上手に話すために必要な「10のストーリー」とは?
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マーケターのSeth Godinは、スピーチの準備をするのであれば「話すことを覚えてはいけない。自分のストーリーを覚えなさい。10のストーリーを覚えていれば話はできる」と言っています。
これは、実際ほとんどのコメディアンがやっている方法です。コメディアンは、自分のジョークを何度も言いますが、書いたりはしません。毎回、お客さんとのやりとりに集中し、言葉が笑いの邪魔にならないようにしています。
“10のストーリーを覚える”とは?
あなたは、毎晩お客さんの前に立ってスピーチの練習をするようなことはないと思います。しかし、日常生活にすでに練習する機会はあります。
Godinが10のストーリーを覚えるようにと言ったのは、10の新しいストーリーをつくれと言っているのではありません。会話や、書いたり、他の人に共有したりする中で、すでに話したストーリーから引っ張ってくるという意味です。
“ストーリー”というのは、自分が興味や関心があって、何人もの人に、何度も話したことがある短い話です。これは、職場での話や、友だちとの話にも当てはまります。
そのようなストーリーの中から選び、他の人にもう一度話す練習をしましょう。一言一句覚える必要はありません。ただ話の骨子を覚えるだけです。
大勢の人に対して話しても興味を持ってもらえるような部分や、細かい内容で飛ばした方がいい部分を選びましょう。
それから、舞台に上がったら、頭の中にあるすべての話をする必要はありません。覚えておかなければならないのは、話そうと選んだのはどの話かということです。
その場にいることにより集中すると、少人数の会話でやっているよと同じように聴衆とつながることができ、反応にもうまく対応できるようになります。あなたもプロのスピーカーのように見えるはずです。
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Image: shutterstock
Source: Awkward memorization | Seth's Blog
Nick Douglas - Lifehacker US[原文]
訳:的野裕子
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