パスポートに余白ページがないと入国できない国々|イタリアやシンガポールも?
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パスポートがないと海外に行けないことは誰でもわかっていると思いますが、手元のパスポートのVisa欄に未使用ページ(余白ページ)が何ページ残っているか把握しているでしょうか。
パスポートに余白ページがないと入国できない国もあるので、渡航前に必ず確認しておきましょう。
余白ページの必要枚数は国によって異なる
「最近、私はパスポートに関して困ったことになりました。2022年まで有効なパスポートなのですが、あっという間に余白ページがなくなっていたのです」とHolly JohnsonさんはFrugal Travel Guyに書いています。
パスポートに未使用の余白ページが2ページしか残っていないことに気づいたのは、5月にタークス・カイコス諸島に旅立つ前でした。
しかも、その中の1ページは「裏書用」のページで、ビザのスタンプはつけません。
パスポートの余白ページについては、国によって必須要件が異なります。
余白ページが1枚必要な国
メキシコ、カナダ、イギリス、ドイツなどに渡航するなら、余白ページが1ページ残っていればスタンプを押してもらえます。
余白ページが2枚必要な国
イタリア、スウェーデン、シンガポール、アイスランドだと、入国スタンプをついてもらうためには余白ページが2ページ必要です。
中国や南アフリカのような国も、ビザをもらうには余白ページが連続で2ページ必要だと、Points Guyは書いています。
渡航前に余白ページの必要枚数を調べておこう
パスポートには余白ページがたくさんあるので(アメリカのパスポートだと正確には17ページあります)、よほど頻繁に海外に行くかパスポートの残存期間が短くない限り、この問題に遭遇しないでしょう。
とは言え、今度休暇で海外に行くときは、渡航先で入国できない羽目にならないように、事前にしっかり確認しておきましょう(パスポートの残存期間が6ヵ月以上あることも確認しましょう。トルコやタイなどの国々は、入国する際の条件になっています)。
ビザが必要かどうかはVisalistで調べられます。また、Frugal Travel Guyが指摘しているように、パスポートの末尾にある「裏書」のページはVisaや出入国のスタンプをつける余白ページとはみなされないので、ご注意ください。
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Image: Meister Photos/Shutterstock.com
Source: Frugal Travel Guy, Points Guy, Visalist
Josh Ocampo – Lifehacker US[原文]
訳:春野ユリ