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水を垂らすだけ。フライパンに油を入れる最適なタイミングを知る方法

水を垂らすだけ。フライパンに油を入れる最適なタイミングを知る方法
Image: Peter Kim / Shutterstock.com

アプリがあるなら、とにかく使っておけばいい、というものではありません。

今回はアナログ人間に戻って、スマートフォンがなくても生きていける(快適に生きていける)ことを思い出し、私たちがデジタル化される以前から存在した、価値あるものに目を向けてみましょう。

食材が焦げてくっつく問題は解決できる

ステンレスのフライパンはキッチンの花形ですが、使い方を覚えるまでに少し苦労します。とくに、底が焦げ付かないように食材を焼くのは簡単ではありません。

油を入れる前にフライパンを適温で熱しておくことが重要ですが、見た目だけで温度を測るのは、難しいもの。

ありがたいことに、高価な器具を使わなくても、フライパンが適温に熱せられているか確かめる方法があります。

必要なのは水だけ。そうは見えないかもしれませんが、ステンレスのフライパンは温度変化により、膨張したり伸縮したりしています。

フライパンの焦げ付きを防止する原理

Food Networkによると、油を入れる前に適切な温度まで熱すると、一時的に表面が焦げ付かなくなるそうです。

Home Ec 101によると、これは「ライデンフロスト効果」として知られ、「液体が、その沸点よりはるかに高い温度の物体に接すると、液体の下に蒸発気体の層が生じ、熱伝導を阻害する物理現象」のおかげとのこと。

つまり、フライパンを約192℃まで熱すると、水滴が塊になってフライパンの中を転げ回り、それより低い温度の場合よりも、蒸発するまでに時間がかかるようになります(溶かした鉛に濡れた指を突っ込んでも、この効果を観察できますが、家で溶けた鉛を用意できる人は少ないでしょう)。

水を使って、適温を知る方法

幸い、背景にある物理学を完全に理解していなくても、フライパンの温度をチェックするために、この効果は利用できます。

水を入れたコップと、計量スプーンを用意するだけです。ティースプーンの8分の1程度のスプーンが理想ですが、なければクオーターティースプーンでも大丈夫です。

フライパンを中火で加熱しながら、水を数滴垂らしてみましょう。水が瞬時に蒸発したら、まだ油を入れるタイミングではありません。

ときどき水を数滴垂らしてみて、水が蒸発せず塊になってフライパンの中を転げ回りはじめたら、ゴーサインです。油を入れ、ギラつき始めたら、食材を投入します。

加熱しすぎないように、適度なところで火を弱めてください。ここは試行錯誤が必要かもしれません。

このあたりの感覚が身についたら、まるでシェフになったかのような気分を味わえますよ。もちろん、料理がさらにおいしくなるのは言うまでもありません。

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Image: Peter Kim / Shutterstock.com

Source: Food Network, Home Ec 101

Reference: Wikipedia

Claire Lower - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

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