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未知との出会いが人を魅了する感性を磨く。東京カフェブームの火付け役が語る「回り道人生」の重要さ

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未知との出会いが人を魅了する感性を磨く。東京カフェブームの火付け役が語る「回り道人生」の重要さ
Image: Mugendai(無限大)

多くの人が一度はあこがれる、飲食店の経営。しかし実際は競争が厳しく、生き残っていくだけでも大変といわれます。

そんな飲食業界において、人気店を次々と生み出した「東京カフェブームの草分け」とも称される人物が、IBMのWebメディアMugendai(無限大)に登場していました。立て続けにヒットを飛ばすその極意は、「回り道」な生き方にあるようです。

やりたいことがなく大学進学もせず。飲食業との出会いで進撃が始まる

ロングインタビューに答えていたのは、「Bowery Kitchen」「Lotus」「montoak」といった、流行に左右されない価値を持つ人気店を生み出した、空間プロデューサーの山本宇一さん

ご本人いわく「自由な気風の家庭」で育った山本さん。祖父は医師、父はカメラマンとまったく異なる生き方の2人に子どもの頃からいろいろな場所へ連れて行ってもらったそう。また、「やりたいことが見つからないから大学に行かない」という生き方も、尊重してくれたといいます。

そんな折、知り合いのつてで都市計画の研究所で働くこととなった山本さん。仕事を続けていくうちに、都市全体よりも「店舗を作る」ことに興味を抱き、やがて飲食業の世界に入っていきます。

夢が見つからなかった若い頃。東京カフェブームの火付け役が語る、「回り道人生」の重要さ
Image: Mugendai(無限大)

そのときには、すでに「飲食業に骨を埋める」と覚悟していた山本さん。まったくの未経験かつ従業員の立場ながら、社長がいないときにお店の内装や料理の盛り付け、制服といった細部に至るまで独断でアレンジし、シフトをあがるまえに戻していたそう。

その後、店の改装の際に意見とともに見せたノート1冊にまとめた改善案が社長からすべて快諾され、店の新しい名前まで採用されたのだとか。その頃から、抜群の行動力を持っていたのですね。

29歳からのスタート。人生における「回り道」の重要さとは

山本さんが飲食業界に入ったのは29歳、1店舗目を構えたのは34歳で、決して早いスタートとはいえませんでした。しかしそういった一見「回り道」に見えることにも、重要な意味があると山本さんは語ります。

僕の人生は「公園」のようだと感じています。公園って入口がいくつか存在して、どこからでも入れますよね。公園には花壇や、池や、小山があって、僕はそれをぐるぐる回って寄り道しなら、お気に入りの場所を見つけると立ち止まって。そのようにして、やりたいことを仕事にしました。

ほかにも「誰かが教えてくれるものを疑問もなく取り入れるだけでは、道は開けない」と指摘し、迷ったり寄り道したりしつつも、本当に価値のあるものを自分で見出すことが何より大事だと語ります。

夢が見つからなかった若い頃。東京カフェブームの火付け役が語る、「回り道人生」の重要さ
Image: Mugendai(無限大)

ビジネスでも大事なのは自身の足で歩き回り自分ならではの景色を見ること

そして、このような考え方は、飲食業に限らずほかのビジネスにも応用できると山本さんはいいます。

飲食業の世界では数々の結果を残してきた山本さんですが、都市計画に携わっていた頃には何度も「その企画、つまらないね」と評価されていたそう。ご本人いわく、それは誰もが思いつく企画だったからであり、重要なのは「他の人が見ていない景色」を目に焼き付けることだとし、以下のようにも語っています。

例えば、初めて訪れた街の路地をさまよって、偶然見つけたお店からインスピレーションを受けることだってあります。そういう運命的な出会いを求めるならば、やはり「現場」に出かけてみてほしい。(中略)もちろん、ネットを入口にするのは構いません。ただ、そこで得た情報だけで満足せず、執着心を持って、他の人がしていない体験をしてほしい。そこからやがて自分の「良い」と信じられるものや、自分だけの強みが見つかるはずです。

そのほかにも、山本さんが手がけるお店のヒットの秘密や、テクノロジー時代の飲食業のあり方など、業界を問わず楽しめるロングインタビューの続きは、Mugendai(無限大)からご覧ください。


Image: Mugendai(無限大)

Source: Mugendai(無限大)

渡邊徹則

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