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数秒黙ることの偉大さ、知ってる?

数秒黙ることの偉大さ、知ってる?

あの有名なNYC Basic Tips and Etiquetteの作者、ネイサン・W・パイルさんは、誰かと会話をしているときは、相手の発言にすぐに反応せず、黙って考える瞬間を持つべきだとアドバイスしています。

すぐに反応すると感情的になったり、会話が変な方向に拡大してしまうこともあります。ですから、ほんの少し間を置いてから答えることを推奨しています。

ネイサンさんは、イラストを交えて次のように説明しています。

発言する前にまずは沈黙を

最近、私は人の発言に反応する前に一瞬沈黙することにしています。これは私には新しい試みですが、会話ではこの小休止が最も大切かもしれないと思いはじめています。

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“Why I Pause Before I Speak” - a short piece I wrote for @buzzfeed

Nathan W Pyleさん(@nathanwpyle)がシェアした投稿 -

この短い沈黙の間に、私は次のように考えています。

私の世の中の見方は常に色のついた箱によって狭められています。この箱があるせいでクリアに見ることができません。この箱は私の利己心です。

さらに、私のこれまでの経験がフィルターになり、私の視界をさらに悪くしています。私が見るものは全て、このとても個人的なフィルターを通して見えています。

これは誰にでも当てはまることです。それで、誰かと会話をするときは、私とは異なる経験をしてきたせいで、世の中の見方が私と異なる人と対峙することになります。

ですから、私は、発言する前に、こうしたフィルターが私の意見にどのような影響を与えているか考える瞬間が必要なのです。

そして、相手の発言を解釈する前に、相手の経験が私の経験とどれほど異なる可能性があるか考える必要があります 。

オハイオ州に対する批判を事例としてみる

私の出身州であるオハイオ州のことを例として考えてみましょう。

私は自分がオハイオ州のことを客観的に見れないと自覚しています。誰かがオハイオ州の悪口を言うと、反論してしまいます。

あなたも、お気に入りのミュージシャンや本のことを悪く言われたら、そうなりませんか?

もし、お互いのフィルターのことを考慮する間を取らないと、誰かにネガティブなことを言われたら感情的な反応をしてしまいがちです。

でも、小休止して、それぞれの物の見方を考えてみると、そこまで気分を害さずに、もう少し余裕のある受け答えができます。

それだけでなく、お互いの経験を伝えあうと、会話のトーンも全然変わってきます。

私は相手がハイウェイで退屈した話に、相手は私の子ども時代の良い思い出に共感できるかもしれません。

完全に折り合うことは無いかもしれませんが、私は、このちょっとした訓練をすることで、うまくいった会話がたくさんあります。


もともとはBuzzFeedで公開されたネイサンさんのこのアドバイスは、Instagramで拡散しました。

多くの人々が、ちょっとの間「私が、私が」と自己主張するのをやめて、「なるほどね。彼のアドバイスを取り入れてみようかな」と思ったからです。

偶然にも、これは、このアドバイスの後半部分と一致しています。

ネイサンさんは、会話中に黙って一瞬小休止しているときは、自分の基準枠と相手の基準枠について考え、この基準枠の違いがどのような意見の不一致を招くかも考えています。

次に、この2つの異なる基準枠を、すぐに衝突させず、穏やかな会話で調和させるにはどうしたらいいか考えます。

これは、シンプルなアドバイスですが、大切なことを思い出させてくれます。

すぐに口論せず、ちょっと我慢すること、相互に理解を深め合うこと、相手の気に障ることをわざわざしないようにすること。その気になれば、誰でも実践できますね。

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Source: BuzzFeed, Instagram

Nick Douglas – Lifehacker US[原文

Photo: Joe deSousa

訳:春野ユリ

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