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「マルチタスク」をしてはいけない状況とは?

「マルチタスク」をしてはいけない状況とは?
Image: Artie Medvedev/shutterstock

いくつものボールを空中に浮かせながらジャグリングするのは大変なことですが、ちょっとしたマルチタスクのスキルは役に立ちます。もっとも、ジャグリング中にさらにテキストメッセージに返答しようとすれば、ボールは地面に落っこちてしまうでしょう。

同時に2つのことをしようとすると、1つに集中するよりも効率が落ちてしまうケースがあります。今回は、どういうときにそうなってしまうのか見分ける方法を紹介します。

この問題の答えは、サイト「Fast Company」が作成した素晴らしいフローチャートが導いてくれます。このチャートは、同時にやってしまいがちなタスクの組み合わせを3つのカテゴリーに分類しています。

カテゴリー1は、並行してやってもかまわないタスクの組み合わせです。カテゴリー3は、同時にやるべきでないタスクです。常識で考えればわかるものばかりですが、仕事が山積みになってくると、冷静に見分けることが難しくなります。

カテゴリー1:やってもよい

ここでは、お互いに助け合い、邪魔をしないタスクの組み合わせが挙げられています。たとえば、「会議中にメモをとる」「データを入力しながら分析も行う」などのケースです。

また、「セールスの電話を1件かけ終わるたびに話した内容をメモする」のように、あることを連続でしている最中に短いタスクが差し挟まれるというケースも含まれます。

ほかにも、集中を妨げている雑念を消すために今しているタスクを中断して、別のタスクを先に終わらせるといったケースもここに入ります。

正直言って私には、ここで挙げられているケースはどれもマルチタスクだとは思えません。あるタスクを中断して別のタスクをするのは、それほど難しいことではありません。

ここでの課題は、タスクの切り替えのときに、いかに集中力をそがれないようにするかだと思います。

どのタスクとどのタスクを組み合わせると生産性が高まるのかを、あらかじめよく考えて事前にプランしておくということが、ここで示されている最も重要なアドバイスではないでしょうか。

カテゴリー2:やるならよく注意して

このカテゴリーは少し複雑です。「会議中にメールをする」「クライアントと電話をしながら契約書を読む」「パネルディスカッションでステージの上にいるときにノートをぺらぺらとめくる」…こうしたマルチタスクは、何かを失うリスクをはらんでいます。

目の前にいる人たちよりもメールの受信箱の方がはるかに重要だという確信があったとしても、会議中にメールをイジっていると重要な情報を聞き逃してしまうリスクがあります。

また、契約書のように重要で複雑なものと向き合うときに、マルチタスクをするのは賢い考えではありません。誰だって、うっかり自分の魂を売ってしまいたくはないはずです。

自分が職場でやりがちなマルチタスクを思い浮かべて、それをやめたらどうなるか考えてみてください。おそらくそのマルチタスクは、あなたの生活をより楽にではなく、より苦しくしているはずです。

カテゴリー3:考えてもいけない

これは驚くほど健全なカテゴリーです。「Fast Company」は、とても重要なタスクに取り組んでいるときには、マルチタスクをすべきでないと考えています。

たとえば、リラックスした時間を過ごしているときや、家族と一緒にいるときなどがそうです。

仕事関係ではない大切な人たちと一緒にいるときは、仕事のメールをチェックしたり、クライアントに電話をかけたりしてはいけません。それが難しいのだという人もたくさんいるかと思いますが、とても健全なアドバイスです。

また、Fast Companyは企業面談など、非常に重要で完全な集中が要求される場面では、マルチタスクをすべきでないと考えています。まったくそのとおりです。また、運転中にテキストメッセージをいじってはいけないことは、誰でもわかっていますよね?

そんなことは常識だと言うかもしれませんが、私たちの多くが、一度にあまりにたくさんのことをやろうとしています。1つを選んで、それに集中してください。ソーシャルメディアは休憩のときに見るようにしましょう。がんばった自分へのご褒美にしてください。

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Image: Artie Medvedev/shutterstock

Source: Fast Company

Aimée Lutkin - Lifehacker US[原文

訳:伊藤貴之

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