パワハラ、セクハラ、いじめ…。イヤなら「逃げて」しまえばいい
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自分のキャパシティというのは他人が推し量ることはできない。自分で本当に無理だと感じたらその場から身を引き、「逃げる」ことも必要だ。これは何もおかしなことでも恥ずかしいことでもない。動物全般、本能的にそうするのである。——佐藤優
「世の中、不平等や理不尽ばかりでつらい!」と嘆く現代人は多いですが、それは昔の人も同じ。
乱世を生きた先人の教えは、何百年、何千年経っても決して色あせることがありません。
そして、戦国時代の中国が舞台の漫画『キングダム』にも、激動の時代を生き抜くヒントが詰まっています。
読書家として知られる佐藤優さんの著書『武器を磨け』は、キングダムを題材にサバイバルの極意を学ぶというビジネス書です。
「逃げたら負け」ではないのです
“逃げる”というと一見情けない行為に思えますが、戦国時代の中国では立派な戦略として考えられていました。中国古典の『孫子兵法』にも、本当にピンチになったら逃げるのが一番良いと書かれています。
ブラック企業、パワハラ、モラハラ、セクハラ、いじめ…働く女性の周りには危険がいっぱいですが、時には“一目散に逃げる”ということも大切ですよ。
Image: Getty Images
Source: 佐藤優(著)/原泰久(原作 著)『武器を磨け』(SBクリエイティブ)
カフェグローブより転載(2018.12.21)
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