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多読は、英語学習には不向き? 英語力が伸びる効果的なリーディング法とは

多読は、英語学習には不向き? 英語力が伸びる効果的なリーディング法とは
Image: Pixabay

多読とは、英文をたくさん読む英語学習方法のこと

日本では、多読だけで英語が伸びるなどと喧伝されていますが、じつは海外で多読の効果は賛否両論あるようです。

この記事では、なぜ読むだけでは英語が伸びないのか? 英語力を伸ばすためには、どのように何をリーディングをすればいいのかを紹介します。

普通の英文を読んでも、英語力が伸びない理由

たくさんの本を読んで、辞書を使わずに推測から単語の意味を理解し、そして覚える。これが、多読の一般的な学習方法です。

この方法で単語を覚えるには、記憶力にもよりますが、6回から10回は同じ単語を見る必要があるはず。

しかし、普通の本では、17万5,000語の文章(A4で400ページ)中で、同一単語が6回以上登場するのはたったの10%と言われています。つまり、400ページも読んで、覚えられる単語は、たったの200。

これは、実際に英語の小説を読んでみると実感できるはずです。

”I”、”that”、”of”、”Take”、”work”、”beautiful”のような、すでに学んだ基礎的な単語をのぞき、まだ習得していない単語に何度も遭遇することはありません。これでは、さすがに効率が悪すぎます。

多読の効果を活かすには、多読用の教材や専門書を読もう

では、どうすればよいのでしょう?

答えは、同じ単語が6回以上登場するように書かれた、多読専用の教材を読むことです。

グレイディッド・リーダー(Graded Readers)などの、使用する語彙や文法を修正して、さまざまなレベルの学習者が内容を理解し、読書を楽しめるように、工夫された多読用の英語教材です。

あるいは、専門書を読むのも効果的です。

例えば、「前置詞(preposition)」などの専門用語を小説で目にすることはめったにありませんが、文法の専門書を読めば、自然とすべての文法用語が身につくという感じです。


ちなみに、英語では多読を、Extensive reading, free reading, book flood または、reading for pleasureと言います。

多読の学習効果について、もっと詳しく知りたい方は、これらの単語を検索して、多読について英語で多読してみるとよいでしょう。

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Source: ERIC - Commentary: Response to McQuillan and Krashen (2008), Language Learning & Technology, 2008-Feb,What can readers read after graded readers?

Image: Pixabay

早瀧正治

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