コーヒーが脳の健康によい理由が判明。ローストは深煎りの一択で
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1日5杯までのコーヒー摂取は、糖尿病や心臓血管疾患のリスクを下げるということがハーバード大学の研究でわかっています。では、脳の健康にはどんな影響があるのでしょうか。
ポイントは焙煎にあり!
コーヒーといえばカフェイン。覚醒効果のあるカフェインに効果があるのかと思っていたら、どうやらそうではないようです。
Medical News Todayによるとカナダ、トロントにあるクレンビル脳研究所の研究で、コーヒーをロースト(焙煎)する際に生成されるフェニルインダンという物質がその鍵を握っていることがわかりました。
フェニルインダンには、アルツハイマー病やパーキンソン病につながるアミロイドβというタンパク質が脳にたまるのを防ぐ働きがあるそうです。
つまり、この成分の多いコーヒー摂取により脳の病気になるリスクを下げることができるというのが同研究所の見解です。
フェニルインダンは、焙煎過程で生成されるので、深煎りのコーヒーほど多く含まれています。だから、カフェインレスのコーヒーでも深煎りなら予防効果があるそうです。
これからは、焙煎度にも留意して飲みます
となると、これまでそれほど意識していなかった焙煎度が気になってきました。
「UCC上島珈琲」のサイトによると、焙煎レベルは8つ。焙煎度が浅いほうから、次のようになります。
<焙煎度について>
・ライトロースト
・シナモンロースト
・ミディアムロースト(アメリカンコーヒー)
・ハイロースト(レギュラーコーヒーに多い)
・シティロースト(標準的なロースト)
・フルシティロースト
・フレンチロースト
・イタリアンロースト
シティロースト以降の4つが「深炒り」と定義されています。
私は、ハイローストかシティローストを選ぶことが多かったのですが、これからはもっと深炒りに挑戦してみたくなりました。
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Source: Medical News Today,UCC
Image: Gettyimages
ぬえよしこ
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