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「紫外線は敵」とは限らない!? 今、現代人に必要とされる「光マネジメント」

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「紫外線は敵」とは限らない!? 今、現代人に必要とされる「光マネジメント」
Image: BlurryMe/Shutterstock

春の訪れが感じられる季節になりました。陽差しも日に日に暖かくなっています。まだ春だからといって油断していませんか? 実は、3月から5月は冬よりも紫外線がぐっと強まる季節なのです。

当然、強い紫外線は、シミやシワの原因となるほか、浴びすぎると肌が老化するだけでなく皮膚ガンになってしまうリスクがあります。

だからといって、紫外線は100%悪とも言い切れないことが近年わかってきました。実は、太陽光はビジネスパーソンに欠かせない体内時計の調節やビタミンDの生成といった働きがあるのに加え、近年、紫外線に隣接する波長の光「バイオレットライト」に近視を抑制する可能性があることが新たに発見され、大きな話題となっているのです。

ということで今回は、最新の「光」情報について、さまざまな研究データや有識者への取材をもとに、ビジネスパーソンが“光をマネジメントしながら上手に生きる”方法について紹介します。

ビジネスパーソンに必要な日常の「光マネジメント」

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Image: kanyanat wongsa/Shutterstock

まずは太陽光の大切さについて、医療ジャーナリストの松井宏夫氏にお話を伺いました。

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松井宏夫/医療ジャーナリスト

1951年富山県生まれ。中央大学卒業後、サンケイ出版、「週刊サンケイ」の記者を経てフリージャーナリストに転身。医療の最前線の社会的問題にも取り組み、高い評価を受けている。名医本のパイオニアであるとともに、分かりやすい医療解説でも定評がある。テレビ、ラジオ、新聞、週刊誌などで幅広く活躍。東邦大学医学部客員教授のほか、日本医学ジャーナリスト協会の副会長を務めている。「名医名鑑」(日本工業新聞社)、「名医730人徹底ガイド」「症状別病気度チェック」(ともに主婦と生活社)などがベストセラーとなった。

「そもそも太陽光は地球上に棲むすべての生物が生きるのに欠かせません。太陽光にはサーカディアンリズム概日リズム)を整えたり、体内に必要とされるビタミンDを生成したりする働きもあります。

人の体内時計は、24時間15分程度で動いているといわれていて、朝、カーテンを開けるなどして陽の光を浴びることで生体がリセットされて、活動モードに切り変わります。一方で、人が一定期間、洞窟で陽の光を浴びずに生活したところ、一応夜になると自然に眠くなるものの、目覚めたときにリセットできないため、そのズレが2カ月程度続くと丸1日分の時差が生じたという実験もあります」(松井氏)

松井氏の話により、太陽光が人の生活リズムを整える重要な役割を果たすということがわかりました。

とはいえ、特に現代のビジネスパーソンは、早朝から夜中まであまり陽を浴びない生活をしている人も少なくないと思います。そんな生活を続けることへの弊害についても伺いました。

「ある企業の産業医への取材によると、IT企業などで深夜勤務が多い若い世代にうつ病になるケースが増えているといいます。太陽光を浴びないと生体リズムがリセットできず、時差ボケのような状態が続いて、睡眠障害をはじめ、意欲の低下、ひいてはうつ病が起こりやすくなるのです。また、免疫力が低下することで、糖尿病やガンといった大病にもつながるといわれており、日々の体調不良はそのシグナルかもしれないので注意が必要です」(松井氏)

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Image: FotoHelin/Shutterstock

では、日々の暮らしの中で、上手に陽の光を浴びる方法については?

「体内で1日に必要なビタミンDを生成するためには、1日30分程度夏なら10分ほど陽を浴びれば十分といわれています。陽がのぼる前に出勤して、帰りは深夜になってしまう場合をのぞいて、多くのビジネスパーソンの場合、わざわざ陽を浴びなくても、1日普通に暮らすだけで十分な日光浴はできているはずです。朝の通勤中やお昼ご飯の外出時などでも陽を浴びているからです。

それからビタミンDは、サプリメントをはじめ、しいたけやきくらげといったビタミンDを多く含む食べ物からも摂取できます。ちなみに乾燥しいたけやきくらげから摂る場合、機械で乾燥させたものでなく、天日干しされたものでないと意味がありません。太陽光を浴びる際、日焼けが気になる人は日焼け止めを塗ってもOKです」(松井氏)

“光マネジメント”はハードルが高いどころか、ごく普通に働くビジネスパーソンなら無理なくできそうということがわかってホッとしました。

「バイオレットライト」が近視の抑制に効く?

太陽光のもたらすさまざまな効果を見てきましたが、こどもの近視情報サイト「ME-MAMORU」にさらに耳寄りな情報がありました。

それが冒頭でも触れた「バイオレットライト」。なんと、最新の研究では太陽光の一部である「バイオレットライト」が近視の進行を抑制する可能性があるというのです。ここからは、「バイオレットライト」について紹介していきたいと思います。

太陽光は、「紫外線」や「赤外線」、「X線」といった光から、「ブルーライト」のような光までさまざまな種類で構成されています。

近年、新たに発見された「バイオレットライト」も太陽光の一部。実は太陽光線は一直線で進むのではなく、細かい波状に振幅しながら進みます。

その振り幅を波長といいますが、バイオレットライトは、下図のように紫外線とブルーライトの間に位置する波長の光です。つまり、紫外線やブルーライトと波長が近い光といえましょう。

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Image: ME-MAMORU

2016年12月、慶應義塾大学医学部から、なんとこのバイオレットライトが、近視の進行を抑える可能性があるという研究データが発表されました。

これまで近視が発症したり、進行したりするメカニズムは解明されていませんでした。ところが、「バイオレットライト」を浴びたヒヨコの近視の進行が抑制され、しかも、進行を抑制する遺伝子の数値が上昇していることが、世界で初めて発見されたとのこと。

さらに、ほぼ1年後の2017年11月には、前出・慶應義塾大学医学部が、ヒトの臨床データを用いた研究で、コンタクトレンズで視力矯正をしている13歳から18歳の子どもについてデータ解析して発表しました。

それによると、バイオレットライトが目により多く入るコンタクトレンズを装用していた子どものほうが近視の進行抑制がされていた可能性が示唆されました。

これはかなり画期的でイノベーティブな研究データといえます。

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Image: ME-MAMORU

日常生活で適切にバイオレットライトを浴びるには、1日2時間程度を目安に屋外活動をすることがおすすめ。

注意点としては、屋内にいる場合、窓などにUVカットガラスが使われているとバイオレットライト(波長360〜400nmの光)まで遮断してしまうことですが、近年、紫外線カットの観点からUVカットガラスは住宅や学校施設の窓ガラスにも広く使用されています。

そして、一般的にメガネに使用されているレンズもバイオレットライトをカットしてしまうのだそうです。ただし、メガネのレンズにもバイオレットライトを通すものが登場してきています。バイオレットライトの効果を考えると、光マネジメントの観点からレンズを賢く選択することがポイントです。

ビジネスパーソンにとって、光のもたらす効果は絶大。日中は紫外線を適度にカットしながら2時間程度外に出てバイオレットライトを浴びることを心がけ、夜はなるべく遮光する、というように、適切なタイミングで適切な光を浴びること。つまり光を上手にコントロールして生きていく時代が来ているのかもしれません。


Image: BlurryMe/Shutterstock , kanyanat wongsa/Shutterstock , FotoHelin/Shutterstock , ME-MAMORU

Source: ME-MAMORU

庄司真美

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