子どもがユーチューバーになりたいと言い出した! 親としてできることは…?
- カテゴリー:
- KNOWLEDGE

息子が「ユーチューバーになりたい」と言い出しました。まぁ、最近の子どもでは珍しくありませんね。
友人の従兄弟が通っているイギリスの学校では、iPadのiMovieを使ってトレイラーや動画を作る授業があるらしく、彼らと遊んだときに一緒にやってみて興味を持ったようでした。
とりあえず頭ごなしに否定するのはやめて、親として何を知っているべきなのか、そして何ができるのかを調べてみました。
デビューする前に話し合う
ユーチューバー(YouTuber)になるということは、ある程度顔を売ることになります。少なからずリスクが生じるため、慎重にならなくてはいけません。
では、どんなことに注意したらいいのでしょうか。The Washington Postが親としての心構えと注意点を記事にしていたので、ご紹介します。
まず、子どもがユーチューバーになりたいと言いはじめたら、条件反射的に否定せず、次の質問をすることを勧めています。
・なぜYouTubeチャンネルを持ちたいのか
・どんな動画を作りたいのか
・好きなYouTubeチャンネルは何か。なぜ好きなのか
・嫌いなYouTubeチャンネルは何か。なぜ嫌いなのか
YouTubeは、親会社のGoogleがユーザーのデータを収集して販売しているため、13歳以上を対象としていますが、13歳以下の子どももユーチューバーとして活動しています。
収集しているデータは人々の習慣や好みや購入履歴などで、複合的にプロファイルが作成されます。そして、企業がマーケティングをする際に使われています。これらのことは事前に理解しておくべきです。
子どもが自分のチャンネルを持つことに抵抗があるなら、親のアカウントを子どもに使わせて、親がサポートすることもできると思います。
人気の出る動画のアイデア15
そのうえでやってみると決めたなら、どんな内容を動画にしたらいいのでしょうか。
LifeWireによると、人気が出る動画は以下の15のアイデアだそうです。
1)日々のできごとを簡単にまとめたブログ形式動画
2)新商品の開封動画
3)アイテムレビュー動画
4)ゲーム解説動画
5)チュートリアル動画
6)才能を見せるパフォーマンス動画
7)お気に入りのレシピを紹介
8)旅行動画
9)知識を伝える教育動画
10)コメディ動画
11)日常生活の困りごとを解決するライフスタイル・アドバイス動画
12)アニメーション動画
13)時事ネタを扱うニュース動画
14)動物動画
15)化粧/ビューティーチュートリアル動画
息子はユーチューバーになったのか
以上のことをふまえ、私は息子が望むまま、人形を使ったストップモーション映像とおもちゃの開封動画を何パターンか作ってみました。
そして編集せずに長回し状態の映像を息子と確認してみましたが、クオリティの低さに親子してゲンナリ。一般公開するには、映像プロダクションさながら、しっかりとプリプロからポストプロまでやらなければいけない現実を痛感させられました。
結局、我が家の場合は「経験してみたい」レベルで止まったので、動画公開には至りませんでした。しかし、この機会にユーチューバーになりたい子どもを持つ親としての心構えやすべきことは学べたので、もしも再熱してもサポートできると思っています。
あわせて読みたい
Image: FrameStockFootages / Shutterstock.com
Source: The Washington Post, Common Sense Media, LifeWire
中川真知子