洋服のサイズ表示が大きめか小さめかわかるチャートが便利
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「バニティ・サイジング」ってご存知でしょうか。 販売を促進するため、意図的に衣類に実際より少し小さいサイズのラベルを付けることです。
たとえば11号サイズ相当の服に9号のラベルを付けると、それを試着したお客は「あ、私は11号サイズだと思っていたけど、9号サイズが着れる」と喜んでその服を買ってしまいがち。
自分はスリムだと思いたい、若く見えると思いたい消費者の願望を刺激する販売促進戦略です。
「バニティ・サイジング」は、消費者の好き嫌いが分かれるところではありますが、衣類の購入を難しくしています。
自分の服のサイズがわかる便利ツール
基準となるものが無く、今はネットで買い物をすることが多いので、たとえば「Mサイズ」と表示されている衣類の実際のサイズの振れ幅が広すぎると、本当にそのサイズを買っていいのか判断が難しくなります。
(もちろん、ほとんどのショッピングサイトには、サイズ表が掲載されていますが、自分のウエストサイズを実際にメジャーで測る人なんて本当にいるでしょうか)
自分のスリーサイズと好きなブランドのサイズを入力すると、他のブランドではどのサイズを買えばいいか教えてくれるSizeCharterのようなツールはとても便利です。
しかし、どのブランドのサイズ表示が、実際より大きめか小さめか一目でわかる以下のチャートも便利。
情報サイトRacked(現在はThe Goodsとして運営)が公開したこのチャートは、各ブランドのサイズ表示が小さめ、大きめ、普通かを示しています。
このチャートを見ると、通常は「Sサイズ」を着用していても、このチャートに載っているブランドに応じてサイズを変えなければならない人の割合もパーセント表示されており男女別でわかります。
たとえば、J. Crewは男女ともラベルが表示するサイズより実物は大きめなのに対して、American Apparel(アメリカンアパレル)は小さめの傾向があります。

これは衣類のパーツによっても異なります。たとえば、パンツに関しては、Old Navy(オールドネイビー)はラベルに表示されているウエストサイズより実物は5インチも大きくできています。
もちろん、世の中にはどんな体型の人もいるので、たった1つのチャートを見て誰にどのブランドが向いているか推しはかることはできません。
とは言え、どのブランドのどのサイズを買えばいいのかさっぱりわからないときは、このチャートは参考になりそうです。
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Source: Racked
Reference: SizeCharter
Image: Racked,Hannah Morgan ((Unsplash)
Melanie Pinola and Elizabeth Yuko -Lifehacker US[原文]
訳:春野ユリ