
フリーランサーの皆さん、どんな仕事も絶対に断らず、ときには休日返上でヘトヘトになるまで働いていませんか?
どんな仕事も断らないから、断ると良いこと
フリーランスのライターのための情報サイトMake a Living Writingでキャロル・タイスさんが説明しているように、クライアントに「スケジュールが空いていないのでお引き受けできません」と言うと、長い目でみれば良い結果につながることもあります。
近い将来クライアントになりそうな相手に、忙しすぎてこれ以上仕事を引き受ける余裕がないと言うと、「おお、きっと優秀なライターに違いない」と思われるはずです。
すると、相手はますますあなたに仕事を頼みたくなるはず。
よその仕事を断ってでも自分の仕事を引き受けてもらいたいと思い、より高い執筆料を提示してくることもあります。
また、時間がないので新規のクライアントの依頼は断ろうかなと思うときは、むしろ既存のクライアントの依頼を断る方が賢明かもしれません。
「よく考えた方が良いでしょう」とタイスさんは指摘します。
たとえば、執筆料が一番安いクライアントとの関係を終わらせて、もっと高い金額を支払ってくれるクライアントのために時間を作るべきときかもしれません。
ヘトヘトになるまで働かなくてもいい
要するに、フリーランサーは、クライアントからオファーされた仕事をする時間があるかどうかわからないときは、その仕事は断るべきです。
何もヘトヘトになるまで働くことはありません。
クライントには、「貴社のお仕事をさせて頂きたいのはやまやまですが、現在スケジュールに空がありません。」と回答して、様子を見ましょう。
もし、相手がより高い金額を提示してきたら、収入が増えるチャンス!
また、クライアントから「では、いつなら空いていますか?」と聞かれたら、ちょっと先の仕事まで確保したのも同然です。
これで仕事日照りというフリーランスの不安は払しょくされます(相手に聞かれる前に、こちらかスケジュールの空いているところをオファーしてもいいですよ)。
こちらの仕事の都合にある程度合わせようという気持ちがないクライアントなら、長い付き合いをするには相応しくないクライアントです。
無理して仕事を受ける必要はますますありません。
仕事を断るとクライアントを失うのではという心配は無用です。
結局のところ、スケジュールは埋まりますよ。
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Image: CRAFT24/ shutterstock
Source: Make a Living Writing
Nicole Dieker – Lifehacker US[原文]
訳: 春野ユリ
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