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3連休は人をより幸せに、生産的にする:研究調査

BUSINESS INSIDER JAPAN

3連休は人をより幸せに、生産的にする:研究調査
Image: Gettyimages
  • 科学的調査によって、人の幸福度と生産性には結びつきがあることが分かった。
  • 楽しみに費やす時間が増えると、人はより幸せになる傾向がある。
  • これは「週に4日働き、週末に3日休む」というアイデアを支持するものだ。自由な時間が増えれば、楽しみに費やせる時間が増えるからだ。
  • しかし、これに便乗する人や休み中に働くことになる人も出てくるだろう。

月曜日の朝、週末はとてつもなく遠くに感じられるだろう。

しかし、週に5日働くというアイデアは、いずれ過去のものになるかもしれない —— 少なくとも、イギリスの労働組合は最近、そうした制度を提唱している

オックスフォード大学サイード・ビジネス・スクールの准教授、ジャン・エマニュエル・デ・ネーヴェ(Jan-Emmanuel De Neve)氏によると、自分の好きなことに費やせる時間のある良いワーク・ライフ・バランスは、満足度を上げるための最優先事項だ —— そしてこれを実現する1つの方法が、週末を3日休みにすることだ。

週に働く日数を4日にすることは、ワーク・ライフ・バランスを改善し、生産性アップという幸せがもたらす可能性を伸ばすのに最適なバランスを実現するのに、ぴったりだと思います」デ・ネーヴェ氏は9月28日(現地時間)、BBCワールドニュースに語った

「(その恩恵は)勤務日を1日減らすことによって失われる生産性を上回ります」

今年春にニュージーランドで行われた8週間のトライアル調査から分かったことは、全体としては、週4日勤務にすることで、チームワークやワーク・エンゲージメントが向上する一方で、従業員のストレスが低減するということだ。

しかし、一部の従業員は多忙なスケジュールに追いつくため、週4日勤務というルールを破らなければならなかった。これは休日を1日増やすと、一部従業員が休みの日に働くことになる可能性を示唆している。

この研究では、仕事の質の実質的な向上は見られなかったが、被験者たちは3連休を楽しんだと回答した。

「仕事中、自分の人生や仕事に対して前向きであれば、より生産的になれる」と、デ・ネーヴェ氏は指摘する。

2015年のウォーリック大学のある研究も、週4日働き、週3日休むというアイデアを支持しているようだ。

この研究では、あるタスクに取り組む前にチョコレートをもらったり、コメディー・クリップを聞いた被験者は、事前に家族の死について考えたり、文章を書いた被験者よりも、生産性が8〜12%高かった。つまり、従業員の幸福度は作業効率に影響を及ぼすようだ。

週4日勤務を導入したからといって、生産性にすぐに変化が起こるわけではないだろう。だが、無駄にできる時間が少なくなることで、仕事を先延ばしにすることが減る可能性もある。

(もちろん、これに便乗しようとする人は常にいるだろうが)

私たちの働き方に大きな変化が起こるまでには、おそらくさらなる証拠が必要になるだろう。

しかし、週5日勤務が導入され、土曜日が休みになったのは、20世紀に入ってからのことだ。働き方は変わらない、と考える理由はない。

Image: Gettyimages

BUSINESSINSIDER JAPANより転載(2018.10.6公開)

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