大人にも多い「歯医者恐怖症」を克服する方法7選
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歯医者へ行くのが好きな人なんていない。そう思いますよね?
私は自分が「歯科恐怖症」だとは思いませんが、クリーニングの最中は手をぎゅっと握りしめてしまいます。
歯科恐怖症は、ごく一般的にみられるものです。アメリカ人の75%近くが大なり小なり歯医者へ行くのを恐れているとする推計もあります。個人的にはそこまで多くはないと思いますが、とくかく、非常に一般的なものだということです。
もっとも、歯医者が怖かろうと怖くなかろうと、半年ごとの定期検診には行くべきです。
少なくとも、ときどきは歯医者に行って、虫歯などの問題がないかチェックをする必要があります。
1. 自分に合った歯医者を見つける
まだ安心してかかれる歯医者がないという人は、家族や友人におすすめを尋ねてみましょう。このとき重要となるのは、歯科医より歯科衛生士のほうです。
歯のクリーニングをしてくれるのは歯科衛生士です。私の担当は、優しくはありません…。過去には、歯にほとんど触らない歯科衛生士もいました。評判が良くて優しい歯科衛生士を探してください。
家族や友人から情報が得られなかった場合は、受付に電話をして、子どもに一番好かれている歯科衛生士は誰かと尋ねてください。その人があなたの求めている人です。
2. タイミングが重要
歯医者へ行く日は神経質になってしまうという人は、なるべく一日の早い時間に予約を入れるようにします。
やきもきする時間が短くなり、キャンセルしてしまう可能性も低くなります。また、早い時間のほうが診察が遅れて待ち行列ができている可能性も低くなります。
3. 準備を怠らない
前回の診察からしばらく経っているなら、問診票に記入する時間も考慮に入れておきましょう。もちろん、保険証も忘れずに。
知覚過敏の歯の扱い方や、夜の歯磨きの仕方など、質問したい事項もメモしておきます。不安で神経質になっていると聴くべきことを忘れてしまいますので、紙に書き出しておくのがベストです。
4. 応援を頼む
可能であれば、友達や家族に一緒に歯医者に行ってもらいましょう。ただ待合室で一緒に座っているだけでも違います。背中に手を当てて「全然怖くないよ。本当だよ」と言ってくれる人がいれば気持ちもずいぶん落ち着くものです。
応援を頼めないときは、手で握りしめたり、手遊びができるアイテムを持っていきましょう。
ストレスボールは結構役に立ちます。デンタルチェアのアーム以外に握りしめるものがあるということですから。
5. 怖いと伝える
緊張や恐怖を感じているときは、早めから、繰り返し口に出して伝えましょう。
予約をするときに受付の人に伝え、当日にも伝えましょう。歯科衛生士が作業を始める前にも伝え、歯科医がチェックにきたときにもダメ押しで伝えます。
歯科医やスタッフは、歯科恐怖症の患者の扱いに慣れているものです。不安があることを伝えておけば、さらにやさしく接してくれることでしょう。
6. 音楽で機械音をかき消す
これほど技術が発達した現代において、歯医者の機器がいまだに拷問装置のような音をたてる理由が私にはわかりません。研磨機器の甲高い叫び声や、唾液吸引器のすすり泣く声はまるで悪夢です。
どうやら、今後もこうした音から解放されることはなさそうなので、最善策はこの機械音をシャットアウトすることです。
イヤホンをしていいか聞いてみましょう。
モーツァルトでもいいし、いま流行りの犯罪ドキュメンタリー・ポッドキャストでもかまいません(私のお気に入りは、To Live and Die in L.Aです)。顔の周りで響くドリルのような機械音から気をそらしてくれるものなら、なんでもOKです。
7. 次回の予約を入れる
治療やクリーニングが無事に済んだら、その場で次の予約を入れておきましょう。
そうすべき理由はいくつかあります。歯科医の多くは、皮膚科医と同じく、みんな定期的に予約を入れていきます。
ですので、早めに自分用の枠を押さえておく必要があります。もっとも、一番重要なのは、今後6カ月間、歯医者に行くべきかどうかで思い悩む必要がなくなることです。
すでに決断は下されているわけですから。
そして、担当してくれた歯科衛生が気に入ったら、次回も同じ人にお願いできるようリクエストしておきましょう。
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Image: Nhia Moua/Unsplash
Source: Gentle Dental
Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文]
訳:伊藤貴之