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「デジタル」と「アナログ」。2つのデスクを使い分けて生産性をアップするコツ

「デジタル」と「アナログ」。2つのデスクを使い分けて生産性をアップするコツ
Image: Jeff Sheldon (Unsplash)

原稿がなかなか書けないときや、行き詰まったり、気が散ったり、あるいは自分が世界一の「インポスター(詐欺師)」だと思えるとき(自分の仕事に満足できず厳しい評価を下すとき)、私はパソコンから無理やり離れます。

在宅で仕事をしているので、メモ帳とペンを手に、別の場所に移動するのです。

仕事に行き詰った時には場所を変えてみる

床に寝ころんでみたり、外に出て揺り椅子に座ったり、家の周りをぐるぐる歩いたり。前に書いたように、私はそうやって体を動かすと頭が冴えてくるのです。

2つのデスクを用意すれば生産性があがる

私には、著述家でアーティストのオースティン・クレオン氏がやっているように、デスクを2つ用意するのが向いているのかもしれません。

1つは「アナログデスク」、もう1つは「デジタルデスク」です。

新聞記事の黒塗りで作った詩集で知られるクレオン氏は、著書『クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために』(邦訳:実務教育出版)の中で、こう説明しています。

私のオフィスには、自分用のデスクが2つあります。1つは「アナログデスク」、もう1つは「デジタルデスク」です。

アナログデスクには、マーカー、ペン、鉛筆、紙、インデックスカード、新聞しかありません。電子機器は一切置かないのです。

私の作品のほとんどがここで生まれるので、作品をつくる過程の物理的な痕跡や断片、残骸がデスクいっぱいに広がっています(ハードディスクと違い、紙はクラッシュしませんから)。

デジタルデスクには、ノートパソコン、モニター、スキャナー、ペン・タブレットを置いています。デジタルデスクでは作品を編集し、出版までの作業を行います。

クレオン氏は、「1日中パソコンの前に座っていては、あなたも作品も死んでしまいます」と書いています。まったく同感です。

私の場合、手の届くところにインターネットがあると、集中力が妨げられるだけでなく(私のブラウザには、ひらいたままのタブがたくさんあります)、つい頼りすぎてしまうのです。

「紙とペンを使って書くこと」を再び始めたばかりのときは、「関連記事をあと10本読みたい」「類語辞典サイトで、もっとうまい言葉を探したい」とイライラしていました。

でも、私が本当にやるべきことは、とにかく紙に言葉を書くことだったのです。

デジタルから離れることで、どうすれば自分自身の思考に満足し、自分がすでに知っているやり方に任せられるかがわかったのです。

クリエイティブな仕事で行き詰まったと感じている人は、アナログな仕事場を持ちましょう。

映画制作だろうと、本の執筆だろうと、パワーポイントのプレゼン作成だろうと、ものづくりがまた楽しくなるかもしれません。

アナログデスクの作り方

以下では、アナログデスクのつくり方をまとめてみました。

  • アナログデスクは、デジタルツールが目に入らないように設置します。たとえ電源が入っていないものであっても、スマートフォンが置いてあるだけで、あなたの思考能力や問題解決能力にマイナスになる可能性があることがわかっています。
  • 手を使うアナログのツールをいくつか持ち込みましょう。私は、長い記事を書くとき、何枚かのインデックスカードに主なアイデアを書き、デスクでそれをシャッフルします。そうして、文章の筋を組み立てる別の方法を視覚化しています。
  • アナログデスクでは、好きなようにやりましょう。奇抜な発想を試してみるのはこの場所です。ひどいアイデアでもかまいません。そして、まとまってきたように思えたら、デジタルデスクに戻り、たった今つくり出したものをかたちにし、磨きをかけるのです。再び行き詰まったら、アナログデスクに戻りましょう。それを繰り返します。体を一日中動かしているので、アイデアが湧き続けますよ。


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Image: Unsplash

Michelle Woo - Lifehacker US[原文:To Be More Creative, Set Up an 'Analog Desk'

訳:浅野美抄子/ガリレオ

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