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子どもに無制限スクリーンタイムを与えようーただし、毎日の課題を達成してから

子どもに無制限スクリーンタイムを与えようーただし、毎日の課題を達成してから
Image: NadyaEugene/Shutterstock.com

私は、完全な集中が要求される仕事をしています。子どもたちにお菓子をねだりに来られたり、Netflixのチャンネル争いで口喧嘩をされたりすると、集中が妨げられてしまいます。

そこで、家族全員にとってうまくいく解決策を考えねばなりませんでした。そして、数年前の夏、素晴らしいアイデアを思いついたのです。

人が最も生産的になるのは朝である、という記事を読んだときに、子どもたちがスクリーン以外の活動に集中する「スケジュール」を設定し、それが終わったら、無制限のスクリーンタイムという報酬を与えることを思いつきました。

そうです、無制限のスクリーンタイムです。

無限スクリーンタイムの条件は?

学校が休みの間、子どもたちは、スクリーンの世界に飛び込む前に、4つの課題を達成する義務を負います。

1時間の運動1時間の創造的な活動1時間の読書1時間の家事を終えてから、デバイスを手に取ることが許可されます。

ただし、朝の5時から課題を始めて、私が仕事を始める前に、課題をすべて終わらせてしまうようなことはできないこととしました。

私たちは、同じ時間に「仕事」を始める約束をしました。私の仕事はパートタイムなので、子どもたちが午前中のルーチンを終わらせるのに合わせて、自分の仕事も終わらせることができます。

私が最初にこのルールを提案したとき、子どもたちは疑わしい視線を送ってきました。

課題を全部やったら、スクリーンのことでとやかく言われないで済むってこと?

と、聞き返してきました。

契約義務さえ果たせば、間違いなく報酬を与えると約束すると、子どもたちはすぐに同意してくれました。

最初は調整が必要

最初の数日間は、運動時間の調整が必要でした。

子どもが1時間、運動に没頭してくれたらありがたいのですが、実際は、バタフライで1時間泳ぎ続けられるようなオリンピックサイズのプールが裏庭にあるのでもないかぎり、10歳の子どもに1時間、運動し続けろと言うのは酷なことです。

私たちは、この問題を解決するために、体を動かし続けやすい運動にはどんなものがあるか、ブレインストーミングを行いました。

子どもたちは、自転車に乗る、スクーターで近所の公園まで行く、家の私道でバスケをする、といった候補を挙げてきました。長男が、運動の代わりに車を洗ってもいいかと聞いてきたときには、望外の喜びを感じたものです。

夏休みも何週間が過ぎるころには、私たちは安定したルーチンで動くようになっていて、素晴らしく充実した日々を過ごしていました。

家族全員がそれぞれのリズムで生活し、子どもたちは、自分で自分に合った活動を選ぶ権利があることを喜んでいました。

課題をこなす順番については厳格なルールを決めてなかったので、子どもたちはそれぞれ自分の好きなペースでこなしていました。

ルーティンが充実した時間に

予想外のボーナスもありました。子どもたちはよく、工作や読書に熱中するあまり時間を忘れ、1時間の枠を超えてしまいました

そして、子どもたちは、私が仕事をしている間は自分たちも「仕事」をしていてもいいと言ってくれました。午後には家族で充実した時間を過ごせることがわかっていたからです。

これは、双方にとってメリットがある申し出でした。

私たち家族はここ数年、このやり方でとてもうまくいっていますが、スクリーンタイムのルールをとり決めることは、一般的にはそれほど簡単ではないようです。

最近、『Social Media Wellness: Raising Tweens and Teens in an Unbalanced Digital World』の著者であるAna Homayoun氏と、ソーシャルメディアやスクリーンの使い方を子どもたちと話し合う方法について、話し合いました。

スクリーンタイムを意識的に使っている10代と、そうでない10代では、差がついてきます。

Homayoun氏は、スクリーンタイムについて、子どもたちと十分に話し合うことが重要だと言っていました。

厳しすぎるルールを決めたり、「スクリーンは一切禁止」にしてしまうと、子どもたちは反逆し、保護者の目を盗むようになります。

ソーシャルメディアは人とのつながりに関わります。10代の子どもは仲間とのつながりを感じたがっています

もちろん、スクリーンタイムについて、それぞれの保護者がそれぞれのルールを持っているでしょうし、子どものことを一番良く知っているのも保護者であることには異論はありません。

ただ、スクリーンタイムやソーシャルメディアの使い方をめぐる戦いに終止符を打ちたいなら、ゴールや、超えてはいけない境界線、意図的な使用について子どもたちと会話を始めるようにしてください。

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Image: NadyaEugene/Shutterstock.com

Source: Social Media Wellness: Raising Tweens and Teens in an Unbalanced Digital World, Ana Homayoun

Christine Burke - Lifehacker US[原文

伊藤貴之

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