Windows 10ユーザーは今すぐ8月のセキュリティ更新プログラムを適用しよう
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マイクロソフトは8月13日に、2019年8月のセキュリティ更新プログラムをリリースしました。
対象となるWindows 10ユーザーは、このプログラムがPCにインストールされているかどうかチェックしてみましょう。
おそらくシステム更新を促す通知をすでに受け取っているはずですが、念には念を入れておくのも悪くはないでしょう。
今回のアップデートで何が変わった?
今回のWindowsアップデートでは、マイクロソフトの代表的なフラグシップOSであるWindows 10の現行バージョンで見つかった数多くの脆弱性が修正されています。
幸い、その多くは悪用される可能性の低いものですが、今回修正されたWindows 10のリモートデスクトッププロトコル(RDP)に関わる4つの脆弱性については、深刻度が「緊急」とされています。
さらにそのうち2つは、2019年になって発見・修正されたセキュリティホール「Bluekeep」との類似性が指摘されています。
ただし、Windows 10ではRDPの機能がデフォルトでオフにされているので、これらの脆弱性のリスクは「Bluekeep」と比べると(やや)低くなります。
Windowsが最新の状態か確認しよう
とはいえ、「Bluekeep」と類似ということは危険度は高いことに変わりはないので、今すぐWindowsのアップデートが完了しているか、確認することが大事です。
更新されているかどうかを確認するには、以下の手順を踏んでください。
- Windowsのスタートメニューを開きます。
- 「設定」アイコン(歯車のマーク)をクリックします。
- 「更新とセキュリティ」>「Windows Update」と進みます。
- インストールすべき新しい更新がある時は「利用可能な更新プログラム」が表示されます。
- 「ダウンロード」をクリックして更新を始めましょう。ただし、更新を有効にするにはPCの再起動が必要です。更新プログラムが適用されるまで時間がかかるので、インストールを始めるタイミングには注意しましょう。
更新の前にはバックアップを忘れずに
もう1つ、PCに保存されている大切なファイルについては、更新の前にバックアップを取っておくべきでしょう。
Windows Updateでトラブルが起きないとも限らないからです(過去にも何度かこうしたトラブルが報告されています)。
ここまで説明してきたように、Windowsの更新ファイルがリリースされたら、できるだけ早く適用するべきです。
ただし、仮に更新ファイルに問題があったとしたら、その場合の対策も必要でしょう。
マイクロソフトが修正を行うまでの時間的余裕を考慮に入れて、(Windows Updateの「更新の一時停止」機能を使って)何日か経ってからインストールするのも賢い安全策と言えますよ。
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Image: Flickr / Catalin Cimpanu
Source: Microsoft
Brendan Hesse - Lifehacker US[原文]
訳:長谷 睦/ガリレオ
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