
疲れたときはなにもしたくない。でも、栄養をしっかり摂らないと疲労は溜まるばかり...
そこで、「世界一早い! 家政婦makoのずぼら1分ごはん」の著者で、アイデア料理研究家・栄養士のmakoさんに、たった1分の手間だけ済む、疲労回復に役立つ料理「ゆで豚の梅しそ和え」の超時短レシピを、相性の良い副菜と合わせて教えてもらいました。
mako:アイデア料理研究家

栄養士とフードコーディネーターの資格を持つフードクリエイター。3時間で30品つくりおき料理を完成させる“超速ワザ”が注目され、「沸騰ワード10」や「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)などに出演。料理のアイデアを考えるのが得意で、自身の経験と組み合わせ、誰でもおいしくつくれるレシピを提案している。
疲労回復に役立つ食材がメイン。準備に包丁やまな板は不要

【材料:2〜3人前】
- 豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用):300g
- 酒:大さじ1
- A:調味料
ー 梅肉(チューブ):6㎝
ー しょうゆ、砂糖:各大さじ1/2
- しそ(手でちぎる):8枚
疲労回復を目的に選んだ食材は、ビタミンB1が豊富で疲労回復効果が期待できる豚薄切り肉をメインに、クエン酸と酸味が疲労回復と食欲を増進させる梅肉、健康ジュースなどにも使用され、食欲を促し抗菌作用も発揮するしそ。
しゃぶしゃぶ用の豚薄切り肉は、既に食べやすいサイズに切られているので、そのまま。しそは手でちぎっておくだけ。包丁やまな板を使わないので、キッチンを汚したり、面倒な洗う手間がありません。
レンチンで茹でる作業を省略。超時短・ずぼらレシピ

手順は簡単な3ステップ。
まず、耐熱皿に豚薄切り肉を入れて、酒をかけます。

次に、耐熱皿にふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分加熱。そのまま放置します。

最後に、レンジから取り出した豚薄切り肉に、材料A(調味料)としそを加えて和えるだけ。
これで、「茹で豚の梅肉和え」の完成です。
【超時短、ずぼらポイント】
- お湯を沸かす手間を省き、電子レンジで茹でます。
- 加熱している間に材料A(調味料)を用意すれば時間短縮。
- 忙しい朝でも、手軽にお弁当のおかずにできます。
味付けのアレンジや、相性の良い副菜は?

今回は梅肉としそを使いましたが、梅肉を爽やかな香りが楽しめる“ゆず胡椒”に、しそを“刻みネギ”に代えてもおいしくいただけます。
ゆず胡椒には、胡椒は入っておらず、ゆずと青唐辛子でできていますが、青唐辛子の辛み成分、カプサイシンが食欲を増進してくれます。
また、相性の良い副菜としては、「長いものおかか和え」が挙げられます。
【材料:2〜3人前】
- 長いも(袋に入れて叩く):10cm
- かつお節:小2袋
- しょうゆ:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
【レシピ】
- 保存袋にすべての材料を入れて混ぜ合わせ、器に盛り付けます。
長いもは、“山のウナギ”と言われるほど栄養価が高く、しかも低カロリー。
保存袋に材料を入れて混ぜるだけなので、1分程度で手軽にでき、余ったら、そのまま冷凍庫に保存すれば、つくりおきにもできるので便利な一品です。
暑い日が続いたり、忙しい毎日が続くと、疲れが溜まりやすくなります。
makoさんが紹介してくれた主菜と副菜は、いずれも1分程度の手間だけで簡単にできる疲労回復レシピ。疲れを感じたときはもちろん、忙しい日の献立や料理初心者のレシピとしても、ぜひお試しください。
あわせて読みたい
香川博人
ランキング
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5