iPhoneはまだ進化する、iOS 12.2の新機能15選!
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Appleが予告していた通り、iPhone向け最新版のiOSがリリースされました。
まだダウンロードしていない人や、iOSアップデートの通知を受け取っていない人は、「設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート」をタップすれば、ダウンロードすることができます。
少し時間がかかります。私の場合、それなりに高速インターネット接続で、ダウンロードとインストールに1時間ちょっとかかりました。
ダウンロードとインストールを待っている間に、アップデートしたら楽しめる目玉的な機能をいくつか紹介していきましょう。
1. 「Apple News+」

Appleに月額9.99ドル支払えば、ひとつのデジタルパッケージに様々な雑誌の定期購読を集約することができます。
このサービスを使うかどうか迷っている人は、1カ月のトライアルで楽しむこともできます。ただし、引き続き購読したくない人は、キャンセルするのをお忘れなく。
忘れてしまうと、翌月の月額料金が自動的に引き落とされます。Appleも発表していた通り、定期購読サービスはAppleの「ファミリー共有」で最大6人まで共有することができます。
誰か私を養子にしてくれませんか?(※日本ではサービス未提供)
2. カナダでも「Apple News」が利用可能に
カナダのAppleファンも、ついに「Apple News」が読めるよういなりました。もちろん、フランス語と英語の両方に対応しています。
日本はいつなんだろう?
3. さらに可愛くなった「Animoji」
自分の顔を動物にして、変わった小さなバーチャル動画を友だちに送りたい人に朗報です。今回はキリンと、サメと、イノシシと、フクロウが追加されています。
Appleさまへ:「Animoji」のApp Storeをオープンして、安心できるバーチャル顔文字をみんなにつくってもらったらどうでしょう。多分もっとサービスの収益が上がると思います。
4. 「Siri」と「Apple TV」
「Apple TV」を「tvOS 12.2」にアップデートし、iOSデバイスのOSを「iOS 12.2」にアップデートすると、「Apple TV」でさらに多くのことをコントロールできるようになります。
「MacRumors」にはこのように書いています。
「tvOS 12.2」と「iOS 12.2」を組み合わせると、iOSデバイスのSiriから、特定のメディアをApple TVで再生することができます。
たとえば、Siriに「居間のテレビで『Modern Family』を再生して」と頼んだり、「寝室のテレビで『 Pitch Perfect』を再生して」と頼むことができます。この機能は音楽、TV番組、映画で使用可能です。
5. 「5G E」のアイコン登場
AT&Tの契約者の場合、iPhoneの画面右上に「5G E」のアイコンが表示されていると思います。
これで友だちに、自分の方が接続が速いと自慢できます。友だちは「5G E」なんて、iPhoneが5G接続に対応してなかったら、AT&Tで言うところの「高速LTE」だろと言われるかもしれません。友だちなんてそんなものです。
6. 「メッセージ」の音質向上
これは単純なことですが、Appleは以前の8,000ヘルツのナローバンド音声コーデックAMRではなく、24,000ヘルツの別の音声コーデック(Opus)を採用したので、「メッセージ」に残す音声メッセージの音質が向上しました。
7. 「休止時間」がより細かく設定できる

iOSの「スクリーンタイム > 休止時間」が、何曜日の何時というより詳細な設定ができるようになりました
。iPhoneが「休止時間」モードになっている場合、(予め選んだ)特定のアプリと「電話」アプリしか使うことができなくなります。Facebookさん、残念でした。
「グループFacetime」が戻ってきた!
通話に応答する前に相手盗聴されてしまうという最悪のバグがなくなり、再び「グループFacetime」機能が使えるようになりました。またみんなで会話を楽しんでください。
8. サブスクリプションアプリの販売促進価格
Appleは、アプリ開発者がサブスクリプション用の販売促進価格を提供するのを認めるようになりました。
ですから、アプリを購入する時は、毎回支払いをするかサブスクリプションにするか、さらに賢明に考えたいものです。Appleは「iOS 12.2」リリース時に以下のように説明しています。
(中略)自動更新のサブスクリプションアプリは、既存と以前定額制を利用していた顧客に、特定の期間割引価格を提供することができます。
定額制のキャンセルをした顧客を取り戻したり、もう一度定額制にアップグレードしてもらうために、定額制の特別価格を利用することができます。
顧客がすでに新規の特別価格を利用していても、この定額制の特別価格を享受することができます。
9. Apple Mapsに空気質指標が追加

空気が汚染されやすい場所に住んでいる人は、Appleの「マップ」でも空気質を表示させることができます。
特定の場所の空気がどのような状態かを見るために、色分けされたフィルターを重ねることはできませんが、画面の右下に表示している場所の空気質の小さな指標が表示されます(十分にズームされた時に)。
また、この空気質指標や気象情報は「設定 > マップ」でオン/オフを切り替えることができます。
10. Apple製品(もしくはAppleプロトコルの製品)により対応
「AirPlay 2」対応の高価なテレビを持っている人は、「HomeKit」を追加することができます。
同じように、最新の「AirPods」や「Logitech Crayon」(iPad Pro用)にも「iOS 12.2」は対応しています。
11. 「AirPlay」が大人しくなる
「AirPlay」を使っている時に、iOSデバイスから「Apple TV」に指示を出すこともできます。
Appleは「AirPlayのマルチルーム再生で他のアプリを見ながら、AirPlayを遮ることなく、デバイスのローカルにある短い音声や動画ファイルを再生することもできます」と説明しています。
Redditorのrfguevarが言う「やった、密かにお楽しみに飛べるぞ(会議中に)」というのが言い得て妙だと思います。
12. 「Apple Pay」の最新の取引をマップに表示

Appleは「Wallet」のUIを少しアップデートし、「Apple Pay」の最新の取引をより見やすい表示にしました。
取引をしたお店・会社、場所、支払金額が表示され、項目をタップすると(取引をしたお店の場所をマップに表示するなど)より詳細な情報画面に行きます。
13. 「AirPower」が華々しくデビュー!
……というのは冗談です。
残念ながら、Appleは「iOS 12.2」のApple WatchのECG(心電図を測定できる)機能も地域によって分けているので、アメリカ以外の国に住んでいる人は初期化できません。
14. ポッドキャストに再生済みのマークができる

なぜかわかりませんが、Appleは以前「Podcasts」アプリにあった、エピソードを長押しすると“再生済み”のマークが付けられる機能をなくしてしまいました。
そして、「 iOS 12.2」でその機能が戻ってきたというわけです。
15. 「Safari」の検索でオートフィルしやすくなった

iOSで「Safari」を使うのが好きであれば、Appleはアドレスバーのオートフィル機能を微調整しました。
文字を入力し始めると、画面に推奨する検索語が表示されるので、その検索語をタップするだけで、すぐに検索結果を表示することができます。
検索語に文字列をさらに追加したい場合は、アドレスバーの文字の横に表示される、新しい青い矢印をタップしてもいいです。
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Image: Hadrian/Shutterstock.com, Apple
Source: Apple(1, 2, 3), MacRumors, Gizmodo(1, 2, 3), Reddit, I saw a power, 9to5mac
David Murphy - Lifehacker US[原文]
訳:的野裕子
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