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Apple Cardは持つべき? メリットとデメリットを解説

Apple Cardは持つべき? メリットとデメリットを解説
Image: Primakov/Shutterstock.com

2019年3月に発表されたAppleの新しいクレジットカード「Apple Card」は、8月に入ってカードの発行が始まりました。

とはいえ、今のところは、誰でも利用できるわけではありません。使えるようになるのは、アメリカ在住の選ばれし少数(案内を受け取れるようAppleにメールを送っていた人の中から無作為抽選で選ばれた人)だけです。

それはさておき、Apple Cardが他のカードとどう違うのかを比べてみましょう。Apple Cardは確かに、時代を先取りした特別感のあるカードです。

しかし、他のカードを財布の隅に追いやるだけの価値があるのでしょうか?

申し込み手続きについて

1. 申し込み時間が短い

Apple Cardの申し込みにかかる時間は数分です。利息と限度額は、申込者がカードを承認する前に確かめることができます。Appleによれば、カードを承認するまでは、クレジットスコアには影響はないそうです。

2. iOSのみ対応

Apple Cardは、Apple Payを利用できる場所ならどこでも、iOS搭載デバイスを通じて使えます。承認すれば、すぐにWalletアプリでApple Cardを使い始めることが可能です。

請求とキャッシュバックについて

3. アプリで支出の自動分類

Apple Cardは、購入したものによって、支出をWalletアプリ内で自動的に分類・色分けします。また、買い物地点が地図上に表示されるので、実際にカード決済した場所を目で確かめることも可能です。支出の一覧は、週や月、日別、あるいは支払いカテゴリー別に表示されます。

4. Apple Pay利用で2%還元

Apple製品を購入した場合は、ゲームやApple Musicなどの定額サービスを含め、3%のキャッシュバックを受け取れます。また、Apple Payで支払いをするたびに2%、物理カードで支払いをすれば1%のキャッシュバックが得られます。

このキャッシュバックは1日単位で受け取れるので、請求の締め日まで待たなくても、どのくらい得をしたかがわかります。

キャッシュバックで稼いだ分は、支払いに充てて請求額を減らすか、iMessageを通じて友人に送金するか、自分の銀行口座に入金するかのいずれかを選べます。

5. 利息の確認ができる

受け取れるキャッシュバック額に制限はありませんが、1日単位で受け取るには、Walletアプリ内でApple Cashカードを設定しておかなくてはなりません。

請求額の全額を支払わなかった場合には、未払い残高に応じて支払い利息がどのくらいになるのか、見積もりを確認できます。

6. 年会費無料

Apple Cardは年会費無料です。遅延損害金、キャッシング手数料、海外利用料金、限度額超過手数料、返済手数料も無料です。

7. ミニマルなデザイン

見た目もとても素敵です! 物理カードは丈夫なうえに、ミニマリストのデザインが好きな人にとっては夢のようなカードです。さらに、米LifehackerのSenior Tech Editor、David Murphyが指摘したように、Apple Wallet内のバーチャルカードの色は、支払いカテゴリーに応じて変化します。

セキュリティーとプライバシーについて

8. 不正を通知してくれる

不正請求があった場合は、Apple Walletから通知が届きます。Appleによれば、問い合わせをすると、「24時間365日対応可能のテキストメッセージ」で回答が届くので、電話をかける必要はないそうです。

9. 強固なセキュリティ

Apple Cardを利用するには、購入権限を与えるためのFace IDかTouch IDが必要です。さらに、購入ごとに、デバイスの電話番号に送られるワンタイム・セキュリティーコードで認証が行われます。

物理カードには、カード番号もセキュリティーコードもなく、記載されているのは名前だけです。Walletアプリには、バーチャルカードの番号が保存されているので、Apple Payに対応していないウェブサイトでも、その番号を使ってオンラインショッピングができます。

10. サードパーティにデータの共有をしない

Appleによると、カードの発行会社ゴールドマン・サックスは、「Apple Cardを管理するために個人データを利用します」が、「宣伝広告のために個人情報を第三者と共有したり、第三者に販売したりすることはありません」と明言しています。

利息とキャッシュバックで気になる点

11. 利息は変動する

利息は、クレジットヒストリーに応じて12.99%から23.99%まで変動します。この値は他のクレジットカードとほぼ同等です。最低利息を求めているなら、信用協同組合のカードを利用したほうがよいでしょう。

12. 他のカードのほうが還元率はいい場合も

何もかもをApple製品で揃えていて、3%のキャッシュバックを頻繁に受け取れるとわかっている人以外は、他のカードのほうがより大きなキャッシュバックを得られます。

たとえば、Chase Freedomカードは、すべての買い物に3%のキャッシュバックを行っています(ただし、利用額が2万ドルに達するまでです)。Discover Itカードは、年4回の交代制で5%キャッシュバックを行うカテゴリーを決めています。

現時点では、Apple Cardは、あなたが忠実に守っているかもしれないマネー管理アプリと連携していません

Appleのエコシステム

言うまでもなく、Apple Cardが有益なのはiOSユーザーだけです。Face IDかTouch IDが搭載されており、Apple Cardを利用可能なiPhoneと、最新版のiOSが必要です。iPhone 5sでは利用できません。

スマートフォンの利用時間を減らそうと努めている人には、Apple Cardは最良の選択肢ではないかもしれません。デスクトップではアカウントや支払いデータを細かく確認することができず、スマートフォンのアプリを使うしかないからです。

Apple Cardに関する結論

財布を使う回数を減らし、スマートフォンで支払いを済ませたいAppleのファンであれば、申し込む価値があります。

キャッシュバックのあるカードをもう1枚探しているだけという人は、他のカードにしたほうが良いでしょう。

普通のキャッシュバックカードなら、Appleの製品やアプリを含むすべての支出に対して、高い還元率のキャッシュバックを受け取れます。

というわけで、Apple Cardが近いうちに「キャッシュバックの大きいクレジットカード」のランキング上位に名を連ねることはないと言えるでしょう。

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Image: Primakov/Shutterstock.com

Source: Apple

Lisa Rowan - Lifehacker US[原文

訳:松田貴美子/ガリレオ

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