
みなさん、「のんある気分」をご存じですか? ご存じない方に説明しますと、サントリースピリッツが販売しているノンアルコール飲料です。ちょっとお酒を飲みたいけれど飲めないというとき、こういうノンアルコール飲料はたいへん助かります。
そんな「のんある気分」が新テレビCMを全国でオンエア。また、オリジナルのWEB番組『のんある屋台』を3月28日(木)より公開しています。全4話(全6回)と、なかなかのボリュームです。

この番組は、テレビCMに登場する青のれん・のんある屋台を舞台に、新CMキャラクターの千原ジュニアさん、千原せいじさん、大島優子さんがさまざまなゲストを迎え、「のんある気分」を片手にいろいろな話に花を咲かせるトーク番組です。

その『のんある屋台』で印象深い回がありました。ライフハッカー[日本版]読者ならご存じの方も多いであろう、幻冬舎の名物編集者、箕輪厚介さんの出演回です。
さっそくご覧になりたい方は↓からぜひどうぞ。
ここからは、まだ見ていない人のために、番組の見どころを紹介していきますよー。

『のんある屋台』にやってきた箕輪さん、店主である千原ジュニアさんに開口一番「元気だしぃな」と言われてしまうほど、何やらお疲れの様子。しかしいったん話し始めると、想像を超えたとんでもない話が飛び出しました。そのなかから印象に残ったシーンを2つほどご紹介します。どちらも、日常のビジネスシーンでも役立つ内容ですよ!
仕事上で嫉妬をしたときにとる行動は?
まずひとつめが、「仕事上で嫉妬したときにとる行動」。箕輪さんは、嫉妬するほど素晴らしい内容の本が他の出版社から発売されたとき、ただ嫉妬するだけではそこで終わってしまうと語ります。

では、そこでどうするのか。箕輪さんは、その本をSNSなどで積極的に取り上げて宣伝をするそうです。そうすることで、自分が関わっていない本でもあたかも自分が関わっているかのような、自分のムーブメントのようにしてしまうとのこと。

箕輪さんにとっては、自分が起こしたムーブメント内でその本も出版されたと思わせることでメリットがあります。また、箕輪さんに紹介してもらうことでその本がさらに売れるという、WIN-WINの関係が築けるというわけ。
ただ嫉妬しているだけでは、そこから先に進めません。嫉妬をプラスに転換することで、みんながハッピーになれるというわけです。
これは、ビジネスシーンでも同じこと。素晴らしい仕事をした同僚や上司をうらやむだけではなく、自分もその一員になって成功に導いていくことで、ムーブメントをさらに大きなものにしていけます。

対抗しているだけでは、そこから何も生まれません。心を広く持ち、いいところを認め、同じベクトルを持って向かっていく。そうすることでいいムーブメントを自分に引き寄せることが可能なのです。
ビジネス書のオチはだいたい○○、その深い理由は?

もうひとつ気になったのが、ビジネス書のオチについて。箕輪さん曰く、「毎回変化しなければいけないみたいなことしか言わない」とのこと。確かに、そういうビジネス書、多いですよね。


でも、「自分を変えろ」「自分をアップデートし続けろ」というメッセージを届けるビジネス本を作り続けている編集者自身も変わる必要があると箕輪さんは感じているようです。

そこで箕輪さんは、「やったことがないことでも誘われたらやってみる」と決めています。歌が上手ではないのに歌手デビューをしたのも、この法則に則った行動なのです。
ビジネスシーンでも同じようなことが起きていませんでしょうか。「新しいことをやれ」と言っている上司が、昔からずっと同じ考え方でやってきていては、いくら部下が斬新なアイデアを出してきても取り上げてくれないでしょう。
そうならないよう、常に自分の興味の幅を広くしておき、柔軟な思考回路を育てておくことが重要。そのためにも、自分が知らない世界に積極的に飛び込んでいく姿勢というのは、大切です。
おもしろ発言に思わずニンマリ!? 内容が知りたければ『のんある屋台』をチェック

このほかにも、「売れるビジネス本の法則」や「なぜ30分で読める本が売れるのか」といった興味深いテーマのトークも展開。箕輪さんの話を聞いていると、目から鱗が落ちまくります。同じ業界にいる身としては、参考になる話ばかりでした。
ここまで紹介して詳しい内容を知りたいという方のためにもういちど番組動画を置いておきますよ。
また、そのほかの回は特設サイトから視聴可能です。こちらもおもしろい話続出ですよ。

ぶっちゃけトーク全開の『のんある屋台』には、ビジネスシーンでも参考になる話が盛りだくさん。ぜひ「のんある気分」片手に見てみましょう。
Screenshot: ライフハッカー[日本版] via サントリー/YouTube , のんある気分[サントリー]
Video: サントリー/YouTube
Source: のんある気分[サントリー]
三浦一紀
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