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どんな機能が追加された? Microsoft Office 2019について知っておくべきことすべて

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どんな機能が追加された? Microsoft Office 2019について知っておくべきことすべて
Image: Piotr Swat/Shutterstock.com

9月下旬から、新しいMicrosoft Officeが登場し始めており、現在Microsoft Officeには2016、365、2019の3つのバージョンが存在します。

Office 2016や365と何が違うの? どんな機能が増えた(減った)の? いつから使えるの? といった質問に答えるべく、このガイドを書きました。

新バージョンのMicrosoft Officeに関心がある方は、ぜひ参考にしてください。

そもそもOffice 2019とは?

Office 2019は、ローカルで動くスタンドアローンの(つまりOffice 365のようにクラウドベースでない)Microsoft Officeです。買い切りなので、年間契約料のようなお金を払い続ける必要がありません。とはいえ、PC1台のみで使える1ライセンスをもらえるだけなので、Office 365のようにPC、タブレット、スマートフォンなどで同時に使うことは不可能です。

つまり、Office 2019はOffice 2016に代わる新バージョンであり、この3年間でOffice 365に投入された数々の新機能が加えられています。以下に、その一部について紹介しましょう。

Office 2019はいつから使えるの? いくらなの?

アメリカではすでに発売されていますが、まだ法人利用のみであり、個人用は数週間で発売される予定です(日本では2018年後半に発売予定。現在予約受付中)。つまり、個人用の価格はまだわからず、Microsoftの発表を待たなければなりません。

法人用バージョンでは「時を経て大きな価値が加わった」という理由で2016から10%の値上げをしていますので、個人用(現在「家庭および学生」バージョンが150ドル)もおそらく同程度の値上げになることが予想されます。

Windows7や8はサポート外

この点は大きく変更されています。

Office 2019にはWindows 10が必須です。つまり、Windows 7や8はサポートしていません。また、32ビット版と64ビット版が用意されています。

Macについては、Sierra(10.12)、High Sierra(10.13)、Mojave(10.14)の最新3つのmacOSをサポートしています。

Office 2019 for MacのOS要件は、macOSの新バージョンがリリースされるたびに、そのときの最新の3つのバージョンとなります。

つまり、最新の1つと、その前の2つです。たとえば、macOS 10.14がAppleから一般利用できるようになると、Office for Macのサポート対象はmacOS 10.12、10.13、10.14になります。

Office 2019 Wordの機能

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Image: Microsoft

Word 2019には、書き物をしているときの集中力を高めるためのモード、その名もフォーカスモードが導入されます。画面を暗くし、表示するUIを減らすことで、執筆に集中できるというモードです。

また、テキスト読み上げ、テキストスペーシング、翻訳機能などの「学習ツール」も追加されます。さらにMacユーザーは、Wordインターフェースのリボン(いわゆるドロップダウンメニュー)がカスタマイズ可能になります。

Office 2019 Outlookの機能

Wordと同様、Outlookにも新しいフォーカスモード「優先受信トレイ」が追加され、ワークフローの合理化とメール作成が楽になります。

「@」コマンドを使ってメール内で誰かをメンションすることもできます。また、アドレス帳が一新されました。

さらに、PCユーザーは旅行カードとサマリーカード、Macユーザーは新しいメールテンプレート、予約送信のための「後で送信」機能、開封確認などが使えるようになっています。

どちらのプラットフォームでも、Office 365グループの統合が可能です。

Office 2019 PowerPointの機能

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Image: Microsoft

プレゼンテーションにおけるメディアや視覚的要素が強化されています。

目立つものとしては、3Dモデルの表示や操作、SVGファイルをサポート/画面切り替えに「変形」が追加/4k UHD動画形式でプレゼンテーションをエキスポートできるように/編集時にペンシルを使った手書きとエレメントの移動が可能になどが挙げられます。

Office 2019 OneNoteの機能

OneNoteは、ほぼ間違いなくOffice 2019でもっとも進化したアプリです。

MicrosoftによるOneNote 2016のサポートは2025年まで続くとはいえ、完全にOneNote 2016を置き換えるものになるでしょう。

OneNote for Windows 10と呼ばれるこの新バージョンは、「手書き入力をテキストに変換(手書き認識)」機能、や、接続されたデバイス間での同期などの機能が改善されています。

Office 2019 Excelの機能

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Image: Microsoft

ついにExcelに多くの新機能が追加されました。

新たな数式やチャートの追加に加えて、2Dマップやタイムラインをサポートすることで、データをよりわかりやすく表現、整理することができます。PC版は、Power PivotとPower Queryがアップデートされ、Power BIへのエキスポートも可能になりました。

ペンシルのサポート強化とその他の改善

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Image: Microsoft

各プログラムのアップデートに加え、Office 2019全体での変更もあります。

特に大きなものが、デジタルペンシルへのサポート強化です。

たとえば「ローミングペンシルケース」では、ペンシルを使っての手書きやパーツの移動ができるほか、新たに筆圧や傾きの検知をサポートしています。

そのほかOffice 2019全体として、月に1度のセキュリティアップデートやネットワーク使用量の削減など、目に見えないところでの変更も加えられました。

Office 365はなくなっちゃうの?

そんなことはありません。

Microsoftは自社のサイトにおいて、Office 2019はクラウドベースのOffice 365の使用に必要なインターネットアクセスがない個人や企業向けに作られたスタンドアローンパッケージであると述べています。

それを示すかのように、Office 365にあるのにOffie 2019にはない機能がたくさんあります。特に、クラウドベースの機能やコラボレーション機能などは2019にはありません。

また、Microsoftも明言しているように、Office 2019には定期的なセキュリティアップデートはあっても、機能面でのアップデートはありません。これが、毎月のように新機能が追加されるOffice 365と大きく異なる点です。

つまり、Office 2019はOffice 365を凌駕する製品ではありませんし、それを意図したものでもありません。

とはいえ、Office 365の登場以来ないがしろにされた感覚を味わってきた一部のユーザーにとって、重要な役割を果たすことは間違いないでしょう。

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Brendan Hesse - Lifehacker US[原文

訳:掘込泰三

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