Googleに学ぶストレスフリーな働き方と人間関係|疲れる組織と疲れない組織の違い
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週末、いくら寝ても疲れがとれないと感じることがあります。そもそも、日本の会社で働く人々はあまりにも疲れすぎているのかもしれません。
『Google流 疲れない働き方』 の著者であるピョートル・フェリークス・グジバチは、ポーランド生まれです。ドイツ、オランダ、アメリカで暮らした後に日本へ。
ベルリッツやモルガン・スタンレー、グーグルなどを経て、現在は2つの会社を経営しています。
グーグルで人事に携わってきた著者ですが、各国の職場を見ている中で、日本人はすごく頑張っているのに疲れていると語ります。
疲れる組織、疲れない組織
本著には、グーグルで学んだ疲れない働き方と、日本の組織で疲れずに成果をあげていくための方法が書かれています。
人生100年時代の新しい働き方のヒントがここにありそうです。
自分自身の集中力を高めたり、流行りのマインドフルネスを取り入れてみたとしても、職場そのものがストレスフルであったとしたら、元も子もありません。
そもそも会社にいるだけで疲れるという人も多いのではないでしょうか。
疲れる組織は、忖度が多かったり、本音を言わない傾向があるようです。
逆に疲れない組織は、わからないことはわからないと言うことができる、本音で語れる環境であるといえるでしょう。
疲れないコミュニケーション方法は?
疲れを倍増させる上司の代表的な言葉として「そんなこともできないの?」「前にいったよね?」というものがあります。
しかし、意図は同じでも言い換えることで、建設的なコミュニケーションをとることは意外と簡単なようです。
まず、質問をして状況を明確にすること。
「どこでつまずいているの?」「前の時と何が違うの?」と性善説で聞いてあげる。
相談されたときには、「どうしたいの?」と尋ねる。
会話に思いやりがあれば、質問に対して誠実に相手も答えてくれるはずです。日本の組織で一番暗い顔をしているのは中間管理職であるといいます。
メンバーの育成に力を注ぐことで、信頼感が生まれ、結果的にチームを楽に回せるようになるのだとしたら、できるところから少しでも着手していきたいものです。
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Image: ナカセコ エミコ
Source: Google流 疲れない働き方