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抑えがきかない幼児には「But」より、相手を肯定する「And」で伝えませんか?

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抑えがきかない幼児には「But」より、相手を肯定する「And」で伝えませんか?
Image: fizkes/Shutterstock.com

3歳(4歳でも8歳でもかまいませんが)の子どもに理屈を説こうとしたことがある人なら、それがたいていはイライラにつながる苦行になることをご存知でしょう。

幼児をコントロールするのは不可能です。

こういう事態に対して、私たちはどうやって対処しているのでしょうか? よく使われる手は、子どもの感情を認めながらも(「あなたの気持ちはわかるよ!」)、その感情の根拠がそもそも筋の通らないものだと説明するというやり方です。

「もっと遊び場でブランコに乗っていたいよね。でも、ママは車を動かさないといけないの」

たしかに、理にかなった方法に思えます。でも、効果的ではありません。子どもは相変わらず腹を立てたままで、あなたもイライラしたまま。どちらも敗者です。

子どもへの話しかけ方を変えよう

そこで、元認知心理学者で現在は小説家のMary Widdicks氏は、「The Washington Post」の記事の中で、簡単な軌道修正方法を提案しています。子どもに返事をする時には、「だけど/でも(but)」という言葉のかわりに「そして/それでね(and)」を使うという方法です。

「そして」を使えば、子どもの感情が不合理で筋が通っていなかったり、事実と矛盾していたりする場合でも、そうした感情を肯定することができます。どちらの立場も等しく妥当だ、と認められるわけです。

「そして」を使った実例

では、実際に使うとどうなるかを見てみましょう。

「もっと遊び場でブランコに乗っていたいね。それでね、ママは車を動かさないといけないんだよ」

「プール遊びはすごく楽しいよね。それでね、プールには、すぐにまた戻れるからね!」

「チーズ味のポップコーンが食べたいよね。それでね、ポップコーンは残ってないの。ひとつもない」

完璧ではないが、子どもの感情とその場の現実を肯定できる

この方法は、不機嫌を治す万能薬でしょうか? いいえ、そうではありません。そして、この方法は最初のとっかかりです。Widdicks氏は記事の中で、次のように述べています。

もちろん、口にする言葉を1つ置き換えるだけでは、かんしゃくが解消されることも、この世から親の罪悪感が消え去ることもないでしょう。何ごとも、そんなに簡単にはいきません。とはいえ、同情と理解という点では、驚くほど大きな効果があります。

私の2番目の息子は、パスタを茹でるにおいが大嫌いです。

そして、それなら単に、別の部屋に移動すれば良いだけです。そうやって表現すれば、息子は、沸騰するお湯の耐えがたい悪臭という自分の体験をまったく妥当なものだと感じながら、自分の責任で、自分自身の感覚に対処できます。

息子はまちがっていないのです。そして、その問題を解決するのは、親である私の責任ではないのです。

この方法なら、子どもの感情とその場の現実をどちらも肯定できます。この方法は、きっと大人にも使えるはずですね。

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Source: The Washington Post

Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文

訳:梅田智世/ガリレオ

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