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元FBI捜査官スパイ摘発担当が語る「ボディランゲージ」から読み解く深層心理

元FBI捜査官スパイ摘発担当が語る「ボディランゲージ」から読み解く深層心理
Image: Shutterstock.com

元FBI捜査官で、スパイ摘発担当だったジョー・ナヴァロさん。

仕事で培った非言語コミュニケーションの分析スキルを「WIRED」動画で披露しています。

ボディランゲージはなぜ重要?

Video: Youtube

仕草や服装、姿勢など、言葉ではない要素がその人についてさまざまな情報を発信しているのだとナヴァロさんは言います。

ポーカーフェイスというのはあっても、わたしの観察からはポーカーボディというのはないんです。(ボディランゲージで情報や感情が)伝わってしまいますから。

わたしが大学生だった70年代のはじめには非言語コミュニケーションのクラスはありませんでした。

動作から何が読み取れるかが非言語コミュニケーションです。

なぜ取り上げるかというと、それはとても重要で、他人とのコミュニケーションを左右するからなんです。

非言語コミュニケーションは些細なことではありません。わたしたちは主に非言語でやりとりしていて、それは将来も変わることはないからです。

腕組みの本当の意味は

動画で最初に取り上げられていた例が、腕組み。

これは相手が好きではないサインで、相手をブロック、つまり遮っているという解釈を聞いたことがありますが、それは違うとナヴァロさんは断言しています。(動画:1:10〜)

ナヴァロさんによると、腕組みは自分を落ち着かせる動作なのだとか。

わたしも腕組みをする傾向は自覚していたのですが、友人や家族に対してもそうしているので「腕組み=ブロック動作」説には違和感があったんです。安心しました。

それに、手が手持ち無沙汰な時だってありますよね。

顔からわかること諸々

一番感情が出そうなのは、やはり顔でしょう。

巷では、話しながら咳をしたり、鼻を触ったり、口を手で覆うのは嘘をついているという説がありますが、ナヴァロさんはこちらも否定しています。

彼によると、このような動作は腕組みと同じで、自分を落ち着かせるためなのだそうです。(1:58〜)

「目は口ほどにものを言う」「目は心の窓」と言われる目はどうでしょうか。

きょろきょろと視線が定まらないと怪しそうに思えてこちらを騙そうとしているのではと感じるかもしれませんが、ナヴァロさんいわく、それは情報をプロセスして考えを巡らせている動作なんだそうです。(1:43〜)

彼が「bunny nose(うさぎの鼻)」と呼ぶ動作は、鼻を上のほうに縮ませて両側にシワを寄せること。これは何かが気に入らない、嫌であることを示しています。(4:57〜)

唇を意識している人はあまりいませんが、何かが嫌な時には唇を口の中側の方へ丸める動作が見られます。(5:04〜)

頭を片方に傾むけているのは、リラックスしている証拠。

これがまっすぐになると何か気にかけることが起こったと解釈できます。(5:32〜)

手や腕の位置は何を意味する?

都合が悪いとか居心地が悪い時には、指が硬直して、両手の指を交互に組んだり、組んだ指をゆっくり動かしたりします。(5:47〜)

手を腰にあてるのは、何かが気に入らないとか問題がある時です。

親指を前にして手を腰に当てている動作は、話に関心があると解釈できるそうです。(6:08〜)

動画の後半ではポーカープレイヤーを観察。

手を前に出すのは何かが好きであり、手を前へ出さずに体の方に寄せているのは好きではないという気持ちの表れだと解説しています。

会議などでの自分の手の位置を考えてみると、たしかにその傾向はあると思いました。(12:01〜)

パーソナルスペース

話している相手との不快に感じない距離を、対人距離またはパーソナルスペースと言いますが、ナヴァロさんはこれにも触れています。

たとえば、初対面の人どうしが知らず知らずのうちにお互いが不快ではない距離を取ろうとして、足をいろいろ動かしたり体を前後に揺らしたりします。(8:54〜)

アメリカに住んでいると、このパーソナルスペースがまちまちなのを実感します。

これが自分よりずっと狭い人に近寄られて(40センチぐらい)、こちらが微妙に後ずさりするとまた寄られての繰り返しになった経験もあります。

非言語コミュニケーションには文化の違いもある

わたしが非言語コミュニケーションを学んだのは異文化間コミュニケーションの一部としてでした。

たとえば、こっちに来てという手招きの動作は日本では手の甲を上にして指を動かしますが、アメリカでは手の平が上になるんです。

日本式の手招きをすると、アメリカでは正反対の意味であるあっちへ行きなさいの「しっ、しっ」の動作と誤解される可能性があります。

このように、非言語コミュニケーションには文化的、社会的背景も関係してきますが、動作によってどんな情報を自分が発信しているのか、もっと意識してみたいと思いました。

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Image: Shutterstock.com

Source:WIRED

ぬえよしこ

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