「容量不足」の原因を特定・解消する方法|Windows
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Windows:パソコンの空き容量はかんたんに確認できます。容量がいっぱいになりそうなとき、とりあえず1ギガバイトでも空けることができたら万々歳でしょう。
筆者の場合、特にリマインダーをセットしているわけではなく、思いついたときにドライブの中身を詳細に確認しています。
そのたびに、あちこちに無駄なファイルや不思議なフォルダを発見します。しかも、それらが何ギガバイトも占有しているのだから驚きです。
SSDが500GBあることを考慮すると大した量ではないかもしれませんが、それを見つけただけで1日の仕事を終えたような気がします。この気持ちよさ、プライスレス。
ディスク内のゴミを除去する方法はたくさんありますが、ここでは2つの方法に注目しましょう。「自動」の方法と「手動」の方法です。
Windowsの無駄なファイルを削除する方法
スタートボタンを押して「ディスククリーンアップ」と入力しましょう。
アプリが開き、スキャンしたいドライブを聞かれます。1つ選んで、「OK」をクリックしてください。

すぐに、下記項目についてのレポートが表示されます。
- インターネット一時ファイルの容量
- ダウンロードフォルダの容量
- ゴミ箱の容量
- Windowsの一時ファイルの容量
「システムファイルのクリーンアップ」をクリックしてドライブを再スキャンすると、さらにいくつかの項目が追加されます。
これには、何かあったときのためにWindowsが自動で保存しているファイルや、Windowsのインストール時に残された一時ファイルなどが含まれます。
言い換えると、このボタンをクリックして出てきた結果を見るだけで、どれだけのスペースを節約できるかがわかるというわけです。
これで数ギガバイトもの容量を空けられると思うと、これほど手っ取り早くてかんたんな方法はないのではないでしょうか。

容量を食いつぶしている犯人を確認・特定するアプリ
以前にも紹介したWizTreeは、Windowsユーザーにとってマストアイテムです。
インストール不要なので、お手軽に使えます。ポータブルバージョンを入手し、32ビットまたは64ビットの実行ファイルを起動し、ドライブを選び、「Scan」ボタンをクリック。
わずか数秒で(私の場合、SSDは3秒、HDDは4秒かかりました)、PC内の親フォルダ一覧が、容量の大きい順に表示されます。

フォルダを開くと、同様にサブフォルダーが容量順に表示されます。
これを続けることで、コンピューターの容量を食いつぶしている犯人を容易に特定できます。その情報だけでは何もできないかもしれません(たとえば、「ビデオ」フォルダがいっぱいと言われても、そんなのわかってるし)。
でも、今まで気づかずに埋もれていた、妙なフォルダーを見つけることがあります。私は先日、もう長いことご無沙汰していたゲームを見つけました。まさかそいつが、メインドライブを9GBも占有していたなんて。
WizTreeはさらに、フォルダー内で容量を占有しているファイルの種類まで教えてくれます。
これにより、そこにあるべきでないファイルを見つけることができます。たとえば、.TMPファイルが大量に発見されたり、「ビデオ」フォルダーから「ピクチャ」フォルダーに間違えて.MKVファイルを大量にコピーしていたことが判明したりします。
「File View」タブでは、ファイル単位での犯人捜しが可能です。
WizTreeは無料であり、ドライブ分析ツールでも最速の部類に属します。私は去年からずっと愛用しており、何ギガバイト救ってもらったことでしょう。
ここで紹介した2つのツールはどちらもお手軽で、お昼を食べている間にコンピューターをフレッシュにしてくれるので、とっても便利ですよ。
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Image: Bohed/Pixabay
Source: Antibody Software
David Murphy - Lifehacker US[原文]
訳:堀込泰三