今すぐやろう、死は目前かもしれない
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恐れすぎないでほしいのですが、誰もがいつかは死にます。「The Billfold」でEmily Maloneyが書いているように、予想以上に早く亡くなる人もいます。
親戚が亡くなって気が付いたこと
思いもよらなかった家族の死について書きながら、Maloneyは自身がなぜ「今すぐやる」人間になったのかを説明しています。
最近、思いがけず親戚を亡くしました。そこにいたはずの彼女が、もういないのです。彼女は亡くなってしまいました。
彼女ともっと一緒に過ごしたかったと思いました。それから突然、どういうわけか私は「今すぐやる」人間になりました。今すぐやらなければならないことは、すべてやりたいと思います。
仕事を終らせるのに10分だって待ちません。これまでは、ゴミを捨てたほうがいいなと思うまで、ゴミ箱のそばを3回、4回、いや12回くらい通り過ぎていました。
これからはそんなことはありません。今は、ゴミ箱の横を通り過ぎた時に、やらなければならないことがわかったら、靴を履き、マンションの横の容器にゴミを捨てに行きます。切手を買わなければならない場合は、すぐに郵便局に行きます。
誰もが死ぬのだということを、このように考えるのは間違っていたり、変だと感じたりするかもしれませんが、親戚が亡くなったことで、このように考えさせるものがありました。
自分が死ぬ時のことを考えると、請求書の電子化にも申し込んでおくべきかもしれません。
たった1つのことに集中しよう
Maloneyは、行動することは悲しみを癒やしてくれていると続けています。個人では、気候変動の脅威を救うことはできないかもしれませんが、「手紙を書かなければならないものに手紙を書くことはできる」とMaloneyは書いています。
“1つのことをやろう”と考えてください。ただし、毎日、常に、残りの人生ずっとです。すべての決断をすぐにしましょう。家でコーヒーをもっと淹れて飲みたいと思ったら、今コーヒーを淹れるのです。
毎日小さくても続けよう
このような考えは、新年の抱負と必ずしも関連している必要はありませんが、今の自分も常にその一年のうちです。
「何もしない日をこれ以上つくらない」という言葉のほうが近いかもしれません。目標や欲求に向かっているものであれば大きさは関係なく、1文書いてみる、1回腕立て伏せをやる、寝る前に古典を1ページ読むなど、毎日ひとつでも何かをやるという考え方です。
起こってほしいと思っていることに向かって1歩前に進めば、それは実現します。
もっと簡単に言えば、やらなければならないことを後回しにするのはやめて、すぐにやるということです。
「きちんと遺言を書きましょう。自分が死んだ時にやって欲しいことをきちんと説明しておきましょう。年金の受取人は、別れた配偶者ですか、それとも怠け者の兄弟ですか? 今すぐ書き換えましょう」とMaloneyは書いています。
忘れないでほしいのは、考えすぎないことです。
何もかも最適化する必要はありません。この考え方に参ってしまわないようにしてください。ただやってみようとしてください。
それで「自分に驚くかもしれない」とMaloneyは言っています。
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Image: rdonar/Shutterstock.com
Source: The Billfold
Alicia Adamczyk - Lifehacker US[原文]
訳:的野裕子