広角レンズと相性良し。映り込みを無くしてガラス越し撮影をグレードアップするレンズフード「ULH」を使ってみた
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写真がもっと綺麗に撮影できたらと思いませんか?
スキルアップももちろんですが、物理的な障害をしっかり取り除くことで劇的に向上させられる場合も多くあります。
例えばガラス越しの撮影。ビルからの夜景、車窓からの景色撮影時に映り込みが邪魔になる時ってありますよね。
そんな課題を解決するのが、姉妹サイトmachi-yaにてキャンペーン中のユニークなレンズフード「ULH」。今回はその実力を試してきました。
伸縮自在で取り付けやすいフード

「ULH」は伸縮するシリコン素材で装着が簡単。筆者のフィルター径52mmのレンズには難なくフィット。67mmのレンズでも無理なく装着可能でした。ただし、コンパクトで細い鏡胴の43mmのレンズには大きすぎて使えなかったのが残念。それでも広角レンズやズームレンズなどへの装着は問題ないでしょう。

使用の際はガラス面にそっと据えて接着させるだけです。吸盤ではないのでガラスに跡も残りませんし、離すときも力を入れる必要もなし。不快な音もしません。
また、「ULH」はアコーディオン構造で柔軟な動きに対応。上下左右のちょっとしたカメラ向きの調整はお手の物です。
ただし、レンズ種類によってはきちんと正面で捉えないとケラれ(レンズフードの映り込み)が発生することもありましたのでご注意ください。
広角レンズと相性グッド

「ULH」を使って実際にビルから夜景を撮影開始。光の映り込みがないだけで写真がとても魅力的になりますね!
広角レンズは写る範囲が広くダイナミックな写真が得られる反面、一般的なレンズフードだと映り込み対策では万全ではないのも事実。その点「ULH」は広角レンズと相性良しと言えるでしょう。
また夜景に限らず水族館や動物園でのガラス越し撮影でも活躍してくれそうです。
レンズ・カメラ置き場にも

レンズ交換などでどこかに交換用レンズやカメラを少し置きたい時は往々にしてありますが、大事な相棒たちを地面などに置くのは気が引けます。
その点「ULH」は一時的な置き場としても活躍できる嬉しい仕様。個人的にはこの一石二鳥感がお気に入りです。
また、このように小さく折りたたんで収納できるのも荷物が多くなりがちな撮影では評価ポイントですね。
ご紹介した以外にも、カメラ本体側に伸ばせばプロテクターとしても活躍してくれる機能など、初心者から上級者まで周りと差をつけられる便利なアイテムだと感じました。
現在クラウドファンディングサイト「machi-ya(マチヤ)」にて、一眼レフ向けの「ULH」が早割で20%オフの6,450円(送料込)から、スマホ・コンデジ向けの「ULH MINI」単体が15%オフの4,550円(送料込)からオーダー可能となっています。
「ULH」と「ULH MINI」がセットになったお得なプランもありますので、気になった方は下のリンクからチェックしてみてください。
Photo: 増田 隼也
Source: machi-ya
増田 隼也