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相手を不快にさせず巧みに動かす、心理学的トリック9選

相手を不快にさせず巧みに動かす、心理学的トリック9選
Image: Max Somma/Shutterstock.com

「あなたが使っている便利な心理学的「トリック」を教えてください」

Q&AサイトredditでPM_ME_UR_PUPPYDOGSさんが質問したところ、スレッドには多くの回答が寄せられました。その中から筆者が厳選した、秀逸な回答を紹介します。

最初は、usrnmtkn1さんによる、変化球の回答です。

目次

  1. 自分のアイデアを他人のアイデアとして紹介する
  2. ルール違反者のメンツを保つことで、行動を正す
  3. 知人との世間話を早々に切り上げる
  4. 皆を巻き込む
  5. いないところで褒める
  6. 非常事に他人を立ち直らせる
  7. 子どもの「なぜ」の連鎖を止める
  8. 変わったリマインダーを使う

1. 自分のアイデアを他人のアイデアとして紹介する

私はクリエイティブディレクターをしています。

素晴らしいクライアントに恵まれているのですが、その中には残念なマネジャーがちらほら。「自分のアイデアでなければいいアイデアではない」というマントラを地で行くような人たちです。

そんな相手に対しては、「Google(Tesla、Amazon、Samsungなどビッグネームなら何でも)がやっている方法なので、私たちもやってみませんか?」のように提案することがあります。

実際は私のアイデア、あるいは私のチームのアイデアなのですが。これは、まるで呪文のように効きます。

ただし、ご利用は控えめに。

どの企業や「思想リーダー」のアイデアだと相手が動くのか、常にチェックしておきましょう。

2. ルール違反者のメンツを保つことで、行動を正す

私は、悪いことをしてしまったけれどまだ修正可能な人のメンツを保つことに大賛成です。SSSS_car_goさんの回答より。

自然豊かな土地でハイキングパトロールをしています。

犬が禁止されているので、犬を連れている人を見つけるのが役目のひとつ。違反者に声をかける方法としてあるレンジャーから教えてもらったのが、「犬の散歩ができる場所を探しているのですか?」という質問。

そう尋ねることで、相手はルールを知らなかったフリができ、メンツを保てます(もちろん犬禁止の標識は出ているのですが)。

そして、犬と歩けるトレイルが載ったパンフレットを渡します。

Madsciさんはこう言います。

明らかに間違ったことをした人がいたら、思いつくかぎり最もネガティブでない理由でそうしたのだろう(たとえば、「犬禁止」サインを見落としてしまったのだろう)と心の中で考えましょう。そうすれば、相手にその説明を受け入れるチャンスを与えることができます。

Hasp3も同様のトリックを紹介しています。

他人の見習いたい部分には感謝しましょう。お客様を待たせてしまったなら、謝るのではなく、待ってくれたことや理解してくれたことに感謝するのです。驚くほど効果的ですよ。

3. 知人との世間話を早々に切り上げる

ニューヨークにいると、そこら中で知り合いに遭います。お互いに挨拶するのはいいのですが、それから会話を終えられなくなります。なぜって、どちらも自分から会話を終わらせるのは失礼だと考えているから。それはまるで、若者が手紙やメールを「OK, gotta go!」(もう行かなくちゃ)で終えるのと似ています。そんな私には、yungpubaさんのアドバイスが響きました。

妻に言わせれば、この方法はものすごくシンプルなのに人を思い通りに動かす方法だそうです。

知人(友達ではなく、ただ知っているだけの人)に遭ったら、挨拶をして、こんな風に会話をします。

私:やあ、[誰誰]さん。調子はどう? 元気そうだね!

相手:(笑)ありがとう。こっちは元気だよ。君はどう?

私:元気元気。今、[どこどこ]に[何何]をしに向かってんだ。君はここで何してるの?

相手:[どこどこ]に[何何]をしに。

私:そっか。それじゃあ、あまり引き留めておくわけにもいかないね。またね、[誰誰]さん!

相手の気分を害さず、会話を短く終える気まずさもなく、その場を離れやすい方法です。

このやり取りを読んで、私は身体的に楽になりました。

4. 皆を巻き込む

「自分は尊重されている」と感じさせること、あるいは「何か」という質問を「どれ」の質問に変えるだけで、他人から助けてもらえます。Aaronmicookさんのコメント。

私は今、6軒のレストランで働く240人の従業員のマネジメントをしています。必要なことをしてもらえずに困ることが多かったのですが、シンプルに「あなたの助けが必要」と言うだけで、彼らがやる気になってくれることを発見しました。人は誰も「自分は必要とされていて、違いを生み出すことができる」という自覚を持ちたいのです。

MediocrePaladinさんはこう言います。

私はいつも、「何か質問はありますか?」ではなく、「どんな質問がありますか?」と聞くことにしています。

Polyfuckeryさんも同様です。

何かが必要なときは、直接的かつ個人的に聞くことにしています。「誰かエピペンを持っている人はいますか?」ではなく、「エピペンを持っているのは誰ですか?」と聞くのがいいですよ。

5. いないところで褒める

jakobdeeさんは、こんな方法を勧めています。

職場での修羅場を避け、皆から好かれたければ、いないところで他人を褒めるのがオススメです。

Puru11さんは、陰口対策としてそれを実践しているそうです。

うちの会社にはときどき陰口をたたく人がいます。私は誰かの陰口を聞かされたら、「そうはいっても、Xはカスタマーサービスでは優秀だからね」とか、その人を褒めることで相手を黙らせることにしています。

呪文のように効きますし、「たわごとに付き合うつもりはないから消えて」というメッセージを伝えられます。

ただしこの方法、陰口派の人たちからの反感を買うかもしれないので、それなりの覚悟が必要です。

6. 非常事に他人を立ち直らせる

救急隊員のOrpheus91さんは、こんなコメントをしていました。

悲しみでふさぎこんでいる人がいたら、電話番号/住所/社会保障番号/誕生日などを聞くことで、感情が入り込む余地を作り、起こったことを話す余裕が生まれます。ですので、情報としてすでに知っている場合でも、我に返らせるためにこの質問をすることが多いです。

7. 子どもの「なぜ」の連鎖を止める

AD_Meridianさんは、Lifehackerでこのトリックを見つけたのかもしれません。

少し前、うちの末っ子(4歳)に「なぜなぜ」期が訪れました。ある記事で見つけたなぜなぜ対策が、「私はわからない。あなたはどう思う?」という質問。これは天のたまものです。子どもは自らの疑問に答え、親は「それはいいね」とフィードバックを送る。それだけで、子どもは前に進むことができるのです。こんな素晴らしい方法はありません。

8. 変わったリマインダーを使う

日々の雑務にToDoリストやアラートがうまくいかないという人は、Mooncake22さんの身体的記憶に訴えるトリックはどうでしょう。

何らかのモノを、普段の場所から動かしておくという方法です。そのモノを使う前に、やるべきことを思い出すためです。たとえば、寝る前にゴミを出さなければならないなら、枕をベッドの足側に置いておきます。dxltaさんによると、これは人気小説シリーズ「グレッグのダメ日記」にあった方法だとか。

9. 最後に

Surahさんによる最後のトリックは役に立つものではありませんが、オモシロ動画は撮れるかもしれません。

誰かに何かを手渡すと、必ず受け取ってくれます。すごく楽しいですよ。

ほかの回答を知りたければ、スレッドを読んでくださいね。

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Image: Max Somma/Shutterstock.com

Source: Reddit

Nick Douglas - Lifehacker US[原文

訳:堀込泰三

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