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ビル・ゲイツが厳選、2019年夏に読むべき5冊の本

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ビル・ゲイツが厳選、2019年夏に読むべき5冊の本
Image: Jamie McCarthy / スタッフ/Getty Images

アメリカの学校が終わり夏休みに入る5月末、ビル・ゲイツ恒例の「夏に読むべき5冊」が発表されました。取り上げられた本の概要やビル・ゲイツのコメントなどをご紹介します。

Video: Bill Gates/YouTube

1.『Upheaval』ジャレド・ダイアモンド著

人類学、歴史学、地理学などに精通するジャレド・ダイアモンド氏の最新作『Upheaval』。

副題は、「Turning Points for Nations in Crisis(危機による国のターニングポイント)」となっており、Upheavalというのは歴史の激動期のことを指します。

この表紙からわかるように、日本については黒船来航から明治時代への移行期が取り上げられています。

他にもソビエト連邦に攻められたフィンランド、クーデターを経験したチリなど、いろいろな国が動乱や激動期にどう対応してきたかが考察されています。

2.『Nine Pints』ローズ・ジョージ著

『トイレの話をしよう〜世界65億人が抱える大問題』の著者であるイギリスのジャーナリスト、ローズ・ジョージさんが今回選んだテーマは、血液

成人の平均血液量が9パイント(約2リットル)であることから、『Nine Pints』というタイトルになりました。

文化、社会、医学などいろいろな視点から血液について書かれていて、ビルも「とてもおもしろい事実が満載で、読み終わったら血液に対して理解を新たにするでしょう」と述べています(原文:It’s filled with super-interesting facts that will leave you with a new appreciation for blood. "Gates Notes")。

自分にもあって命に重要な役目を果たす血液ですが、そう言われてみるとよく知りません。だから、5冊の中ではこのノンフィクションに一番そそられました。

3. 『A Gentleman in Moscow』エイモア・トールズ著

A Gentleman in Moscow』はエイモア・トールズが2016年に発表した小説で、ロシア革命後の1920年代のモスクワが舞台。

高級ホテルで軟禁生活を送る老紳士ロストフ伯爵が主人公が、さまざまな人に出会い新しい人生を進む物語です。

なんだか暗そうな設定ですが、ビルいわく「(この話は)おもしろくて絶妙で、意外なことに楽天的」なのだそうです(原文:Towles’s novel about a count sentenced to life under house arrest in a Moscow hotel is fun, clever, and surprisingly upbeat."Gates Notes")。

5月23日に早川書房から日本語訳『モスクワの伯爵』が刊行されたばかりなのも嬉しいところ。

なんだか映像になりそうだよねと思っていたら、TVドラマ化の企画が進んでいて、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』『ワルキューレ』『ダンケルク』などの出演作があるケネス・ブラナーが製作・主演の予定です。

4.『Presidents of War』マイケル・ベシュロス著

アメリカの歴史学者、ベシュロス氏の最新作『Presidents of War』。

これまでアメリカの歴代大統領について9冊の著作がある彼が、10年をかけたという大作です。1807年から現代まで、それぞれの大統領が戦争にどう対応してきたかが描かれます。

700ページという英語版の厚さも、夏の読書には多少ヘビーな印象。歴史や政治の世界にどっぷり浸かりたい人向けですね。

5.『The Future of Capitalism』ポール・コリアー著

これまで『最底辺の10億人』『民主主義がアフリカ経済を殺す』の著書がある経済学者コリアー氏。『The Future of Capitalism』では、貧富の差が広がるアメリカやヨーロッパの資本主義を考察。お金持ちと貧乏な人、教育を受けられた人とそうでない人の格差をどう修正していくべきか述べられています。

ビルゲイツおすすめ本:番外編2冊

以上の5冊の他に、2冊も紹介されていました。

『The Rosie Result』グラム・シムシオン著

まず、グラム・シムシオン著の 『The Rosie Result』。

これは、ビル・ゲイツの2014年トップ5にランク入りしていた『ワイフ・プロジェクト』の続編だそうです。ワイフ・プロジェクトは、優秀だけど彼女ができない中年男性が、素敵な女性を見つけるまでの話です。

ビルのおすすめということで『ワイフ・プロジェクト』を読んだら、おもしろかったのを思い出しました。続編も気軽に読めそうです。

『The Moment of Lift』妻メリンダ・ゲイツの著作

番外編の2冊目は、妻メリンダ・ゲイツの著作The Moment of Lift』。

夫としては、宣伝せずにはいられないというところでしょうか。

副題は「How Empowering Women Changes the World」、女性をエンパワメントすることがどう世界を変えるか。ビルゲイツも「今年読んだ本の中でベストな一冊だったよ」と推薦しています。ぜひ、男性にも読んでほしいものです。

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Image: Jamie McCarthy/スタッフ/Getty Images

Source: YouTube, Amazon.co.jp(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9), Gates Notes, Instagram(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8), Variety

ぬえよしこ

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