連載
特集
カテゴリー
タグ
メディア

私が息子を本好きにした作戦。子どもをその気にさせるポイント5つ

私が息子を本好きにした作戦。子どもをその気にさせるポイント5つ
Image: gpointstudio / Shutterstock.com

小さいころから本の虫だった私は、子ども本好きに育てたいと、当然のように思い描いていました。

私が大好きだったのは、物語の中に入り込むにつれて現実の世界が消えていくような感覚。自分の子どもにも、それを知ってほしかったからです。

子どもに本の良さを知ってもらいたい

でも息子のルーカスは、私が本に熱烈な愛情を注ぎ始めた8歳になっても、本には大した興味を示しませんでした。

生まれてからずっと読み聞かせをしてきた中で、息子が絵本やノンフィクションものを喜ぶことはありました。でも、「絶対気に入るから」とどんなに勧めても、子ども向けの本格的な物語の本には熱中させられなかったのです。

しつこくしたくはありませんでした。もっと頑なになってしまうだけなので、クリエイティブに攻めなければなりません。私がひそかに実行することにしたのは、複数部で構成された作戦です。

息子を本好きにした作戦

息子は『ハリー・ポッター』にはハマるだろう、という確信がありました。

そこである夜、いつものように、ベッドで寝る前の読み聞かせをするときに、J・K・ローリングの『ハリー・ポッターと賢者の石』を用意したのです。そして最初の何章かを読み、第4章の途中、ハリーは魔法使いだという仰天の事実をハグリッドが告げたところで、読むのをやめました

「ああ、喉が痛い。もう読めないわ」

「えー、もう少し読んでよ、ママ」

「ごめんね。声が出ないから、今日はもうこれ以上無理」

お願い

よーし! 計画はうまく進んでいました。私は、「自分で続きをもう少し読みたいなら寝る時間をちょっと過ぎてもいいよ」とルーカスに言いました。

ルーカスは夜更かしができると思って、大喜びで「わかった」と言いました。息子がハリー・ポッターやフィクション全般の虜になったのは、その夜からです。

数カ月後、寝る時間をとっくに過ぎていた時間帯に、ルーカスが私の部屋に駆け込んできたときのことは決して忘れないでしょう。

息子は私にしがみつき、第5巻であの登場人物が死んでしまったことを悲しみ、泣きじゃくったのです(ハリー・ポッターを読んでいないし、映画も見ていない、という方がいるかもしれないので、詳しくは言いません)。

読書での夜更かしは大目に見る

寝る時間は一貫して厳しく守らせていますが、読書をしていて遅くなったなら、たいてい気づかないふりをしています。もちろん、常識的な時間内においてですが、子どもが本好きになるならば、睡眠時間が少しばかり削られてもその価値はあると私は思うのです。

この作戦をさらに魅力的にするために、シリーズの次巻に進むたびにご褒美として、夜、家族で映画を見る「ムービーナイト」を設けました。バター味のポップコーンや飴やチョコつきで。

現在13歳の息子は、手の届くところにたいてい何か読みものを置いています。それはひとえに、私が息子に罠を仕掛け、J・K・ローリング好きになるよう仕向けた、あの夜のおかげです。

子どもを読書好きにする作戦の5つのポイント

だから、もしお子さんが読書を楽しく思っていないなら、私の秘密の作戦を強くお薦めします。大事なことは次の点です。

  • お子さんが好きになると思われる、ジャンルや物語を選びましょう。映画化されているものなら、本と一緒に楽しめるので理想的です。
  • まずは、読んであげるところから始めましょう(これがあなたの仕事です!)。お子さんを完全に引きつけ、心をがっちりつかんだと確信するまで読みましょう。魅了されたように目を見開き、口をぽかんと開けていたら、絶好のタイミング。「のどが痛いから、もう1行も読んであげられない」と訴えます。
  • これにはご褒美がついてきます。私のように、夜に読み聞かせをするのが習慣なら、その後のベッドタイムが楽になります。ときどき、朝にお子さんが眠そうにしていても、一生本好きになるのなら、その価値はあります。
  • 読書灯を用意してあげましょう。きょうだいで部屋を共有しているなら必須です。それにどういうわけか、部屋の電気を消して読んだ方が、スリルが増すものです。
  • ムービーナイトを盛大なイベントにしましょう。息子が自分で本を読み始めたとき、ムービーナイトは本を読み続けるための大きな原動力でした。分厚い本の場合は特にそうです。妥協して、本を読み終える前にムービーナイトを開くこともしませんでした。本を最後まで読まないかぎり、ムービーナイトは開きませんでした。

日常で役立つスキルも鍛えられる

なお、本を読み終えたあとで映画を見るのは、楽しいことでした。子どもと一緒に、本と映画を比較して、批判的思考のスキルを教えられるからです。これは、学校や普段の生活で役立つスキルです。

それに、いつだって本の方が映画よりおもしろい、と証明することもできます。本の虫を自認する人は、誰もが知っている事実ですね。

あわせて読みたい

子どもが気持ちよく宿題をするようになる、親ができるちょっとした4つの工夫

子どもに読書の習慣を根付かせる6つの方法|9歳が境目!


Image: gpointstudio / Shutterstock.com

Kristen Mae - Lifehacker US[原文

訳:浅野美抄子/ガリレオ

swiper-button-prev
swiper-button-next