ユニークな竹型フォルム! 美しさと滑らかな書き心地を両立させた万年筆「TTi-110」を使ってみた
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デザインはやっぱり重要。
高級筆記具は社会人なら一本は持っておきたいもの。その中でも万年筆は、手軽に大人を演出できそうなアイテムのひとつではないでしょうか?
ただ、万年筆はブランドごとに多少の違いはあれど、オーソドックスなスタイルなものがほとんど。あまり変わったデザインのものは見かけませんよね。
そこでデザインと材質で差別化できる、ユニークなバンブーフォルムの万年筆「TTi-110」をご紹介します。現在クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーン実施中ですが、書きやすさと美しさを両立させたというその実力をサンプルで試しました。
メタルなのに有機物のような質感

まず外観はとてもシンプルかつシームレス。
竹をモチーフとしたユニークな形状で植物の雰囲気も醸し出しながら、削りだしの金属で美しい仕上げ。クリップが無いのでノートや服のポケットに挿すことはできませんが、シンプルさと全体の雰囲気を優先していると考えれば納得です。

キャップやインク部分はスクリュー式で着脱。キャップ装着時には境界が目立たず、まるで1本の竹のよう。
滑らかな書き心地とそれを支えるフィット感

削りだしのボディに合わせて、その価格帯に見合った部材が組み合わされています。
万年筆には定番の、ドイツ SCHMDIT(シュミット)製のペン先やインクコンバーターを搭載し、メーカーの公言どおりとても滑らかに書くことができます。

ペン先は極細・細字・中字の3つから選択可能。太さに関しては好みが分かれる部分なのできちんと選べるのは嬉しいところですね。こちらのサンプルはM(中字)でした。

実際に書いてみた様子がこちら。滑らにペン先が走ってくれています。

実際に文字を書いていて感じたのはとても手に馴染むこと。
単純に竹をモチーフにしただけのように見えますが、人間工学設計(エルゴノミクスデザイン)を取り入れているとのこと。節の間隔や太さなども考慮されているようで、フィット感は申し分ない感じでした。

今回試したのはアルミニウムモデル。見た目の金属感とは裏腹に非常に軽い仕上がりとなっています。

ラインナップは他にチタンとコッパー(銅)も展開中。こちらのコッパーモデルは銅特有の経年変化が楽しめ、世界で一つの自分色万年筆を生み出せます。
スペック上、アルミより2倍以上重いため、ずっしりくるタイプがお好みであればおすすめです。

ハイエンドのチタンモデルはブラックとシルバーを用意。実用金属のなかでも最大クラスの強度や耐食性を持つチタンは、素材特性も相まってアルミとはひと味違う雰囲気が漂っていますね。

アルニウムモデルは価格も手頃でカラバリ豊かなのが特徴。どれを選ぶか迷ってしまいますね。
このバンブースタイル万年筆「TTi-110」は現在クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーン中。
アルミニウムモデルが10,100円(送料込)から、コッパーモデルが13,900円(送料込)からオーダー可能。フラッグシップのチタンはブラックとシルバーで値段が異なり、シルバーが17,400円(送料込)から。ブラックも24,300円(送料込)からオーダー可能です。
ちょっといい文房具をお探しの方はぜひ詳細をチェックしてみてください。
Photo: 増田 隼也
Image: machi-ya
Source: machi-ya
Junya Masuda