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オフィスワークの疲労感を高める、ついやりがちな9つの悪習慣

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オフィスワークの疲労感を高める、ついやりがちな9つの悪習慣
Image: LightField Studios/Shutterstock.com

誰しも、オフィスで疲れを感じることはあるでしょう。でも、疲労感や倦怠感がときどきではなく日常なら、対策が必要な深い問題が隠れているかもしれません。

疲れを感じる理由はたくさんあるので、医師や専門家に相談するのがベストです。でも、シンプルに考えると、問題をいくつかの悪習慣に集約することができます。

それらの習慣を断ち切るのは困難ですが、少しの決意と日々の小さな変化の積み重ねで、オフィスでの疲労感と決別しましょう。

1. 深夜のデジタル生活

これはオフィスでの習慣ではありません。ただ、昼間の体調に多大なるインパクトを与えるため、見過ごしてはならない習慣です。手っ取り早くいうと、デジタル機器のスクリーンは、睡眠の質に悪影響を及ぼします。

推奨される5から9時間の睡眠をとっていても、本当にリラックスした睡眠でなければ意味がありません。ご承知のように、睡眠や休憩というものは、量ではなく質が大切なのです。

最近では、スマホ、タブレット、コンピューター、テレビなどの人工的な光が睡眠の質を悪化させることがわかっています。

ですから、寝る前のメールチェックや、深夜のNetflixなどはやめましょう。寝る前の1時間はデジタルフリーが理想です。FluxTwilightなどのアプリも便利です。

2. 作業スペースが散らかっている

年に1度の大掃除で十分と思っているなら、考え直してください。もっと定期的な整理整頓を心がけましょう。

デスクが散らかっていると、ふとした瞬間に目に入る情報量が多すぎて、認知エネルギーを大きく消費します。

これが積み重なることで心のエネルギーが消費され、ストレスが増加しますミニマリストとまでは行かずとも、可能な限りデスクを整頓しておくことで、心の健康やエネルギーレベルに好影響が出ることは明らかです。

3. 画面の明るさや照明を無視している

最近のオフィスでは、眼精疲労が問題になっています。眼精疲労になると、大した体力を使ったわけでもないのに、目だけでなく全身に疲労を感じるようになります。

眼精疲労のよくある原因の1つが、スクリーンの明るさと環境光のミスマッチ。画面の明るさは、環境に合わせる必要があります。画面をまぶしく感じるなら、それは明るすぎる合図。逆にくすんで見えるようなら暗すぎです。

そうならないために、自動明るさ調整を有効にしましょう。また、明るすぎる部屋での作業は避けたほうが無難です。

暗い場所でコンピューターをしてはいけないと言われたことがあるかもしれません。それも部分的に真実で、目に恒久的な悪影響を及ぼすことはないものの、眼精疲労の発現を促す場合があります。

4. モニターの位置を無視している

デスク上のモニターの位置も重要です。ただ、正解はありません。あなたにぴったりの距離を、自分で見つけてください。

手順としては、まず腕の長さからはじめて、読みやすい位置を見つけます。画面が小さければ近い必要がありますし、大きければ遠くて済むでしょう。これを無視すると、目が疲れることになります。

最近のモニターは、近すぎるからといって目に悪いという証拠はありません。都市伝説に惑われる必要はなさそうです。

それから、モニターの高さも重要であることを忘れずに。高すぎると前頭部に緊張性頭痛が起こります。低すぎると姿勢が悪くなり、首を痛めます。

まっすぐ見たときに、モニターの上辺が目の高さにある状態がベストです。

5. 座りすぎ

座りすぎが健康によくないことは誰でも知っていますが、エネルギーが低下することもご存知でしたか? British Medical Journalに掲載の論文によると、長時間座っていると疲労感が増すというのです。

つまり、オフィスでどこも悪くないのに疲労を感じるときは、座りすぎが原因かもしれません。そこで、スタンディングデスクはいかがでしょう。シンプルな変化が、大きな違いを生む可能性があります。

よくあるスタンディングデスクの失敗談に気を付けながら、スタンディングデスク用のアクセサリをうまく使ってみてくださいね。

6. 姿勢が悪い

とはいえ、すぐにスタンディングデスクに切り替えられる人はごく一握りでしょう。椅子に座るしか選択肢がないという人は、正しい姿勢を心がけてください。

  • 120から135度で背もたれにもたれる。
  • お尻が椅子の背もたれに付くよう深く腰掛ける。
  • 足はべったり床につける(必要ならフットスツールを使う)。
  • まっすぐ座らない。
  • 前傾にならない。
  • アームレストは使わない。ひじに体重をかけない。

悪い姿勢でいると、エネルギーを無駄に使います。一方、正しい姿勢でいると、筋肉が比較的リラックスできるため、エネルギーを節約できます。これが、コンピューター疲労に打ち勝つ鍵かもしれません。

長期的には、悪い姿勢でいると寝付けなくなったり、筋肉が硬くなったり、猫背になったりします。そうならないためのクイック3分エクササイズをお試しあれ。

7. 定期的に休憩していない

短時間の頻繁な休憩は、これまでに紹介した問題のほとんどに対処できるため、疲労対策にぴったりです(ただし、立ち上がって席を離れる休憩でなければなりません)。

まず、休憩により、座りすぎが防げます。また、血流がよくなり、筋肉が活性化します。さらに、休憩中はコンピュータースクリーンを見ないので、目を休めることも可能です。

ポモドーロテクニックを併用すれば、生産性も向上します。ほかにも、休憩をリマインドする方法はたくさんあります。

もう1つ、水分補給も疲労対策に適しています。ですから、休憩のたびに水を1杯飲むといいでしょう。適切な水分補給をするだけでも、驚くほどの効果が期待できますよ。

8. 働きすぎ

これを書いている筆者は仕事中毒なので、働きすぎがもたらす身体的および精神的な悪影響は断言できます。また、働きすぎをやめたときの気持ちよさも保証します。

仕事中毒は、米国全土のオフィスワーカーの間で深刻な問題になりつつあります。医学上の正式な定義はありませんが、次のような状態は仕事中毒のサインかも。

  • 生産性を落とすのが怖い
  • 仕事から離れられない
  • 休憩中も仕事を追い求めてしまう
  • 健康や衛生を無視してしまう
  • 他人の仕事が気に入らない

これらの要素が、メンタルだけでなく身体的な疲労をもたらすことは明らかです(仕事中毒になるとオフィスで過ごす時間が長くなるため、ストレスや睡眠不足をもたらします)。

仕事中毒にはさまざまな側面があり、誰にでもきく万能な対策は存在しません。自分が仕事中毒だと感じる人は、セラピストやサポートグループに相談してください。

9. 季節性のうつ症状を無視している

季節性のうつ自体は悪習慣ではありませんが、その存在を無視することは悪習慣です。米国国立医学図書館は、こう述べています。

日照時間が減る冬季に、深刻な気分の変化を経験する人がいます。これは、季節性情動障害(SAD)と呼ばれる状態です。SADの症状は十人十色です。

症状には、不安、虚無感、イライラ、疲労感、混乱などがあります。季節性うつに悩まされている人には、症状を減らすための光療法ランプがおすすめです。

すべてに同時に対処しようとする

上記の問題の半分以上が当てはまっても、深刻に考える必要はありません。深呼吸をして、リラックスしてください。一晩ですべてをどうにかする必要はないのですから。

数分で直せるもの(モニターの位置など)もあれば、何カ月もかかるもの(姿勢を直すなど)もあるでしょう。ゆっくりでいいので、1つ1つ取り組んでみてください。

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Image: LightField Studios/Shutterstock.com

Source: flux, Google, All About Vision, BMJ

Original Article: 9 Bad Habits That Are Making You Tired at the Office by MakeUseOf

訳:掘込泰三

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