
機能とスタイルを両立させたカメラバックパックで好評を博したエレコムの「off toco」シリーズ。実はビジネスにぴったりなPCバッグもあるんです。
今回はその中から、スリムなシルエットながら、中も外もアレンジして使い分け可能な『3WAY PC BackPack』をご紹介します。
混雑した電車の中でも使いやすく体に負担がかかりにくい
スリムなので混み合う電車の中でも気兼ねなく使えます。また、背負うときもスリムな方が重心が体の中心に近いので身体に負担がかかりにくいという利点があります。

以前の記事、「小さくても用途に合わせて組み替え可能なミニバックパック」で同シリーズのカメラバッグ『Backpack mini』をご紹介しましたので、『3WAY PC BackPack』を左に置いて比較してみました。幅は同じくらいですがもっと高さがあることがわかります。
『Backpack mini』はちょっと寸胴で可愛らしい雰囲気がありますが、『3WAY PC BackPack』はすらりとして、よりビジネスシーンに向いていると思います。
内部がアレンジできる構造はカメラバッグから継承

すらりとした『3WAY PC BackPack』ですが、『Backpack mini』と同じく一気室構造と二気室構造の2つに内部がアレンジ可能になっています。
小物を入れやすくPC専用ポケットもある上部

上部収納は横長で、縦方向に実測で12cmほどの深さがあります。
バックパック右上部にある引き手を持ち、二連ファスナーをツツツとスムーズに開閉することができます。
中にはメッシュのポケットがふたつと、ファスナー付きの横長メッシュポケット。また、ここには13.3インチまでのノートパソコンが収納可能な独立した収納ポケットもあります。
奥に入れたものも側面から取り出しやすい

下部の収納は縦長で、縦方向に24cmほどの深さ。
バックパックの側面(右側)には二連ファスナーがついていて大きく開き、バッグの底に入れたものも取り出しやすいです。
この上下の開閉ベロの先には磁石がついており、ファスナーを閉める際にはピタッとバックパック本体にベロがくっつき、綺麗に閉じてくれます。
空間を繋げれば大きなものや縦長のものも入る

上部の収納の底部分にはファスナーが付いており、解放すると上下の二気室が繋がって一気室に。深さが36cmになるので、これまで入らなかったような縦長のものも入ります。
ラケットもご覧の通り、入れることができました。
このような場合はバックパック上部のファスナーを閉めることはできませんが、ラケットを貫通させた状態でも上部のベロが磁石でくっつくので、中身がこぼれ落ちることはありません。
簡易ロックで安心感をプラス

また、ファスナーの引き手は磁石により簡易ロックができるようになっています。公式サイトでは「盗難防止に」と書いてありますが、本格的に盗難対策をするなら、ファスナー同士に鍵をかけるべきでしょう。
この簡易ロックの実際的な機能は、下部収納の開口部が思わぬ拍子に開いてしまわないように留めておける点だと思います。
バックパック? メッセンジャーバッグ? ハンドバッグ? 変化自在の持ち方アレンジ

『3WAY PC BackPack』のショルダーベルト部分は上下がバックルで繋がる形となっており、簡単に着脱できます。

背中にあたる面には外部にA4ファイルも収納可能なポケットが付いており、外したショルダーベルトの上半分をここに入れ込むことが可能。ショルダーベルトの下半分は背面下部左右にある穴から中に入れ込みます。
対角線上にショルダーベルトを繋いで、余った2つをポケットに入れ込めば、メッセンジャーバッグに早変わり。左右好きな方のショルダーベルトを繋げることが可能というのもいいですね。

ショルダーベルトを全部入れ込めば、バックパック上部の取っ手を持つハンドバッグスタイルに。

また、背面にはスーツケースのキャリーバーに通すことのできるベルトも付いているので旅行のときも便利です。
水筒だって濡れた傘だって…防水サイドポケット

さらに、バックパック側面(左側)のファスナーからは、水筒や傘などを入れられる内蔵式のサイドポケットにアクセスできます。撥水生地となっているため、濡れたものを入れても安心感があります。
ほかにも収納があり、細々したものが整理できる

収納はまだあります。表面の収納部分は薄くはありますが大きく開き、内部には上下にポケットが付いています。文庫本程度であれば難なく収納可能。ハンカチやティッシュ、ケーブル類を入れるのにもいいかもしれません。
また、開閉部分には大きな穴の付いたファスナーが2つついているため、鍵をつけられます。貴重品を入れるのもありでしょう。
機能は多いのに、価格はリーズナブル
『3WAY PC BackPack』は、これだけ工夫が詰まって見た目もスタイリッシュでありながら、Amazon.co.jpでの実売価格が6000円前後とお手頃な価格も魅力です。
なお、「水筒は持たないし、パソコンさえ入ればもっと薄くてもいい」という方には14インチまで収納可能で、よりスリムな『SMART PC BACKPACK』もあります。
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Photo: abcxyz
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