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人生の充足感に欠かせない、大人になってから友だちを作る方法

人生の充足感に欠かせない、大人になってから友だちを作る方法
Image: Dean Drobot/Shutterstock.com

何かのコミュニティに属したいなら、近所の人と知り合いになるのがいいでしょう。

しかし、実際のところそれは難しいという人は多いはず。もっと気軽で、負担の少ない、定期的にやりとりする友だちを作るほうが、ストレスも少なくていいでしょう。それに、そのような気軽な友だちが、最終的に本当の親友になることもあります。

では、大人になってから、どのように友人を作ればいいのでしょうか?

大人になると友だちを作るのが難しい理由

一緒に勉強をする女性2人
Image: Alexis Brown/Unsplash

若い頃は、毎日友だちと会う機会があります。

David Robertsは、「Vox」に書いた「大人になると新しい友だちを作るのが難しい理由」という記事の中で、定期的に長時間接していることが、友情を築くのに必要なことだと説明しています。

数時間の努力ではそれを突き止めることはできませんでしたが、何年も前に、それまで何度も考えてきたことについて書いてある研究を読みました。

その研究の主旨は、友情を築くのに重要な要素は、何度も自然と接することだということです。だから、否が応でも定期的に同じ人と接する学校で友だちができるのです。それが自然と友情が育まれる土壌です。

しかし、大人になるにつれて、そのような自然と誰かと接する機会はなくなっていきます。友だちとは電話で話すことはあっても、基本的には家庭と職場の往復です。

このことは2つの問題につながります。ひとつは、どんなに愛している人でも、役割が限定された人(親、配偶者、娘、アシスタントマネージャーなど)としか一緒に過ごしていないことです。

もうひとつは、コミュニティや近所の人たちと隔絶しているような気になることです。

Allie Volpeは、ニューヨーク・タイムズ紙でこのように説明しています。

社会との接触や帰属に対する欲求は、食事、睡眠、安全などと並ぶ、人間の基本的な欲求です。

しかし、2016年の研究によると、25歳になると友だちの数がピークに達し、時間をかけて徐々に減少していくとあります。

年を取るにつれて、優先事項が仕事の後のボウリングから子どものお迎えへと変わり、付き合いの予定をこなすことはそれほど重要ではなくなります。

だからこそ、個人の充足感のためには、社会とつながり続けることが不可欠なのです。

では、どのように社会とのつながりをつくればいいのでしょうか?

コーラス部に入ったり、ボランティアをしたり、子どもの読み聞かせで図書館に通ったりするなどして、何度も自然と人と接する機会を見つけ、人と触れ合うことで、気軽な友だちができます。

もう一度Volpeの発言を引用しましょう。

2014年の研究で、人とのゆるいつながり(ご近所さん、近くのコーヒーショップの店員、自転車クラスのメンバー仲間など)が多ければ多いほど、私たちはより幸せを感じます。

また、このような知り合いのネットワークを維持することが、コミュニティへの帰属意識につながると研究者は発見しました。

(中略)

数分でも、定期的にそのようなコミュニティ(スポーツチームや趣味の集まり)に参加したり、そこの人たちと会ったりすることで、人生の満足感が増すことが証明されました

気軽な友だちを作る方法

知り合いを気軽な友だちにしたいと思っている場合は、つながることが大事です。

自転車クラスに参加するのであれば、足だけでなく口も動かしましょう。クラスが始まって音楽が流れるのを待っている間や、クラスの後で自転車を拭いている時に、人に話しかけなければなりません。

そうすることで、隣の自転車に座っていた人が、コーヒーショップでお茶をするようになったり、ファーマーズマーケットでおしゃべりをするようになったり、7月4日(アメリカの独立記念日)のBBQパーティーに招待するようになったりして、いつの日か親友になるかもしれません。

もちろん、そうならないかもしれません。

気軽な友だちがすべて「悩みを相談できる人」や「緊急事態に電話できる人」に変わるわけではありません。しかし、気軽な友だちは、イベントで気楽に喋れる人や、クラスの後で一緒にランチする人や、仕事や恋人を紹介してくれる人になりやすく、求めていた新しい親友になるかもしれません。

ですから、同じ自転車クラスにいる人でも、同じ学校行事に参加している人でも、隣の人に話しかけてみましょう。

そして、次にその人に会ったら、また挨拶をしましょう。

もちろん、相手の反応や様子を見て、明らかにあなたに興味を持っていない場合は、気軽な友だちにもなりたくないと思います。

しかし、短くても自然な会話をすることで、これまでいなかった友だちに囲まれるようになるかもしれないのです。

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Source: Vox, The New York Times, SAGE Journals, Springer Link

Nicole Dieker - Lifehacker US[原文

訳:的野裕子

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