睡眠トラッカーは週ごとにチェックする|より良い睡眠を得る秘訣
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どれくらい眠れたかを知るために、毎朝FitbitやApple Watchをチェックしている人は、控えめに言って今すぐやめた方がいいと思います。
そのようなデータを利用するよりも、もっといい方法はありますし、少しの間そういうデータを見ないという方法もありです。
実はそんなに正確じゃない
毎日睡眠データをチェックすることには2つの問題があります。まず、睡眠トラッカーは思っているほど正確ではありません。
睡眠トラッカーは、ベッドの上でユーザーが動かなかった正確な時間を大まかに教えてくれますが、睡眠がどのくらい「深い」とか「質がいい」というようなことは教えられません。
また、ユーザー個人が、1日にどのくらい睡眠時間が必要なのかもわかっていません。
心理的に良くない影響も
2つ目に、アプリの数字を見ると心理的な反応があります。
たとえ実際には十分な睡眠だったとしても、「良く眠れなかった」と思ったら、自分は疲れているとか、体がだるいのだ、と独り合点するかもしれません。
早合点する前に、実際に自分がどう感じているのかを考えてみましょう。
週ごとに計測するのがベスト
睡眠科学研究者のRaphael VallatがThe New York Timesに語っているように、睡眠トラッカーの最適な使い方は毎週測ることです。
「平均して7〜9時間眠っているか?」「週末泊まりに行った週は、あまりよく眠れていない?」「週のうち、一晩ぐっすり眠るのが特に難しい特定の日や時間はあるか?」など、全体の傾向を見ましょう。
情報は実用的なので、週全体の概要を見るのが1番いいのです。朝に睡眠トラッカーをチェックしても、その情報を活かしてできることが何もありません。
ですが、週全体のデータを見た後は、翌週のスケジュールや就寝時間を事前に変更することもできますよ。
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Photo: Gregory Pappas
Source: The New York Times
Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文]
訳:的野裕子
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