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健康アプリにご注意。ダミーのメールアドレスを使っても「身バレ」する理由

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健康アプリにご注意。ダミーのメールアドレスを使っても「身バレ」する理由
Image: Rasulov/Shutterstock.com

最近普及している「健康関連アプリ」は、ユーザーの個人情報をたくさん保存しています。

私の場合は、体重、運動習慣、メンタルヘルス、生理周期などをトラッキングするアプリも使っています。

しかし、こうしたアプリはユーザーのデータを販売したり、第三者と共有している場合があり、ダミーのメールアドレスで登録したとしても、必ずユーザーを特定します。

ダミーのメールアドレスを登録しても身元バレしてしまう

なぜそんなことが可能なのでしょうか?

第一の理由としては、同じダミーのメールアドレスをあちこちで使用していると、ユーザーが特定されてしまうからです。

企業間でデータを交換するとき、誰のデータか特定するために、企業が所有しているあらゆるデータとの照らし合わせが頻繁に行なわれています。

それなら、アプリごとに使い捨てのメールアドレスを作り、用が済んだら捨ててしまえばいいのでしょうか。いいえ、それでもユーザーを特定する方法があります。

FacebookやGoogleのアカウントで何かにログインすると、すぐに特定されてしまうのです。

それから、電話番号についても、毎回1度使用したら消滅する電話番号を使用しない限り、すぐにユーザーを特定されてしまいます。

電話番号でバレる

常にメールアドレスや電話番号はダミーを使用することにしても、ユーザーの個人情報を保護できません。AndroidとiOSの両方で使用されている鬱病防止アプリと禁煙アプリに関する最近の研究で、そうしたアプリの中には端末識別子を用いているものがあることがわかりました。

どうやら、ユーザーの電話番号に紐づいているようです。また、別の研究では、Android版の健康アプリの45%が、端末識別子をユーザーデータと結び付けており、多くは暗号化されずに送信されていることがわかっています。

健康アプリに入力する個人情報には注意しよう

この問題にはまだ良い解決策はありません。ダミーのメールアドレスを使うと多少はマシかもしれません。少なくとも害はないはず。

電話番号の広告識別子をときどきリセットすることはできますが、識別子もいくつかのタイプがあり、リセットできないものもあります。

健康アプリ用のメールアドレスと電話番号を作ってみてもいいですが、既に入力したデータは削除されずに保存されるかもしれません。

当面できることは、健康関連のアプリを使用する際は、慎重になり、個人情報がさらされるリスクをしっかり認識しておくことぐらいかもしれません。

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Image: Rasulov/Shutterstock.com

Source: JAMA Network, Ieeexplore

Beth Skwarecki – Lifehacker US[原文

春野ユリ

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