1日30分の「お悩みタイム」で心配性な自分に向き合おう
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心配しても、何かが解決することはめったにありません。
心配に心を乱されないように、心配するための特別な時間をもうけましょう。そうすれば、常に悩む必要がなくなりますよ。
心配する時間を持つべき理由
「Psychology Today」の記事の心理療法士のAmy Morinによると、心配する時間を1日の予定に組み込むと、徐々に心配が減ることを証明した研究があるそうです。
不安障害の人の場合は、医療の専門家の治療が必要になりますが、多くの人は単に際限のない心配や不安のループにとらわれているだけです。最悪の事態を想定してばかりいるので、それがあらゆる問題を引き起こしています。
過去のことや未来の心配事について思いを巡らせることで、今の瞬間にとどまることができなくなります。その結果、心配するせいでパフォーマンスが落ち、自分がやっているあらゆることに影響が出てきます。
また、人間関係にも大きな問題を起こすことも。酷い結果になると予測しているので、四六時中気を病んでいたり、会話で「もしこうなったらどうする…?」という質問ばかりしていたら、身の回りの人は疲れてうんざりします。
しかし、心配する時間を予定に組み込むことで、この問題を軽減できます。そのやり方は以下の通りです。
1. 30分の時間を空ける
予定表に心配する時間を30分取りましょう。
Morinは、毎日続けるには30分が最適ですが、就寝時間と近すぎないほうがいいと言っています。それ以上の時間はおそらく必要ありません。最初はもっと時間が必要だと思うかもしれませんが、30分に収めるようにしましょう。
2. 心配事に邪魔させない
すぐには関係ないことで、1日中何かに心配していると感じたら、それについては後で考える時間があると思い出しましょう。
心配や不安について考える時間があるので、その時に考えるのです。そして、その瞬間にやらなければならないこと、身の回りで起こっていることに意識を戻すようにしましょう。
3. ノートに書き出す
30分の心配タイムになったら、何が原因で心配や不安が引き起こされているのかをノートに書き出します。
書き出したものを見ていると、心配していることがいかに深刻、もしくは馬鹿げているかわかるので、ストレスから解放されることがあります。
そして、手放すことができます。Morinはすすめていませんが、心配事が頭に浮かんだ時にその場で書き留めるために、ノートをそばに置いておくのも役に立ちます。
これで心配や不安を忘れなければと不安にならずに済みます!
4. タイマーをセットする
30分が過ぎたら、タイマーが鳴り、その後24時間は心配や不安から解放されます。Morinは、2週間これを続けると、徐々にですが、ある程度結果が表れ始めると言っています。
Morinのクライアントは、全体的に心配や不安が減り、一日中心配することに精神力を使わないで済むので、気分も睡眠も良くなったと言う人が多いです。少なくとも、恐怖心が浮かび上がらないようになります。
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Image: Devenorr/Shutterstock.com
Source: Psychology Today
Aimée Lutkin - Lifehacker US[原文]
訳:的野裕子
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