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振られた相手とセックスしてはいけない・承認を求めてはいけない

振られた相手とセックスしてはいけない・承認を求めてはいけない
Screenshot: 20th Century Fox

誰かに拒絶されたとしましょう。

誘ったのに断わられたとか、振られたとか、パートナーに「距離」を置きたいと言われたとか、なんでもかまいません。あなたなら、どうやって相手の心を取り戻しますか?

取り戻そうとしてはいけません

拒絶への対処が難しい理由

メンタルヘルスカウンセラーの資格を持ち、フロリダ州ウェストパームビーチのCORE Relationship Recoveryの共同オーナーでもあるJames Annear氏は、米Lifehackerに宛てたメールのなかで、恋愛をめぐる拒絶への対処がとても難しい理由を説明してくれました。

Annear氏は、終わりを迎えた恋愛関係から立ち直ろうとしている患者たちを扱っています。

そのため、まったく同じ悲しみの段階をくぐり抜けている人たちを数多く目にしています。

私たちの拒絶の受けとり方は、そもそも私たちが気にしている部分におおいに関係しています。特に、子どものころや関係の初期に、求めるものを得られていなかった場合はそうです。

どんな人にも、感情面における基本的な欲求があります。必要とされたい、愛されたい、価値のある人間になりたい、自分の人生に対するなんらかの力やコントロールを感じたい(エンパワーメント)、といった欲求です。

Annear氏によれば、私たちが拒絶に対して不健全な反応をするのは、他者からの承認に依存しすぎている時だそうです。

誰かに拒絶されたからといって我を失ってしまうようなら、それはあなたが自分の力で、自分の内側に価値を見つける努力をする必要があることを示しているのです。

けれども、そうした努力をできる人は少ないのです。そしてその理由は、ほかにもあります。

拒絶は単に、ラブコメ的ファンタジーのなかで相手を口説き落とすための第一歩にすぎない――私たちはそんなふうに教えこまれています。

それはまちがいです!

ここでは、拒絶を絶対的な「ノー」として、ありのままに受け入れる方法を伝授します。

後戻りはしない

奇妙で一時的な状況にいるせいで、拒絶を受け入れられないこともあります。振られはしたけれど、相手がまだ友だちでいたがっているような場合です。

振られたのに、相手がまだセックスをしたがっている?

もしかしたら、あなたはそれを、将来にヨリを戻すための「手づる」だと思っているかもしれません。でも、それはまちがいだとAnnear氏は警告しています。

恋愛関係が終わったあとに友情を維持することは可能かもしれませんが、そこにはつねに、ああしていたらどうなっていただろうかとか、片方が愛情を抱いているのに他方はそうではないとか、そういった類の感情が底流としてつきまといます。

それは、とても複雑な状況をもたらすことがあり、概してあまり健全だとは言えません。踏ん切りをつける可能性を台無しにするおそれもあります。

そして、ことセックスに関しては、これは絶対にしてはいけないことです。

セックスは最高だった、とにかくもう一度したいとあなたが自分に言い聞かせたとしても、そこに恋愛感情は存在しません。

その相手とのセックスが最高だったのは、おそらく、感情的な結びつきがあったからです。

同じようにはならないでしょう。…あるいは、そうなったとしたら、あなたはまた感情的な結びつきを感じます。

自分の愛情をまた相手に注ぎ、それがまた拒絶されて、うわべだけの無意味なセックスを軽視するようになります。

あなたが境界線を引かなければ、それがいつまでも続くかもしれません。その結果、あなたはさらなる拒絶に見舞われることになり、利用されているような気分になるでしょう

恋愛関係にあった相手と友人になったり、身体だけの関係を持ったりすることに同意する場合には、自分自身に正直になり、自分が何をしているのかをよく考えましょう

それが仲直りへの道だと思うなら、あなたはまず間違いなく、さらなる拒絶へ向かっています

まずは、相手の言うことを信じる

どんな関係においても、コミュニケーションはきわめて重要な要素です。

コミュニケーションがなければ、私たちはあらゆる種類の誤解、憤り、さまざまなみじめさに襲われてしまうでしょう。

コミュニケーションには、自分の弱さをさらけ出すこと、自分の心中の思いを口に出すことが求められます。そして、信頼も必要です

誰かに何かを言われた時には、相手が本気で言っているのだと信じましょう。説明が必要なら、それを求めるのは正当なことです。

けれども、永遠にそうというわけではありません。Annear氏によれば、何度も何度も連絡をとろうとするのは良い考えではないそうです。

関係が終わったあとも連絡をとる。ここで生じる疑問は、「なぜか?」ということです。かつてのパートナーに何を求めているのでしょうか?

私たちは、基本的欲求を他者に求めることがあります。とりわけ、人生の初期にそうした欲求が満たされなかった場合はそうです。

ですが、それは自分の内部で育まければいけません。終わった関係の再構築を期待しつづけたり、絶えずヨリを戻そうとしたりしていると、それができなくなってしまいます。

関係が終わったずっとあとも、相手にメールや電話をしつづけているのなら、あなたに必要なのは説明ではありません。必要なのは、先へ進むことです。

相手の心を取り戻そうとしない

ラブコメを見ていると、自分が本当に誰かと一緒になりたければ、ロマンチックで派手な振る舞いをしなければいけないのだという気がしてきますね。

ロマンス自体は、悪いものではありません。あなたが誰かを愛し、その人もあなたを愛している時なら、時間をかけてその愛をゆっくり楽しみ、表現するのは素敵なことです。

まあ、万人が眺めて楽しいものではないかもしれませんが、本人たちにとっては素敵なことです

けれども、あなたの感じている愛が相互のものではない場合は、ロマンチックな言動はだいたいにおいて、気持ちの悪い、奇妙なものにすぎません

あなたの(元)パートナーが、「あなたには○○○をしてもらわなければいけない、そうすればヨリを戻すための話しあいをしてもいい」と具体的に言ったのなら、あなたがしなければならないことはわかりきっています。○○○です。

あなたのパートナーは、関係がうまくいかなくなった理由をあなたに伝えたわけです。あなたはそれを受け入れることも、拒むこともできます。

けれど、関心がなくなったとしか言われなかったのなら、60本の薔薇を抱えて相手の職場に現れるのは、気のきいた行為ではありません。

それはストーカー行為です。

セルフイメージを手放す

恋愛における拒絶に、人がこれほど大きく反応してしまう一因は、私たちが関係のなかで自分の最高の姿を見せようとすることにあるとAnnear氏は説明しています。

誰かと会う時、私たちは自分の最高の面を表に出します。たいてい、そこには自分が欠点と見なすところは入っていません。

きまり悪く思う部分や、自分を悪く見せそうな部分、拒絶の原因になりかねないと感じる部分は含まれていないのです。

だいたいにおいて、自分の最高の面だと思うものが拒絶されたら、欠点(それが本物であれ思い過ごしであれ)が拒絶された時よりも、ひどく傷つきます

その痛みから立ち直っている最中の人に向けて、Annear氏は将来のためのアドバイスとして、次に新しい人に出会った時には、装った自分を捨て、ありのままの姿を見せることを勧めています。

(ありのままの姿を見せることは)怖いことですが、それはどんな時にも、あなたのすべてを受け入れてくれる人に出会い(あなたが変えようと努力している点があっても、それはかまいません。おそらく、それは良いことです)、恋愛に至る可能性のある相手と幸先の良いスタートを切り、包み隠すことのない関係を始めるための手段になります。

イメージの管理は、セールスの仕事のようなものです。それは自然でごく普通のことですが、自分の本当の姿を見せているわけではなく、あとあと拒絶される下地をつくることになります。

「完璧な」パートナーなど存在しません。

そこにいるのは人間、信じられないほどの美点と欠点を持った人間です。話を聞いてもらう、目を向けてもらう、褒められる、愛される。私たちはみな、そうした扱いを受ける価値のある存在です。

そして、自分自身からそうした扱いを受ける価値もあるのです。

あなたが手放さなければいけないのは、終わった恋愛の相手だけではありません。自分の想像のなかの自分自身も手放す必要があるのです。

よくよく考えれば、拒絶されてこれほど動揺する理由は、そこにあるのかもしれません。

そのかわりに、ありのままの自分を、別の誰かに愛してもらうことを目指してみてください。

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Aimée Lutkin - Lifehacker US[原文

訳:梅田智世/ガリレオ

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