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子どもを水の事故から守る4つの心得

子どもを水の事故から守る4つの心得
Image: Marc Richards/Pexels

子どもの夏休みの時期が近づいてきました。

そこで、子どもたちが夏のあいだ安全に過ごせるように、水遊びに伴う危険について改めて考えてみましょう。

泳ぎを教える

基本的なことからはじめましょう。まずは、子どもに泳ぎを教えることです。うまくいけば、泳げることが究極の安全対策になるでしょう。

赤ちゃんの場合は、水に慣れることからスタートします。潜らせてもいいかもしれません。

赤ちゃんを上手に潜らせるには、昔からよくやる「顔に息を吹きかけるテクニック(blow-in-the face trick)」(顔に息を吹きかけると、赤ちゃんが反射的に息を止めることを利用して、潜水させる方法)を使います。

もちろん、これはほんの手始めで、本当の水泳ではありません。けれども、赤ちゃんをプールに慣れさせるにはおすすめの方法です。

それではいつ、本格的に泳ぎを習い始めればいいのかというと、その時期は思っていたより早いのです。

米国小児科学会は、「4歳頃から始めるのが最も効果的」としていましたが、2019年にその方針を修正し、いまでは「子どもが1歳になるころからはじめるのがいい」としています。

溺れた時の対処法を知る

ですが、こうしたレッスンを受けたからといって、むやみに安心するのは間違いです。小さい子どもが泳ぎを習うということは、水に潜ったり、浮いたりなど、基本的な水の中での動き全般を覚えるのに役立つでしょう。

だからといって、子どもから目を離していいということにはなりません。

しかも不思議なことに、溺れている人を見つけるのは、考えているより難しいものです。テレビや映画で見るように、手足をバタバタさせてあえぎながら「助けて」と叫ぶとは限りません。

実際には、もっと静かでわかりにくいのです。本当に溺れている人の様子は、こちらの記事の動画でご覧ください。

普通に溺れるより怖くて恐ろしいのが、「乾性溺水」あるいは「二次溺水」です。おそらく耳にしたことがあるでしょう。気管に水を吸い込み、ときにはそれが肺に達し、数時間後あるいは数日後に死亡するものです。

乾性溺水や二次溺水の徴候と症状を理解することは大切ですが、お子さんがプールの水を少し飲んだからといって、そのたびに危険があるわけではないので、安心してください。

湖や川や海で泳ぐ場合

さあ、子どもたちは泳ぎを習い、あなたは溺れている子どもの見分け方を知りました。お子さんたちは、プールではまるで魚のように泳げます。

その頃にはおそらく9歳か10歳になっていて、だいぶ前から上級者レベル。それなら、家族で湖や川や海へ出かけたときに、親も肩の力を抜いてゆっくりできますよね?

いえいえ、それは違います。湖や川、海には、まったく違う危険が潜んでいます。急に深くなる場所があったり、潮流が強かったり、視界が悪かったりするからです。

湖や川、湖といった自然環境のなかで泳ぐときは特に注意し、プールで泳ぐのとは違うということをお子さんに教えてください。

気にしなくていいこと

あまり気にする必要がないことがひとつ。

それは「食後の水泳」についてです。

食事をしたあとにまた泳ぎに行かせるまで、お子さんを10分や30分、あるいはまるまる1時間休憩させなければならないというのは、なんら医学的根拠がない説です。

ですから、お子さんを水から上がらせたら、サンドイッチを食べさせて、すぐに泳がせてかまいません。

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Image: Marc Richards/Pexels

Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文

訳:浅野美抄子/ガリレオ

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