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筋トレ記録アプリだけで大丈夫? 結局、手書きノートが必要になる理由

筋トレ記録アプリだけで大丈夫? 結局、手書きノートが必要になる理由
Image: Halfpoint/Shutterstock.com

筋トレ用アプリを長い間使っている人は、1つのアプリだけに頼り切るのは危険だと気づいているでしょう。

そのアプリが廃止されてしまったり、スマートフォンが壊れてデータが消えてしまったりするからです。

それに、すべてが上手くいっても、記録されるべき測定値を、アプリが必ず記録できているとは限りません。

だから、自分のトレーニングデータを取っておくことが大切なのです。

アプリやクラウドに頼り切りではいけません。

ランニングした距離やリフティングの日課を紙に書き留めておくか、自分で管理できる(そして、バックアップを取れる)デジタル書類に記録しておきましょう。その理由は次の通りです。

データにアクセスできなくなる可能性がある

確かに、アプリを使っても、そのアプリを使い始めた当初は上手くいくでしょう。

けれども、何年もランニングをしてきた経験からいうと、使えなくなったウェブサイトやアプリがあります。

5年前に走った最後のハーフマラソンのトレーニングデータを、いったいどこに記録したのでしょう? 見当がつきません。2012年の初マラソンは?

走った距離を記録したはずのウェブサイトを見つけたのですが、私のパスワードも、今使っているメールアドレスも、認識してくれません。

たいていの場合、私たちは現在のことだけを考えています。ですが、将来の自分のためにデータを残しておくことも大切です。

5年か10年先に、「2019年にはどんなトレーニングをしていたのかな?」と頭を悩ませているかもしれません。その問いに答えるには、データを残しておく必要があります。

幸いなことに、私は実際に、昔のデータの一部を持っています。それは紙に書き留めてあったからです。2012年の初マラソンに向けてトレーニングした時は、トレーニングカレンダーをプリントアウトして、壁に掛けておきました。

こういうタイプの紙の記録に、1年か2年分の筋トレデータも残してあります。現時点で唯一後悔しているのは、紙というローテク記録の量を少なめにしてしまったことです。

アプリが測定してくれるのは、アプリ向きの記録だけ

ランニング用アプリが最も測定しやすいのは、全体の平均ペースです。つまり、タイムを、走った距離の合計で割った数値です。そしてそれは、ランナーが把握できる数値の中では、最も役に立たないものの1つなのです。

要するに、走るペースは筋トレごとに異なっているはずです。

長い距離をゆっくり走っているのなら、平均ペースは遅くなるでしょう。けれども、ウォームアップとしてゆっくり1マイル走った後に、速いテンポで3マイル走り、またゆっくりクールダウンするときもあります。

全体の平均ペースは、そうしたランニングについて役に立つ情報を何も与えてくれません。トラックでインターバル走をする場合に、全体の平均ペースがどのくらいになるかなんて気にする人がいるでしょうか? 誰も気にしませんよね。

私は、走る時や、ジムでリフティングをする時は、まだアプリを使っています。

しかし今は、帰宅したら重要な数字をノートに書き写しています。筋トレの種類ごとに、

  • どのくらい時間がかかったか
  • どんなペースで進んだか

をノートに書き込むのです。

顔文字か、筋トレの強さを表す数字か(10が死ぬほどの努力で、6は公園でジョギングするペースです)、どちらかを使って表しています。

考えてみてください。そもそも、なぜデータを記録しているのでしょうか?

  • その場で見て考えたいからか(その場合、チェックしたい測定値と感触を書き留めるべきです)
  • あとから見直したいから

のどちらかです。

もしかすると、その両方かもしれません。だから、それぞれの場合に重要だと思う数値を記録に取りましょう。

両方使ってもOK

アプリが便利なら、アプリを使うのをやめる必要はありません。

私は、リフティング用の『Strong』というアプリを愛用しています。

このアプリは、私の代わりにたくさんの計算をしてくれて、その場で重要なこと(ウェイトや反復回数、主観的運動強度(rpe)など)のほとんどを記録し、前回のリフティング内容を思い出させてくれるからです。

けれど、帰宅したらすぐに、トレーニング用ノートを開いて、行ったエクササイズの内容と、何セット行ったか、効果的なウェイトはいくらだったかを手早くメモします。

ランニングについても同じです。私は『Nike』を使って走った距離を測定し、Instagram用に、データを埋め込んだ写真を作成します。

ですが一日の終わりには、その日走った距離とペースについてのメモ、感触、そのほか、後で役立つかもしれない詳しいデータをノートにも書き留めておきます。

アプリは使わず、ジムにノートを持って行きたいというなら、それも良い考えです(自分の現在地とパーソナルデータを企業に知られることなくエクササイズしている人たちのことを、少しうらやましいとさえ感じます)。

いずれにせよ、自分に合ったやり方を確立し、パスワードを忘れたせいで記録にアクセスできなくなってしまうことが起こらないようにしましょう。

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Image: Halfpoint/Shutterstock.com

Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文

訳:松田貴美子/ガリレオ

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