画が見つかるはずです。

まずは、ドライバーの使い方を学ばせてください。

カバーのネジを外し、ネジをきれいに分類して保管し、ユニットの内部へアクセスできるようにさせます。最初にネジを緩める際に、少し手伝う必要があるかもしれません。

ここで子どもに学ばせたいのは、ネジの種類に合ったドライバーを使うこと、ネジ山の仕組みを体感的に理解することです。

次は、汚れる作業です。フィルターを取り外して掃除し、コイルのほこりを吸い取ってください。それが終わったら、すべてを元通りに組み立て直し、掃除をして、道具を片付けます。

修理が成功してもしなくても、作業を最後まで完遂させることが重要です。もし修理に成功したら、おめでとうございます。あなたと子どもは家を守ったヒーローになりました。

道具の楽しさを教える

道具を使うのは、楽しいものです。

また、道具を使うのに年齢制限はありません。子どもが道具をうまく安全に使えるかどうかを判断できるのは、親のあなただけです。

子どもが楽に扱える道具を与えてください。たとえば、ハンマーにもさまざまなサイズがあります。一番小さいのは宝石用のハンマーです。

ほとんどの子どもが、手取り足取り教えなくても、接着剤、サンドペーパー、レンチ、ドライバーを、うまく扱うことができます。

なかには、電動ドリル・ドライバーを扱える子どももいます(4歳の子どもなら4ボルトのミニドライバーを扱えます)。

ハサミを使える子どもなら、ペンチを使ってワイヤーをねじったり、部品を取り除いたりできるでしょう。ノコギリは危険そうに見えますが、弓ノコなら基本的に安全で、手を常に刃の安全な側に置いておく訓練にもなります。

どんなに安全対策をさせても(ゴーグルで目を保護したり、長い髪を縛ったり)、子どもは必ずケガをします。

でも、それでいいのです。子どもがケガをしたら、あなた自身がパニックにならないようにし、子どもを怖がらせないようにしてください。バンドエイドを貼って、作業に戻してあげましょう。

やる気をもたせる

空調機の修理は完了しました。

お次は?

子どもをやる気にさせるには、子どもにとって重要なものを直させることです。たとえば、壊れたおもちゃなどがそうです。

電池の交換をさせてみましょう。プラスとマイナスを正しい向きにセットできるようになるのが第一歩です。

次に、ホームセンターに連れていき、おもちゃ修理用の道具を集めましょう。基本的に必要なものは、ボルトとナット、ワッシャー、ネジ、接着剤、ゴムバンド、ワイヤー、結束バンドです。

それらを使って人形のとれた部品を修復させてみます(ラジオペンチを使いましょう)。

見た目が悪くなっても気にしないこと。不完全性のなかに美と歴史を感じとる「侘び寂び」の精神を取り入れてください。

母は私のGIジョーに電気配線でつくった鼻を取り付けましたが、見た目は散々でした(ターミネーターとガジェット警部を合体させたみたいになった)。こうした修復作業は、手間がかかるうえに、結果も悲惨なものになりがちです。

ですので、子ども(と自分)に現実的な期待値を言ってきかせ、後でかんしゃくを起こさないで済むようにしましょう。

くれぐれも、丸一日かかるような作業に取り組ませてはいけません(私の娘はどんなことでも20分以上かかると関心を失います)。

多少手を抜いたってかまいません。子どもができることをさせてください。瞬間接着剤を使わせればOKです。

接着剤がはみだした跡が見えても、子どもががんばった証だと考えればほほえましくなるだけでしょう。

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Image: Maria Evseyeva/Shutterstock.com

David Agrell - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

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