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同僚の愚痴を聞くのが辛い。そんな時の対処法3つ

同僚の愚痴を聞くのが辛い。そんな時の対処法3つ
Illustration: Jim Cooke

職場の人間関係の悩みに対してアドバイスするHuman Resourceのコーナー。

今週のご相談は、私生活の愚痴を延々と話し続ける同僚の扱いについてです。

婚約者を悪く言う同僚が辛い

Human Resource様

私は人気のあるレストランのウエイターで、ブラッド(仮名)という男性とたびたびシフトを組んでいます。

ブラッドと私は同世代(20代半ば)ですが、経歴はとても違っています。私は大学で学位を取得して、パートナーと暮らしています。

ブラッドは高校時代のガールフレンドと婚約中で、2人の間には既に子どもがおり、最近彼女と一緒に家を買ったところです。

問題は、ブラッドが婚約者を嫌っていることです。彼の話の行きつく先は常に婚約者の悪口です。


「僕の婚約者は本当に何もできないから、何でも僕がやることになってしまうんだ。彼女は洗濯もまともにできないし、料理をすると鍋をたくさん使い過ぎて台所を散らかすし、育児もちゃんとできないから、子どもも親の言うことを聞かない。彼女が裏口の鍵をかけ忘れていたから、『犬が逃げてもしらないぞ!』と僕は怒鳴ってやったんだ」


私が彼と仕事をするようになってから6カ月経ちますが、彼の口から婚約者の実名を聞いたことは一度もありません。

私は偉そうなことを言うつもりはありません。就学前の子どもがいると大変なことはわかっています。彼もこんな生活になるとは思っていなかったと思います。

でも、私は不仲な両親のもとで育ったので、彼の子どもが可哀想でたまりません

私の両親は憎みあっていましたが、結婚生活を続けていかなければならないという思い込みから一緒に暮らしていました。

ブラッドもそれと同じです。ブラッドから聞く話の多くは、彼から見れば腹が立って当然のことかもしれませんが、私にはブラッドが酷いことを言っているように聞こえます

私は、「僕も料理するときは鍋を山ほど使うよ」とか「人の話を聞かないのは、小さい子どもの特徴だと思うよ」などと言って、彼の話に反論を試みてきました。

でも、彼は、毎回、婚約者がいかに無能かということに話を戻してしまいます

私はどうしたらいいのでしょうか?

「ずいぶん酷い話だね。彼女との結婚を取りやめようと思ったことは無いの?」とはまさか言えませんが、彼の話を聞くのはもううんざりです。

彼はまともなことを言っているつもりでしょうが、私の神経に障ります。

境界線を引く

できるだけ早くブラッドさんとの間に境界線を引くべきです。

彼はあなたを感情のはけ口にしているようですが、それは無礼で自己中心的な行いです。それに、あなたに不快感とストレスを与えています。

彼がカウンセリングが必要としているなら、カウンセリングを受けるべきであって、私生活の愚痴を同僚に聞いてもらおうとするのは間違いです。

ヘタすると、ブラッドさんはあなたに対して個人的な関心をまったく持っていない可能性が高いと思います。

いつか彼が「僕の婚約者と違って、君は僕のことをわかってくれるね」と言ってくれると期待してはいけません。

え? 万が一にもそんなことを言われたら、気持ち悪くてたまらないですって?

それは良かった。彼とのこのような関係は断ち切った方が良いと思うからです。

愚痴を言い始めたら話題を変える

だからと言って、彼と真っ向から対立する必要はありません。彼が実名を明かさないパートナーの話を始めるたびに、話題を変えてみましょう

予めいろいろな話題を考えておく方がいいですね。仕事関連の話がベストですが、最近夢中になっているNetflixの話でもOKです。

ちょっと唐突な感じがしても気にせず話題を変えください

あるいは、片づけなければならない仕事があると言って話しを打ち切りましょう。要するに、彼の家庭生活の愚痴にはできるだけ興味を示さないようにすることです。

でも、ブラッドさんは、察しの悪いタイプかもしれません。

その場合は、次のステップとして、「君のパートナーの話以外のことを話してもいいかな。子育てが難しいことはわかっているけど、その話を聞いていると気が重くなるんだ」と言ってみましょう。

「君の話を聞いていると、僕の両親がいつも不仲だったことを思い出してしまうから」などと付け加えてもいいですが、私ならそういう話は持ち出しません。

余計な方向に話が複雑化する危険性があるからです。それに、同僚とは友だちなるべきだと思いすぎなくていいと思います。

冷淡になっても仕方がないと割り切る

ちょっと失礼で冷淡な振る舞いを勧めるな、と思うかもしれませんね。

でも、同僚だからというだけで、6ヶ月しか知らない人の家庭のいざこざに関わる必要もなければ、心を痛める必要もありません

あなたがブラッドさんの話の聞き役になり彼の家庭問題を心配するという構図から、徐々に、でもきっぱりと、抜け出しましょう。

本当の友だちなら、あなたをそんなふうに扱わないはずです。だったら、職場の「友人」にもそんな振る舞いをさせてはいけません。

先週のお悩みに対する読者の皆さんの反響

先週寄せられた「職場の不快な同僚をどう扱うべきか」というご相談には、読者の皆さんからたくさんのコメントを頂きました。そのうちのいくつかをご紹介したいと思います。

詳しいメールを送ると、わざわざ席までやってきてメールにちゃんと書いてあることを質問する同僚に悩んでいる相談者に対して、その種の困った同僚はやんわりと「訓練」してそういう振る舞いをやめてもらうことをご提案しました。

一方で、明らかに相手の能力が低いなら、そういう詳しいメールを送ることが、コミュニケーションの方法として本当にベストなのか、もう一度考えてみることもお勧めしました。

Waterdragonさんは次のようにコメントしています。

もし、あなたが複数の同僚からそういうことをされているなら、ちょっと立ち止まって、

a)あなたが伝えようとしている情報のタイプ

b)あなたの伝達方法

について考えてみてください。詳し過ぎて読みにくいメールになっているのではないでしょうか。

katie_keysさんは、「もっと短いメールを書くようにしてみましょう」と提案して、前職の雇用主の「メモは簡潔に」という方針を挙げ、伝えたいことを1から3までの箇条書きに集約できないときは、「メールで伝えることは無理なので、ミーティングにする必要がある」としています。

別の読者も、「人によって情報の吸収の仕方は異なる」と言っています。

相談者に非があるという意味ではありません。

でも、同僚1人1人の振る舞いをどうやって変えるか考えるよりも、自分の行動を変える方が解決の近道だと考えてみても損はありません。

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Illustration: Jim Cooke

Reference: NYTimes

Rob Walker – Lifehacker US[原文

訳:春野ユリ

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