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絶え間ない口論や喧嘩を、建設的な議論に変えるための5つのTIPS

絶え間ない口論や喧嘩を、建設的な議論に変えるための5つのTIPS
Image: Pexels

恋人やパートナー、配偶者と喧嘩していると、「二度と喧嘩をしない」という期待はできなくなります。今回は、喧嘩を絶え間ない口論ではなく、建設的な議論にする方法をお教えします。

まず最初に、喧嘩をしている時、特に大事な人が相手の場合は、頭は冷静な判断ができていません。

『We Do: Saying Yes to a Relationship of Depth, True Connection and Enduring Love』の著者であり、セラピストのStan Tatkinは、喧嘩中のカップルが陥りやすい共通の問題に関する考察を、タイム誌の編集者Belinda Luscombeに語っていました。

Tatkinは、喧嘩の最中のカップルを撮影し、スポーツアナリストのようにその撮影テープを再生しました。この研究で、喧嘩に勝とうとする時、誰もが同じ間違いをしていることに気づきました。

そして、結局誰も喧嘩には勝たないのです。

1. 記憶は間違っている

Tatkinは、誰もが少し正気ではないと思わせようとしているように聞こえますが、実際は、頭に来ている時は特に、人間の記憶があまりにも頼りにならないことが多いというのが事実です。

「喧嘩に関する記憶は、両者とも何かしら間違っていることがよくあります。そのため、誰が正しいのかを見極めようとするのではなく、大抵は喧嘩を終わらせて埋め合わせをするだけのほうがいい」とTatkinは言っています。

しかし、喧嘩が起こらないようにするのではなく、絶え間なく喧嘩をしていて、一方がそれを否定しているような場合は、これでは答えにならないと思います。

長年にわたる喧嘩の根深さによって、喧嘩の仕方も変わります。しかし、何かささいなことで喧嘩をしている場合は、互いに違うようにそれを覚えているかもしれません。

2. 客観的ではない

一般的に喧嘩しているカップルの原因は、多かれ少なかれ相手の態度や考えにあることが多いです。相手が言っていないことを言ったと思い込んだり、態度で自分の考えを示したりします。

必ずしもそれは間違っているわけではありません。よく知る相手の場合、言葉ではないコミュニケーションをすることもあります。しかし、喧嘩をしている時は、脳が最高の状態で機能していないので、読み取り能力も無効になっています。

文字通り相手のことがよめなくなっているのは、科学的にも証明されているとTatkinは言います。

エラーを修正するために、互いに話さなければならない構造のネットワークがあります。また、このようなエラーを修正する脳の領域が働くには、十分な時間とエネルギーがなければなりません。お互いに怒っている時は、脳の動きが速すぎて、リソース不足な状態で、血液(酸素とブドウ糖)がその領域に十分に行き渡りません。

ですから、喧嘩の最中に誤解については話し合おうとするのは、悪い結果を招くことが多いのです。愛情と理解を示すことで状況を落ち着かせましょう。

二人とも落ち着いたら、自分が言おうとしていたことを相手がどのように受け取ったか、などに対処することができます。

3. 自分で思っているほど自分も明確ではない

喧嘩の多くは誤解をした結果です。

相手に対する認識は、怒りやストレスで影響を受ける可能性が高いので、自分に対する認識も同じです。自分は非常に明確にコミュニケーションをしていると思っていても、事実はそうではないかもしれません。話を聞いている相手も怒っている場合は、論理が飛躍していたり、脈絡のないことを言っていたりするかもしれません。では、一体どうすればいいのでしょうか?

Tatkinは「回避する方法のひとつはゆっくりと話すことです。“こういうことを言ってるんだよね?”“この言葉はこういう意味で使ってるんだよね?”と確認しましょう」と言っています。

恋愛の専門家は「怒るのではなく興味を持って」と言っています。言うは易く行うは難しですが、一般的にカップルは疑う(思い込まない)ということのメリットを十分に与えあっていない、とTatkinは言います。相手はいい人間だという前提で、何かについて勝手に思い込むのではなく、もう少し深く理解することができるかもしれないと考えましょう。

4. 面と向かって話していない

あまりいも多くの人がメールやチャットで喧嘩をしています。相手を誤解していることが問題だと思っている場合は、メールは最悪です。喧嘩をするなら面と向かってしてください。

「人間は視覚的な動物です。あなたが話している間、相手はあなたの目や口を見ています。自然とやっていることです。それで誤解の多くを修正することができます」と言っています。

確執を解消するのがうまい人であれば、トイレットペーパーを取ってくるのは誰の番かをメールで書いてもいいでしょう。しかし、もっと大きな問題や、長年にわたる問題は、同じ部屋で、互いに顔を合わせて話すのが一番です。

5. 一緒に働きかけていない

このようなTIPSはすべて、感情的に成熟し、相手に思いやりをもつことを求めています。いつも喧嘩をしているのであれば、それが足りないのかもしれません。

しかし、適切なことをしているのに、それでもわだかまりがあると感じている場合は、喧嘩の目的を見誤っているからかもしれません。Tatkinは、妥協と協力の区別をつけたほうがいいと言っています。

それぞれが自分の求めるものを妥協によって得ようとするのではなく、互いが持っているものをより良くする方向に構築していくと考えたほうがいいです。

相手が求めていることの間を取ることを意識するのではなく、相手の求めていることで自分がいいと思えるものを認めることから始まります。Tatkinはこのように言っています。

成果に共通のご褒美があると互いにわかっている場合、それを尊重している場合、互いに与え合っている場合、win-winに向かって働きかけている場合、それは妥協ではなく創造性であり取引です。

次のこと(解決)に向かって十分にボールを前進させることができ、問題をすぐに解決することができ、お昼ご飯を食べに出かけられます。

恋愛や人間関係は大変ですが、喧嘩の回数や誤解の量を減らすことで、解決がしやすくなります。つまり、ランチをしに行く余裕もできるということです。

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Image: Pexles

Source: Time

Aimée Lutkin - Lifehacker US[原文

訳:的野裕子

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