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赤ペン、パーカー…。 アメリカの学校で禁止されている、意外なもの8選

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赤ペン、パーカー…。 アメリカの学校で禁止されている、意外なもの8選
リュックサックは、アメリカの一部の学校で禁止されている
Peter Wynn Thompson/AP

学校には「どうして? 」と思うような、ちょっと変わった禁止事項があったりする

アメリカも例外ではない。

どこに住んでいるかにもよるが、パーカー(フード付きトレーナー)やリュックサックが禁止されていることもある。辞書ですら、カリフォルニア州のある小学校ではしばらく持ち込みが禁止されていた。

近年、アメリカの学校で禁止されているちょっと意外なものを見ていこう

1. 赤ペン

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Image: Shutterstock

学校の先生は、子どもたちの間違いに印をつけるため、恐怖の赤ペンを何世代にもわたって使用してきた。赤色のインクは不快感を与えるとして、2000年代にはイギリスで複数の学校が、教師に赤ペンの使用を禁止した。

多くの人が、ミスをしたという不名誉を和らげるような違う色で教師に間違いを直してほしいと考えたからだ。

赤ペンは子どもたちのやる気を失わせる

イギリスのケント・ジュニアスクールの教頭、リチャード・サモンズ(Richard Sammonds)氏は2008年、Telegraphに語った

「(赤ペンには)"わたしのところまで来るように"とか"不十分"といった、ネガティブかつ保守的なニュアンスがある」

「わたしたちは書記や簿記係を育てているのではない。21世紀の労働力となる子どもたちに教育を与えようとしているんだ」

2. UGGのブーツ

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Wikimedia Commons

今日、大半の学校にとって、携帯電話は持ち込みを完全に禁止するには、あまりにも一般的になり過ぎた。

しかし、2012年にさかのぼれば、多くの学校が子どもたちのモバイル端末へのアクセスを禁止しようとした。ペンシルベニア州のある学校は、校内でアグ(UGG)のブーツを履くことまで禁止した多くの生徒がブーツを使って、携帯電話を隠すからだ。

当然、生徒や保護者は強く反発した。

「中学生が携帯電話を持つと決めたら、間違いなく、どんな靴を履こうと持つだろう」

ある保護者は、学校がブーツを禁止すると発表した後、フェイスブックに書きこんだ。

3. リュックサック

リュックサックは典型的な学校用品だが、アメリカでは多くの学校が禁止している。

アイオワ州やイリノイ州の一部の学校では、学校へのリュックサックの持ち込みを禁止した。教室に置いておくのに場所を取ることと、廊下でリュックサックを背負っていると往来の邪魔になるためだ。

他の学校では、学校における銃乱射事件が増えていることから、安全上の懸念があるとして、リュックサックの持ち込みを禁止するか、学校指定の透明なリュックサックを使うよう定めている。

4. ドッジボール

アメリカでは、ドッジボールは体育の授業に欠かせないものだった。

しかし、フロリダ州やニューヨーク州、メイン州、マサチューセッツ州、ニューハンプシャー州、テキサス州では、その暴力的な性質からいじめを助長するとして、ドッジボールを禁止している

5. 鬼ごっこ

ドッジボールも当たると痛いが、これは別次元の話だ。カリフォルニア州のある小学校は、昔ながらの鬼ごっこですら相手に激しくぶつかり過ぎるという理由で禁止した。

「児童たちには、校庭での鬼ごっこやタッチ・フットボールといった身体的な接触は禁止だと指導した」と、デービッド・フランケル(David Frankel)校長は保護者宛てに書いた

6. 辞書

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Flickr Creative Commons/Stock Catalog

みだらな内容を含むと思われる本を禁止するのは、昔から行われていることだ。

だが、カリフォルニア州マリエータのある学校はもう一歩踏み込んで、オーラルセックスに触れる記述があるとの保護者の苦情を受け、4年生と5年生の教室で辞書を禁止した

これは長くは続かなかった —— 数日後、教師と行政官は教室に辞書を戻すことを投票で決めた。妥協策として、学校は子どもたちに許可書を持ち帰らせ、不服のある保護者は別の辞書を使うことを選択できるようになった。

7. パーカー

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Flickr Creative Commons/Neil McIntosh

近年、マサチューセッツ州のピッツバーグウースターにある学校を含め、さまざまな学校がパーカー(フード付きトレーナー)を禁止している。

学校は安全面を懸念し、パーカーを着た子どもには、それを脱ぎ、1日の授業が終わるまでロッカーで保管するよう求めた。

一方、ペンシルベニア州のある学校では、学校にいる間、着てきたパーカーとクルーネックのトレーナーもしくはセーターを交換できるようにした

8. 宿題

少数ではあるが、一部の学校は宿題を禁止するため、大胆な措置を取っている。その1つがバーモント州にあるオーチャード・スクールだ。同校では2016年、教師はプリスクール生から5年生までの子どもには宿題を出さないと発表した。

その代わり、毎晩本を読み、外で遊び、家族と夕食をとり、よく眠るよう指導した

保護者からは、子どもが学業以外の関心事を追求する時間が増え、宿題が禁止される前に比べて、より多くの本を学校の外で読んでいるといった、肯定的な報告が上がっている

[原文:11 innocent-seeming things that have been banned from schools over the years

BUSINESS INSIDER JAPANより転載(2018.09.15)

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翻訳: Makiko Sato
編集: 山口佳美

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